【第6回】ドミナント・モーションについて学ぼう!
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【第6回】ドミナント・モーションについて学ぼう!

2018-05-22 12:53

    ~目次~
    ・ドミナント・モーション
    ・セブンス・コード



    音の名称や性質、解決などのテクニックは理解できたでしょうか。
    次はⅤ⇨Ⅰ進行が何故、落ち着きたくなるのかを考えてもらいたいと思います。

    --------------------------------------------------------------

    《ドミナント・モーション》
    ドミナント・モーションとはドミナントからトニックへの進行である。

    本来、この解説は少し間違っているのですが最低限だけは覚えておきましょう。




    画像を少し見て下さい。
    Cメジャー・スケール内でのCM(T)GM(D)orG7(D)CM(T)

    上段の五線譜では3和音コードの進行でドミナントモーションが起こっています。
    この場合、コードを比較してGM内のB音⇨CMのC音へ半音の動きをしていますね?
    この半音の動きが不安定要素を出している1つの要因になっています。
    ドミナントモーションはよく5度下進行とも言われますが、
    それとは別に半音の動き自体がドミナント・モーションとして捉えることもできるわけです。





    では下段のCM(T)G7(D)CM(T)について見ていく前に・・・
    メジャー/マイナー・スケールに問わず、ドミナント部分はセブンス・コードを使うことができます。

    なぜこのセブンスが使うことができるのかを説明する前に、セブンスの構成音を確認します。


    [セブンス・コード]
    ○7=1度+長3度+完全5度+♭7度

    これを本来あったGM(3和音)、つまり○M7(4和音)に直してから比較してみます。
    ○M7=1度+長3度+5度+長7度
    ○7 =1度+長3度+5度+♭7度

    あれ?メジャー・セブンスに比べてセブンス・コードのほうが7度がフラットしてますね。

    つまり先程のG7の構成音はどうなるでしょう?
    G7=G(1度)+B(長3度)+D(5度)+F(♭7度)

    ここで重要なのがB音とF音の音程(インターバル)です。
    B音からF音の音程は減5度の音程となっています。
    実際に同時にBとFを鳴らしてみたら凄く不安定な音に感じるはずです。ソワソワする。
    これがセブンス・コードの正体です。ドミナントにおいて重要なコードなんですね!


    では話を戻します。。




    下段のCM(T)G7(D)CM(T)について。

    先程、G7ではB音とF音の音程がとても不安定で落ち着きたいという話をしました。
    この2つの音が実際にCMへの動きをした場合、どうなるのか。
    B音はC音へ半音の動きで解決しています。
    次にセブンスであるF音はE音へ半音の動きをしていますね。

    何が言いたいかというと・・・
    セブンスを使ったドミナント・モーションでは
    ○M、○M7のドミナント・モーションに比べて、
    2つの不安定要素が存在することになります。

    セブンスコードを用いたドミナント・モーションはより解決へ向かう。というわけです。



    あと、1回ごとの記事で詰め込みたくはないのですがこれも書いておきましょう。
    5度下進行(4度上進行)は
    強進行とも呼ばれ音と音の関連性を強く感じさせてくれます。
    Gから見て4度上はCであり、5度下もCです。
    まぁⅤ⇨Ⅰ進行自体が既にドミナント・モーションの強い影響が起きているわけです!


    少し難しくなりましたね。
    まとめると・・・

    1.ドミナント・モーションはドミナントからトニックへの進行
    2.半音の動きもドミナント・モーションが起こっている
    3.ドミナントセブンスにすることによって不安定要素がさらに増え、より解決したくなる
    4.そもそも5度下進行、4度上進行は強進行である

    といったわけです。

    --------------------------------------------------------------

    曲の展開で最も重要となるこのドミナント・モーションの性質や関係性。
    意識しながらたくさんの曲を聞いていればサビ前だったり、自分なりに発見があるはずです。

    次回は少し実践を交えてドミナント・モーションを追っていきましょう。
    大事なことなので1回では終わらせないと思います。
    それではまた!










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