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21杯目、バッドビートを嘆く
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21杯目、バッドビートを嘆く

2021-01-30 18:00
    どうもです。
    巷ではキャラコンが始まったようですが、そもそも私はすぐキャラ変えてしまうタイプの人間なので愛着が薄いんですよね……
    一応今使用しているアルバはイメージありますが、他はその時のノリでいじってます。
    キャラコン登録はしようと思いますが、いいねガチ集めがいる中でひょろっとやったところで感はあります。


    今回は心理的なお話です。
    強靭なメンタルの方にはあまり関係ないかと思います。


    ・なぜ人はバッドビートを嘆くのか
    「ハンドAAからフロップにA出たのに、ターンとリバーでストレート作られて負けた」とか、「ターンででA入りフラッシュ作ってオールインしたらリバーでストフラ出された」のような、「劇的な逆転」をくらうことを「バッドビート」と言いますが、ポーカースタジアムにせよライブポーカーにせよ、Twitterにはこのバッドビートを嘆く投稿が多々あります。
    以前のAKが滑ることの記事で、「人は確率の低い事象のほうが印象に残る」というのを書きましたが、もう少し拡大して考えてみました。



    先に結論だけ述べておくと、「どうあがいても試行回数が追いつかない」というのが嘆きの原因かと思います。


    先にあげたようなバッドビートは、基本的にフロップ以降の状況を踏まえて起きるものがほとんどです。例外としてポケットドミネイトからのフラッシュのようなケースもありますが、どちらにせよこれらのバッドビートは「同一状況が再現されにくい」ものになります。例えば、自分のハンドがAのポケットで、相手のハンドがT9スーテッド、フロップボードがA96で相手のフラッシュはありえないとします。
    ここからT9側が勝つには、9を2枚連続で落とすか、8と7を連続で落とすかのいずれかが必要になります。この確率が3%程度しかありませんので、もし起きればバッドビートと言って問題ないでしょう。
    しかし、このハンドとボードの組み合わせを別の機会に再現できるか、というとその確率はバッドビートになるよりもさらに低確率です。
    確率というものは、試行回数が多ければ計算で求めた値に収束するものです。ところがその試行回数が意図的に増やせない、今回でいえばランダムハンドの組み合わせが多すぎて再現されることがほぼない状態では、低い確率を引いてしまうと収束しないままその確率に対する試行が終わってしまいます。
    上記の3%をもし引かれたとしたら、同じケースであと32回勝たないと収束しません。そもそも同じ状況が32回も起きないので、収束の見通しが立たなくなることが、バッドビートに対する嘆きの要因かと思います。


    ・バッドビートは双方想定外である
    プリフロップオールイン以外でフロップ以降におけるバッドビートは、ボードの状況に合わせて双方がベットした結果生まれるものです。ベット/レイズした側は、「そのボードで勝てる要因がある」「そのボードでフォールドさせる要因がある」と思っていますし、コールした側は「そのボードで勝てる要因がある」と思っているはずです。

    結局のところ、自分が勝てると思っていた要因が実際の状態と離れている側が「現状不利」になります。そしてバッドビートはこの不利局面が低確率によって覆ってしまうことになりますが、そもそも不利側も「そんなことが起きなくても勝てる」と思っているはずなので、基本的には「どちらのプレイヤーも想定外である」のがバッドビートと言えると思います。

    この話における「勝てる」の前提として、ストレートドローやフラッシュドローのような「引きに行く」ことを狙う状態から完成させることを含みません。これらはそもそもが引けば95点、引けなければ0点という前提のハンドになるため、ある程度「負け」を考慮したうえでの勝負をしているはずなのです。そういう意味では、「バッドビートを狙った意図的なプレイ」とも言えます。
    とはいえ、これらがハイカードからスリーカードに昇格して勝った、とかならば想定外のバッドビートと言ってもいいかもしれませんが……

    もっともここまでの話は、あくまで双方がある程度テキサスホールデムをわかっていることが前提です。とりあえず無心でぶち込め!みたいなタイプや、どちらかがショートスタックになってどうしようもない局面とのバッドビートはボードが何であろうと回避しようがないので、負けても気にしないことをオススメします。


    ・バッドビートは運が悪いだけなのか
    一般的にバッドビートは「運がなかった」で終わらせてしまうことがほとんどです。理由のひとつとして、先程から何度か書いている「再現性が低いから」という部分があります。同じことは早々起きないのだから、気にせず次に行こうってやつです。

    ただ、この「再現性が低い」状況がなぜ出来上がってしまったのか、という点においてはプレイヤーが悪手を打っている可能性もあります。

    よくあるパターンが、釣りチェックです。
    例えば自分がアーリーポジションの時、フロップでポケットがセットスリーカードになったけども、チェックして持ってないように装ったことがある人は多いでしょう。
    結果相手もベットせずにチェックアラウンドでターンになり、相手にドローハンドができ、焦ってベットしたが相手もドロー期待でコールし、結果リバーでドロー完成……なんてことがよくあります。

    上記のケースにおける問題点は2つあります。そもそもプリフロップのアクションが問題という可能性もありますが、それはとりあえず無視します。

    1つは、相手にフォールドさせる機会を損失していることです。フロップでチェックせずにベットしていれば、その時点で相手がコールする要素はないのでフォールドを選ぶ可能性が非常に高くなります。
    チェックで回してしまうと、相手はフォールドすること自体を検討する必要がなくなります。どんなにタイトなプレイヤーだとしても絶対にフォールドしません。
    相手にフォールドするタイミングを与えないことは、自分の勝利を確定させるタイミングを逃すことと同義です。

    もうひとつは、自分のハンドの強さを主張できていないことです。
    フロップチェックアラウンドからターンでアーリーポジションからベットしても、「今ヒットした」か「誰も持っていないからベットした」くらいにしか見えません。そうなると、本来1番落としたいドローハンドに対して圧がかからないのです。ドロー側からすれば、ワンペアだろうがツーペアだろうがセットだろうが、ボードペアがない限りは大した差が無いのです。


    で、ここまで読んでもらって申し訳ないのですが、

    これは全て結果論でしかありません。


    もちろん明確な悪手というものも存在しますが、バッドビートにおけるプレイングの是非は、結局バッドビート発生後に検討するのです。そうなると、先程あげたようなドローへの昇格要素が出るか出ないかというところで悪い目が出ることを前提に話を進めてしまい、その部分の確率を話から除外してしまうのです。
    例えば、自分が8のポケット、相手がQJsだと想定して、フロップがK82で相手スートが1枚だったとします。この時、ターンで相手にドローが発生する確率は約36%です。その後フラッシュなら約15%、ストレートなら17%か8%程の確率でしか成立しないのです。
    また、相手がKxのワンペアと想定した場合、
    その時点で相手の勝率は良くて5%程度です。

    上位ポケットに対して負けるのはポケットvsポケットの宿命なのでどうにもならないですが、こういった「ドロー成立すら低い」状況でその先に起きるかもしれない低確率のバッドビートを警戒したプレイなんてしていたら、稼げるものも稼げなくなります。

    結果に引きずられず、流れとして期待値の高いプレイができているならば、結果的な悪手は深く考えなくてもいいかと思います。
    さすがに789モノトーンとかだったら考えるところはありますが。



    ということでバッドビートの話でした。
    実際バッドビートは覚えていても、同レベルの逆バッドビートなんてすぐ忘れてしまうものなので、一過性の出来事として流せるようになるのが1番かとは思います。ファイナルヘッズとかだとそうも言ってられないでしょうけど。

    今回は割と短めですがここまで、ではでは。

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