こんにちは、LandScape Plus主宰の羽海野渉です。
さて、来る2017年5月7日(日)、東京流通センター第2展示場にて開催されます〝第24回文学フリマ東京〟にて新刊『PRANK! Vol.4 エンターテイメントの臨界点』を頒布することを発表させて頂きます。
〝批評の常識をひっくり返すカルチャー誌〟として創刊いたしました『PRANK!』シリーズ最新刊である『Vol.4』では特集として「エンターテイメントの臨界点」を冠しました。これは庵野秀明の近年発表した作品群(主に『シン・ゴジラ』と「日本アニメ(-ター)見本市」)とライトノベル及びラノベ文芸の諸作品が、エンターテイメントの臨界点となっているのではないか? との問いから名づけられたものです。
では、ここから寄稿者及びタイトルについて発表いたします。なお、記載は掲載順、敬称略です。
①Nag「コモンズにおける悲劇と夢――庵野秀明さんの夢」
②なーる「向こう見ずのその先――アニメ(-ター)見本市の未来とは」
③すぱんくtheはにー「シン・ゴジリオン――祝福される/記念の印としてのゴジラ」
④マジマヨシキ「拾五時ゴジラ」
⑤gurgur717「最近のライトノベルとラノベ文芸」
⑥なーる「そこに確かにある絆――将棋にまつわるエトセトラ」
⑦よだす@ラノベハスラー放送局「ウェブ小説の書籍化に関する欠点と克服について」
⑧小菊菜「キャラクター小説と表紙」
⑨夏鎖芽羽「ライトノベル・ラノベ文芸のレーベル数増加とオススメ作品」
⑩邸和歌「精神構造相関性野﨑まど剛性」
⑪一田和樹「公募探偵の試験官」
⑫羽海野渉「ライトノベル試論」
以上の12本が本書に収められる原稿になります。①~④が庵野秀明関連、⑤~⑫がライトノベル及びラノベ文芸関連のものとなりました。なお、④⑪は論考ではなく小説です。特に⑪は『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社文庫)の一田氏によるオリジナル掌編です。渾身のサイバーミステリとなりますのでお楽しみください。
また、本書の頒布に合わせましてツイキャスの配信を予定しております。こちらも合わせてお楽しみ頂けましたら幸いです。
それでは、5月7日、東京流通センターにてお待ちしております。
- タイトル:PRANK! Vol.4 エンターテイメントの臨界点
- 体裁:A5判 124ページ(表紙除く)
- 発行日:2017年5月7日
- 発行者:羽海野渉
- 表紙イラスト:うっきー
- 発行所:LandScape plus
- イベント特別価格:税込800円
- 頒布:第24回文学フリマ東京 オ-38 LandScape Plus
- 推奨ハッシュタグ:#prank_hyoron
文:羽海野渉
-
次の記事2017-05-18 22:00:00『PRANK!』委託情報(2017年6月13日現在)
-
前の記事これより過去の記事はありません。