joseさん のコメント
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近年ネットでの一般人の配信は盛んになり、最近ではひとつの文化として定着している。既存のテレビタレントで配信をする人もロンドンブーツ1号2号の田村淳をはじめとして増えてきつつあるが、最近、有吉弘行が発言したよう、にネット配信に対して苦言を呈する反応もある。そういった中で、テレビタレントとは別に、テレビ業界で裏方として働いている人はニコ生やネット放送をどう見ているのであろうか。知り合いにテレビマンがいたので、話を聞いてみることにした。
聞き取り対象者の名は匿名でNさんとする。30代半ばの女性である。国立大学を卒業しテレビ制作会社に入社。その後フリーとなり、東京のキー局やいくつかの地方のテレビ局でディレクター等の仕事に従事。ニコニコ生放送のチャンネル放送(スポーツ系)の仕事の経験もある。ツイキャスは知らないとのこと。
■ニコ生をどの程度まで知っていたり見ていますか?
あまり見たことはありません。チャンネル放送をしていたときにそのチャンネル放送や関係のある放送は見たことがあります。
フェイスブックに韓国人や在日朝鮮・韓国人の友達が多く、彼らの日記や朝鮮・韓国人に批判的な日本人の日記のリンクから、そのような朝鮮に関する内容の放送を見たことはあります。コメントが凄かったですね。
■ネット放送のリアルタイム性についてどう思いますか?
コメントは品がない感じもしますが、それが人間の本質なんだろうなとも思います。チャンネル放送に携わって思ったところでは、コメントや意見はありがたくおもしろい、役に立つ存在だなということです。テレビとは全く違い、良くも悪くも反響が伝わってくる。視聴者数が分かるのもありがたかったです。チャンネル放送では当初コメントで、ある程度の批判あったのですが、放送を続けていくにつれ批判がなくなっていくという、意見・世論の変化を感じたところが凄いと思いました。
テレビ局が意見をいただけるときというのは例えばプレゼント企画などでハガキをいただくときなのですが、プレゼント目的のときに書かれている感想とは意見の真剣さが違い、悪い意見も聞けていいですね。
■周りのテレビマンとニコ生の話は出ますか?どのような話をしますか?
話は出ます。テレビマンはニコ生のように、番組に対するリアクションが欲しいという話をよくしています。また、やっているTV番組をニコ生の番組でできればいいねと話すこともあります。実際は権利関係の問題で難しいわけですが。
ニコ生でのネタを見て、テレビでできないかなと思う人もいますよ。テレビマンは制作方法に型があるので、型にはまっていないニコ生を見て「素人」の突拍子もないネタを仕入れたりする人もいます。具体的には、例えばですがTV番組「モニタリング」のような、「○○して道端に立っていたらどうなるか」といったようなものですね。
■ネット番組に関する特徴的なエピソードがあれば教えてください
私は2011年の東日本大震災後にニュース番組を作っていたのですが、当時は原発関係で例えば学者が変な事を言うとキャスティングに影響することもあったようです。しかし多くのスタッフは何が真実かわからない状況だったのです。そのときネットの番組の討論会をテレビマンは見て調べて、真実がわかるのではないかということで見ていました。
■テレビとネットはどうなっていくと思いますか?
私は、これからテレビとネットは離れていくと思います。ネットにTVが勝てない部分もあります。ただTVもネットを締め出している部分があります。これが変わらない限り近づいていくことはないのではないでしょうか。ネットはよりマニアックになっていくと思います。TVは今のままでしょうか。
ネットとTVの融合というのはTV制作の現場では2000年2001年あたりによく言われており、ネットで番組を作ったりいろいろ考えられてきたりやってきたりしていたのですが、TVがネットを嫌っている部分もありますので・・・。TVはスポンサー絡みといった番組制作の制約もありますし。
■ニコ生に期待することは
人間の本音の部分、ダークな部分、少数派のニーズを満たす役割をネットが担っていると思います。よって、マニアックな趣向に対して、視聴者の欲求を満たし、視聴者どうしが交流でき、結果ライフスタイルが充実するようなコンテンツがもっとネット放送において極まってほしいと思います。
■インタビューを終えて
取材対象者がユーザー生を多く知らないこともあったものの、私の質問の仕方と持って行き方も良くなかったことがあり、質問内容がテレビとネットという大きな問題に拡散してしまったきらいがありますが、ご質問等をいただけましたらそれを元にもっと踏み込んだ話を聞ければと思います。 追記 12月26日(木) の横山副編集長の叱咤激励(?)を受け、急遽作成しました。
「おすすめ!年末のユーザー生放送予約番組!」
(編集部注:記事執筆時点の内容になります。)
クリスマスも終わり、年末年始の雰囲気が高まっています。
そこで、年末の気になるユーザー生放送を独断と偏見でチョイスしてみました。(コミュニティ限定放送を除く)
2013/12/28(土)02:00 開始(放送者: ストレンジラブ さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv163487869
凸待ちでは凸者さんの2013年ベスト10を聞くという双方向型の企画のようです。
2013/12/28(土)14:00 開始(放送者: げんにー さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv163817159
ラブライブというのは、サンライズ×ランティス×G'sマガジンが送り出す新世代(バーチャル)アイドルプロジェクトだそうです。これらの曲について、アンケートにて、可能性を感じた良曲をレコード大賞風に賞してピックアップしていく企画のようです。
2013/12/29(日)13:00 開始(放送者: MOTTY さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv163391891
短時間で多くのゲームを攻略していくという、紅白歌合戦になぞらえた特別企画のようです。
2013/12/29(日)18:00 開始(放送者: 急く さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv163765681
2013年に公開された映画を、ネタバレに気をつけながら独自にランキングし紹介する企画のようです。
2013/12/31(火)22:00 開始(放送者: 音夢音夢ミクナール さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv163739015
年末には第九(ベートーベンの交響曲 第9番ニ短調作品125)をはじめとしたクラシックコンサートがテレビ、街のホール問わず行われますが、それをニコ生でやってしまうという企画のようです。
最後に、ライフログに関係ある以下の放送を。
2013/12/31(火)16:00 開始(放送者:横山緑 さん)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv164339648
ライフログの副編集長、横山緑氏がリスナーとともに歩く年末行事。今年は都心近くの千葉県浦安市舞浜からアクアラインの千葉県側である木更津市を目指すとのこと。
この原稿を書いているさなかに新たに放送の予約がいくつか入りましたし、予約枠を突然取ったり、取らずにはじまる配信もあると思われます。年末、配信を見られる方は良き配信とともに良い新年をお迎えください。
【生主(ネット放送者)が気ままに活動するチャンネルです。活動をおこなわない月もありますのでご了承の上入会お願いします。有料チャンネルですが無料チャンネルやユーザー生より凄いかというと特に違いはありませんのであまり期待なさらず、まったりとお楽しみください。】―
―ライフログ〜生主ブロマガ〜は「ネットで活動している面白い人の活動を伝えるブロマガ」です。積極的に自分自身をネットに投入して人生の記録「ライフログ」を残している人たちの活動を記事や放送で紹介していきます。みなさんのご支援に感謝します。
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