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初心者向け:コードフォームの記憶法
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初心者向け:コードフォームの記憶法

2014-06-25 21:20

    配信の中で出た話ではないけれど、なんとなくまとめたことを投下。
    どれだけ参考になるかは不明。またまた初心者向けな話題。


    初心者向け:コードフォームの記憶法

    ギターにとってコードを鳴らすことは、それなりに大きな比重を占めます。
    たくさんコードを知っていることは、それだけ応用力につながるともいえます。
    しかし、たくさんのコードフォームを覚えるということは、
    漠然と捉えてしまうと大きな負担になるように感じられるでしょう。
    特にギターをはじめたばかりの人であれば、
    そんなにたくさん覚えられるだろうかと、不安を感じるかもしれません。
    ここでは、コードの捉え方、覚え方について、軽く触れてみます。


    初心者向けということで、まずはざっくりとシンプルに行きます。
    基本のコードフォームとして押さえておくとよい形は、
    メジャー・マイナー合わせて8つです。
    具体的には、
    メジャーコードについては「C」「D」「F」「G」「B」の5つ



    マイナーコードについては「Dm」「Fm」「Bm」の3つです。

    これらを覚えれば、あとはそのフォームの平行移動や部分的抽出で、
    メジャーコード・マイナーコードを網羅できます。
    注意するべき点は、
    それぞれのコードフォームのルート音の位置(上の図の赤で示したポジション)と、
    レギュラーチューニングにおける指板上の音の配置覚えることです。



    これを押さえれば、ごく基本的なコードはコードブックなしでも対処できるようになります。


    以下、少し突っ込んだ解説をします。
    まず、基本として、コードというものは、3つ以上の異なる音名を持つ音の集合体です。
    また、コードはコードネームによってそこに含まれる音名が明示されています
    言い換えれば、コードネームはコードに含まれている音名を元に、
    一定の決まりに則して付けられるもので、
    そのコードネームをつける決まりごとさえ覚えていれば
    コードネームから、そのコードに含まれる音名がすべてわかるということです。
    このときのコードネームを決定する決まりごとは、
    含まれる音を、基準となる音(根音、ルート音)に対する相対的な音程差で把握・表現し、
    コードネームに対する修飾でその構成を示すことになります。

    コード表記の基本ですが、コードネームはまずルート音を明示します。
    Cメジャー(表記:C CM Cmajなど)であればルート音はC
    Fマイナー(表記:Fmなど)であればルート音はFです。
    ルート音に続けてメジャー・マイナーの別を示す表記がつきます(上記の通り)。
    メジャーコードにはルート音に対して4f上の長3度(M3rd)の音が、
    マイナーコードにはルート音に対して3f上の短3度(m3rd)の音が、
    含まれているというお約束があります。
    また、コードには特に何も表記がなければお約束として、
    ルート音に対して完全5度(7フレット上)の音が含まれているものと扱います。
    つまり、Cというコード表記からは、C・E・Gの3つの音が
    Dというコード表記からは、D・F#・Aの3つの音が、
    Fmというコード表記からは、F・G#・Cの3つの音が
    Emというコード表記からは、E・G・Bの3つの音が
    そこに含まれていることがわかるという仕組みになっています。
    音程差をフレットで表現すれば、
    メジャーコードはルート音に、4f上と7f上にある音を足したもの
    マイナーコードはルート音に、3f上と7f上にある音を足したもの

    と置き換えられます(同じ音名であれば、オクターブ違いの音を含めても良い)。
    まずはこの仕組みと決まりごとを把握しておくとよいでしょう。
    (コードネームに数字などが付くケース、上記の例外になる特殊なケースについては、
    説明が複雑になるので、ここでは割愛します)

    コードを鳴らすということは、コードネームで示された音を楽器で鳴らすことです。
    ギターでどこを押さえて音を鳴らせばどの音名の音が出る、ということは、
    チューニングが一定であれば決まっています
    つまり、コードフォームは、そのコードを鳴らすために
    必要な音が出るポジションを整理し、図式化したものといえます。


    次にコードフォームについて触れていきますが、
    指板の音名の配置図と、コードフォームの図を改めて見直してみてください。
    コードフォームの図については、ルート音の位置に注意して、
    指板の音名の配置図と重ね合わせて比べて見ると良いでしょう。
    (例えば、各コードフォームがそのコードになる根拠を、
    ルート音の位置を指板上の音の配置と照らし合わせて把握してみてください)

    また、下にFコードとEコードの比較と、BmコードとAmコードの比較を示します。



    これらの比較図から、EコードやAmコードでの開放弦を0fバレーとみなした場合
    コードフォームが平行移動することによって
    別のルートを持つコードに移動していること
    を把握してください。
    つまり、ここで少数のコードフォームを覚えればよいといっているのは、
    このように同じコードフォームを平行移動することで
    ルート音が異なる別のコードを鳴らすことができる

    ということを根拠としているわけです。
    実際に、指板上の音程を参考に、コードフォームのルート音の位置に注意して、
    いろいろなポジションにコードフォームを平行移動して鳴らし、
    各コードの響きを体験してみるとよいでしょう。
    (同じコードを別ポジションで鳴らし、聞き比べてみるのもよいでしょう)

    また、以下にBとBm、DとDm、FとFmのコードフォームを比較として示します。



    上でも文章で触れましたが、メジャーコードとマイナーコードの違いは、
    3度の音が長3度か短3度か、という、3度の音の半音の音程差にあります。
    その違いがコードフォームからも読み取れることを再確認しておくとよいでしょう。
    (この記事の図中の緑のポジションが3度の音に当たります)
    このことを考慮に入れれば、実質的には5つのコードフォームを覚えるだけで
    メジャー・マイナーの基本的なコードを網羅できます。

    以上、コードフォームの覚え方についての話でした。


    なお、コードを鳴らすということは、コードフォームを満たすことではなく
    コードに必要な音を鳴らすことであることには注意が必要です。
    ギター初心者によくある勘違いとして、コードフォーム通りに押さえて鳴らせば大丈夫
    と考えてしまいがちなところがありますが、
    コードフォームはあくまでチューニングが一定であることを前提とした上で
    コードに必要な音を拾い集めるためのポジションの一例を示す図に過ぎません。
    チューニングが違えばコードフォームも変化しますし、
    チューニングが狂っていては、コードフォームがあっていても音は不正確になります。
    また、コードフォーム=コードの種類ではありませんので、
    一つのコードに対して、複数の押さえ方(コードフォーム)があることも普通です。
    指板の図や形にとらわれて、音への意識を忘れないように気をつけましょう。


    参考になれば幸いです。

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