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コード・スケール・10
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コード・スケール・10

2015-01-29 20:40

    ブロマガ活用の一環として、音楽理論的な話題を投入。
    今回もまだコード・スケールの話。
    ようやくまとめようと想定していた分の最終分。
    この話、誰が求めてるの?とか聞かない。大事なお約束である。
    使っている用語等については、学問的には誤っている可能性があります。
    なお、状況に応じて、ここの文章を加筆・修正することがあり得ます。
    (間違いとか直せるところは後でこっそり直す予感)


    コード・スケール・10

    前回は、後続のコードとの関連からコード・スケールを検討しました。
    今回は前回の続きを整理していきます。


    後続のコード・スケールからコード・スケールを構成する

    ドミナントモーションによる連結・続き

    前回、ドミナントモーションを構成するドミナントセブンス・コードについて、
    そのコード・スケールを解決先のコードのコード・スケールから構成することを検討し、
    後続がメジャー・コードマイナー・コードマイナーセブンス・コード
    マイナーセブンスb5th・コードの場合のそれぞれについて、整理しました。
    今回は、後続がドミナントセブンス・コードの場合を取り上げて、
    それらを整理していきます。


    ドミナントセブンス・コード

    ドミナントセブンス・コードはこれまでにも触れてきたとおり、
    コード・スケールとして設定され得るスケールが多岐に渡ります。

    これまでに触れてきたドミナントセブンス・コードと関連するスケールとしては、
    ミクソリディアン・スケールリディアンb7th・スケール
    ミクソリディアンb6th・スケールハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール
    スパニッシュ8ノート・スケールオルタード・スケール
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
    ホールトーン・スケール
    の8種類のスケールが挙げられます。
    それらのコード・スケールを持つドミナントセブンス・コードに解決する場合の、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールについて、
    順に触れていきます。

    ミクソリディアン・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ミクソリディアン・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(ミクソリディアン・スケール)との対応関係

    ミクソリディアン・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールも
    ミクソリディアン・スケールが構成されます。

    リディアンb7th・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4thP5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ミクソリディアン・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    ドミナントセブンス・コード(リディアンb7th・スケール)との対応関係

    リディアンb7th・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールは、
    ミクソリディアン・スケールが構成されます。

    ミクソリディアンb6th・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール /
    スパニッシュ8ノート・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール[修正後]
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    スパニッシュ8ノート・スケール[修正後]
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(ミクソリディアンb6th・スケール)との対応関係

    ミクソリディアンb6th・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールは、
    長6度が特徴になる一般的ではないスケールになります。
    これはメジャースケール長6度
    半音下げて短6度にしたハーモニックメジャー・スケール
    第5音から並べ直したスケール
    と一致しますが、いずれも一般的な名称を持ちません
    そのため、実用段階では導き出されたコード・スケールの長6度短6度修正し、
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールをコード・スケールとして扱うことが
    多くあります。
    また、後続のドミナントセブンス・コード短7度を、
    先行するドミナントセブンス・コード増2度オルタードテンションとして取り入れ、
    上と同じく長6度短6度に修正すると、
    スパニッシュ8ノート・スケールが構成されます。

    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール /
    スパニッシュ8ノート・スケール /
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール /
    オルタード・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール[修正後]
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    スパニッシュ8ノート・スケール[修正後]
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    オルタード・スケール[修正後]
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール)との対応関係

    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールを根拠とする
    ドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールとしては、
    前項のミクソリディアンb6th・スケールの場合と同様の
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールまたは
    スパニッシュ8ノート・スケールの、短6度の代わりに長6度を持つ
    一般的ではないスケールが構成されます。
    これらについても実用段階では、前項と同様、長6度短6度に修正し
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール
    スパニッシュ8ノート・スケールとして、
    後続のドミナントセブンス・コードのコード・スケールとすることが多くあります。
    また、減5度にあたる後続のコードの短2度を採用すると、
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケールが構成されます。
    さらに、ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールを導いたのと同様の修正を加え、
    完全5度の音を削除すると、オルタード・スケールが構成されます。

    このケースでは、結果として
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールスパニッシュ8ノート・スケール
    コンディミオルタード・スケールの4つのスケールが、
    先行のドミナントセブンス・コードのコード・スケールとして設定され得る
    ということになります。

    スパニッシュ8ノート・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール /
    スパニッシュ8ノート・スケール /
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール /
    オルタード・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    スパニッシュ8ノート・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    オルタード・スケール[修正後]
    vbvivibviiviiibiiii#iiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(スパニッシュ8ノート・スケール)との対応関係

    スパニッシュ8ノート・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールとしては、
    前項のハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールと同じ結果が得られます。

    なお、増2度長3度が共存するスパニッシュ8ノート・スケールの特徴的な構成について、
    増2度は先行するドミナントセブンス・コードでは短6度に相当し、
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケールスパニッシュ8ノート・スケール
    オルタード・スケールの根拠になります。
    長3度を採用する場合、先行するドミナントセブンス・コードでは長6度に相当し、
    無名の2つのスケールと、コンディミの根拠になります。

    オルタード・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール /
    スパニッシュ8ノート・スケール /
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール /
    オルタード・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    スパニッシュ8ノート・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    オルタード・スケール[修正後]
    vbvivibviiviiibiiii#iiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(オルタード・スケール)との対応関係

    オルタード・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールとしては、
    前項のスパニッシュ8ノート・スケールと同じ結果が得られます。

    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ミクソリディアンb6th・スケール /
    ミクソリディアン・スケール /
    ホールトーン・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ミクソリディアンb6th・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ミクソリディアン・スケール
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ホールトーン・スケール
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(コンディミ)との対応関係

    コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケールを根拠とする
    ドミナントセブンス・コードに解決する場合、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールとしては、
    ミクソリディアンb6th・スケールミクソリディアン・スケール
    ホールトーン・スケールが構成されます。

    ホールトーン・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th

    ドミナントセブンス・コード:ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール /
    スパニッシュ8ノート・スケール

    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール[修正後]
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    無名
    P1stm2ndM2ndm3rdM3rdP4thaug4th
    dim5th
    P5thm6thM6thm7thM7th
    スパニッシュ8ノート・スケール[修正後]
    vbvivibviiviiibiiiibiiiiiiiv#iv
    bv
    ドミナントセブンス・コード(ホールトーン・スケール)との対応関係

    ホールトーン・スケールを根拠とするドミナントセブンス・コードに解決する場合も、
    先行するドミナントセブンス・コードのコード・スケールは、
    長6度が特徴になる一般的ではないスケールになります。
    こちらも長6度に修正を加え、ハーモニックマイナーP5thビロウ・スケール
    スパニッシュ8ノート・スケールをコード・スケールとして構成するのは、
    ミクソリディアンb6th・スケールをコード・スケールにもつコードに
    解決するケースと同じです。


    ドミナントセブンス・コードの連結における
    後続のコードからコード・スケールを構成することについて整理してみました。


    以上、コード・スケールのことについて、10回に分けて整理してみました。
    とっつきにくい内容ですが、うまく消化できれば作曲・編曲コードアレンジ
    インプロヴィゼーションなどに応用が利くと思います。
    かなりラフにまとめているので、より詳細な内容を知りたい場合は、
    音楽理論について解説している本を当たることをお勧めします。
    参考になれば幸いです。

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