【第3回】音程と度数、コードについて学ぼう!
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【第3回】音程と度数、コードについて学ぼう!

2018-05-13 14:13

    ~目次~
    ・音程
    ・コード(和音)



    前回はマイナー・スケールや平行調について記述しました。
    今回は音程とコードについて詳しく説明していけたらと思っています。



    《音程(インターバル)と度数》

    第一回の記事にも説明しましたが、音程とは何だったでしょうか?
    スケールと辿る際に全音や半音の組み合わせがあり、その音の幅のことを音程と呼びました。
    では今回は度数について覚えていきましょう!





    そもそも何故、度数を覚えるのかということから先に説明します。
    理論を説明する場合、CMキーを基準に話すことがどうしても多くなるのですが
    Cメジャー・スケールだけ覚えても他のDメジャーなどのスケールを丸暗記するのはかなり非効率です。

    そこで役立つのが音程と度数なのです!
    少し知識量が増えてしまうかもしれませんが、焦らずゆっくり覚えましょう。





    ※Cメジャー・スケールを数字へ。



    まず鍵盤を見て下さい。C~C(オクターヴ上)のアルファベットを数字に置き換えます。
    C=Ⅰ度
    D⇨Ⅱ度
    E⇨Ⅲ度
    F⇨Ⅳ度
    G⇨Ⅴ度
    A⇨Ⅵ度
    B⇨Ⅶ度
    C(オクターヴ上)⇨Ⅷ度



    このいくつかの度数にはある”規定の呼び方”が存在します。



    ※メジャー・スケールを基準に・・・

    --------------------------------------------------------------
    完全系
    まず初めに覚えていただきたいのは完全(Perfect)度数です。
    完全系はⅠ度・Ⅳ度・Ⅴ度・Ⅷ度のⅣ種類に分類されます。

    P1度とかP4度とか言われます。名前からして完全な音なわけですので、響きが気持ち良いものがこれですね。
    これはメジャーにもマイナーにもあります。
    メジャー・スケールではCとFとGの3つの音が完全度数となります。


    長短系
    Ⅱ度・Ⅲ度・Ⅵ度・Ⅶ度は長短に分かれます。
    Ⅰ度から見てⅡ度は本来 長Ⅱ度 と呼びます。

    Ⅰ度から半音上げた黒鍵の部分では短Ⅱ度というわけです。
    Ⅲ度やⅥ度・Ⅶ度もしかり、全音が長○度、その半音下が短○度ってわけですね。

    増減系
    これは長短系の延長線と捉えてもらって構いません。
    あくまで完全系や長短系の音程を基準にそこから更に半音高いものが増○度、低いものが減○度と呼びます。

    Ⅰ度から見て#Ⅳ度の音は Ⅳ度 を基準に見て半音上がっているので増Ⅳ度を表記します。逆に♭Ⅴ度の場合は Ⅴ度 を基準に見ているため増Ⅳ度とは言わずに減Ⅴ度と表記するのです!

    増Ⅳ度と減Ⅴ度は同じ音ではありますが、基準音からの見方で音の名称が変わると覚えておきましょう。


    ※ちなみに増より更に半音高いものを重増、低いものを重減と呼びます。
    --------------------------------------------------------------


    上記の名称はとても大事ではありますが、最初に覚えると中々覚えにくいものです。
    まずはⅠ度~Ⅱ度などの”表記に慣れる”こと!
    あとは大変かもしれませんが、完全と長短の名称は最低限覚えておきましょう。

    なんでこんなことを書いているかというと、実践で音程と度数を知らないと本当に苦労します。
    とりあえず関係性を覚えておくにこしたことはありませんよ!











    《コード(和音)》

    あらゆる曲には必ずコードというものが存在します。
    コードが合って、その上にメロディーが乗ることによってたくさんの作品が出来上がります。

    ではそもそもコードとは何なのかを少し覚えていきましょう。
    ここでもまずはCキーを基準に説明していきます。


    --------------------------------------------------------------

    メジャー・コードについて
    そもそもコードとは和音という意味であり、3和音や4和音といった音の組み合わせで成り立ってます。

    3和音のメジャー・コードの場合は
    1度・3度・5度  3つの組み合わせで出来上がってます。

    CメジャーならC+E+GでCメジャーコードの出来上がりというわけです!

    もちろんこれも”1度・3度・5度”形で覚えるべきです。

    メジャー・スケールで使った音程を思い出してください。
    1度から3度までは全音・全音
    3度から5度までは半音・全音(合わせて1音半) という音程を忘れずに。



    それでは仮にEメジャー・コードの場合はどうでしょう?



    ※メジャー・スケールの音程=全、全、半、全、全、全、半


    もちろん基準音(ルート音)はEから始まりますので、1度⇨E となります。

    では 3度はどうでしょう。
    E(1度)の全音先はF#(2度)です。さらに全音先はG#(3度)ですよね。

    つまり1度⇨E  3度⇨G# になります。

    更にG#(3度)から半音先がA(P4度)。更に全音先はB(P5度)になるんです!

    完全1度⇨E
    長3度⇨G#
    完全5度⇨B

    この組み合わせが答えであるEMコードになります。


    ※ちなみに補足ではありますが、なんで2度がG♭・3度がA♭という表記じゃだめなのか。
    同じ音なのに・・・



    今はEメジャー・スケール。つまりEが主音となっています。
    ♭・#の定義はそもそも基準にした音から見て低いか高いかで判断します。

    E⇨F#⇨G#⇨A⇨B⇨C#⇨D#⇨E


    もしG#をA♭に表記した場合はAから見て下がっていると表記されてしまいますよね?
    あくまでEメジャー・スケールの階段であるのにも関わらず、この表記になると・・・

    Eが1度、G♭が2度、A♭が3度、Aが4度、Bが5度...etc
    あれ?スケール内にAが二回も使われてます。


    1度・2度・4度♭・4度・5度 って形になってしまい、3度が何処いった?!状態になるんです。

    だから理論的に♭・#を表記する際は少し気をつけるべきですね。
    同じ音だけど理論からすると意味が全く異なってしまう結果になるので。

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    次にマイナー・コードについて




    メジャー・コードの場合は1度・3度・5度  3つの組み合わせでしたが、
    マイナー・コードの場合は1度・♭3度・5度 の3つの組み合わせになります。

    この2つのコードの違いは見ての通り3度の音が♭するかどうかです。
    なんで3度が♭するかはマイナー・スケールを思い出せばすぐに解決します。

    ※マイナー・スケールの音程=全、半、全、全、半、全、全

    Aマイナー・スケールの場合は
    A⇨B⇨C⇨D⇨E⇨F⇨G⇨A  ですね?


    ♭・#と聞くとなんだか黒鍵をイメージしがちですが、♭3度の場合は短3度という意味なので。
    主音であるAから数えて3度目の半音下げた音が白鍵のCであっただけです。
    仮にAメジャー・スケールの場合は
    A⇨B⇨C#⇨D⇨Eと3度目は長3度になるのでCに#がつきます。


    話が逸れましたが、Amコードの構成音は1度・♭3度・5度でした。
    つまり答えは

    1度(完全1度)⇨A
    ♭3度(短3度)⇨C
    5度(完全5度)⇨E

    こんな形になります。

    キーは変わっても音程を辿ればコードも自ずと理解できる仕組みなのです。
    だからコード全てを丸暗記なんてしなくても大丈夫ですよ!






    堅苦しい記述になってしまいましたが、とりあえず今回は終わりです。

    次回はダイアトニックについて学んでいきましょう!









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