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kanaさん のコメント

かずくんジム行こう
No.8
138ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
24日に行われた アパレルブランド「 Desigual(デシグアル) 」が 先着100名に洋服 が無料でもらえる というイベントに行ってきた。 場所は原宿で、到着したのはまだ薄暗い深夜3時30ごろである。こんな時間にも関わらずすでにお店の前には数十人の列が徹夜待ちを行っていた。まだ深夜なので大声をあげると警備員に注意されるのでみんな黙って待機している。 深夜3時30にはすでに30名以上の列が並んでいた。悪質な割り込みもない。 先頭の人は 深夜12時からずっと並んでいるのだという。 すごい根性だ。 長蛇の列は時間が経過するにつれてどんどんと伸びてくる。先頭グループは酒盛りをしたり警備員とも仲良くなってハイタッチで盛り上がっているようだ。こんな若者の中にこんなおっさんが居てもいいのか不安だ。 夜が明けだんだんと人も増えてきた。早朝4時ごろはまだ40名ほどである。 早朝になり、始発の時間になるとだんだんと並ぶお客さんも増えて来た。10時まではまだ5時間以上もあるがみんな大人しく耐え忍んでいた。男女の比率は男性7割女性3割といった感じだ。 Desigual(デシグアル)のスタッフも気兼ねなく撮影に応じてくれたぞ 朝9時ごろ、ようやく先着100名にゼッケン番号の書いてあるプレートが貰え首にぶら下げる。先着100名のみがもらえる名誉ある勲章だ。 みんな待ちに待った瞬間で、ようやく笑顔も見受けられた。もう、このころには300人以上が集まりこの通り全体が、長蛇の列で埋め尽くされていた。俺は35番だ。 ちゃんと水着を履いてるかチェックをされ、ズボンのベルトを締める暇もなくお店から少し離れた更衣室まで歩く。忙しいぞ。 片手にはビデオカメラを持ち、 周りからは完全に異様な人種 と思われてないか不安である。 ここで、みんな同意書なるものを記入する。結構ちゃんとチェックしていて、それを書き終わったら特製のバッグを受け取り、その中に入っていたバスローブにその場で着替える。リボンのついた麦わら帽子もかぶったら準備はOKだ。 更衣室から出てくるとこんな格好になる。やたら派手なバスローブで、これじゃあまるでお祭りに着ていくハッピみたいであるが、俺一人ではない。 覆面を被っての参加は俺一人だったけど。 みんな、まだ照れくさそうである。しかし、中にはお祭り気分で、すでに出来上がって奇声をあげたりハイテンションな人達もいた。待ってる間に、全員に砂糖をまぶしたチュロスと清涼飲料水が配布された。 3…2…1…0!! のカウントダウンと同時に、みんな一斉にバスローブを脱ぎ捨て水着姿になる。 まさに蛹(サナギ)から蝶になる瞬間である。女性物は1Fと3Fフロア、男性物は2Fのフロアにあった。 しかし、流石日本人だ。店内は我先にと服を引っ張り合うような漫画に出てくるバーゲンセールのおばさんのような姿もなくみんな慌てることなく淡々と自分に似合う洋服を選ぶ姿が見受けられた。 写真撮影会に無理やり乱入したおかげで後ろで苦笑された。 挙動不審でコミュ障の俺は、 完全に若者のテンションに置いてけぼりになった。 俺が無料で仕入れたのは冬物の おしゃれなジャケット(2万5千円ほど)とジーンズ(1万円) が無料で手に入った。約6時間強並んで良かった。 今回思ったのは先着100名から漏れたのお客さん達も自分がイベントに参加できなかったと暴動が起きることもなく大人しく帰路したり店内でも大混乱にもならずモラルとマナーが守られたことであろうか。むしろ、迷惑だったのは勝手にニコ生中継を始めた自分だったのでは?と思ったぐらいだ。 しかもちゃんと並んでる際もゴミを放置せず、立ち小便をする人もいなかった。そんな羞恥心を保ちつつもイベントを楽しんでる人達が大勢いた。 この太っ腹なサービス心とユニークなイベントがまたあれば是非とも時間を浪費してでも参加するべきである。なんせ無料なのだから。 これは長時間の試練に耐えた者のみ与えられた至福のひと時を感じられる画期的なイベントであった。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv142414472 Desigual(デシグアル) http://www.desigual.com/ja_JP (写真 ガジェット通信 まさんじ) 記者名: 横山 緑 プロフィール: ニコニコ生放送のトークカテゴリで人気の放送者。トレードマークのマスク姿でさまざまな企画を自ら考案し、実施している。 コミュニティ: co1827022 ガジェット通信記者リンク: http://getnews.jp/archives/author/midori
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