11月16日、野党5党1会派(自由党、立憲民主党、国民民主党、無所属の会、日本共産党、社会民主党)による「入管法の拙速審議を許さない! 野党合同院内集会」が国会内で開かれ、入管法の審議状況や問題点などについて各党派の代表者より報告された。
自由党の日吉雄太国会対策委員長は「今回の入管法は、ニーズ、調査、運用の面ですべてデタラメの法案。『深刻な人手不足に対応するため』と言いながら、どこが足らないのか全くわからない。 今いる技能実習生制度の実態調査も杜撰で、要求資料すら出てこない。運用も決まっておらず、非常に曖昧で全く詰めきれていない。これでどうやって審議するのか。安倍総理の権力の私物化、外国人労働者の人権侵害にもつながる本法案の廃案に向け、野党一致結束して戦う」と力強く訴えた。