明治時代の地理の教科書が手に入ったので解読してみる
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明治時代の地理の教科書が手に入ったので解読してみる

2017-02-19 22:56
    どうもです。古本市みたいなとこに行ったら
    明治時代の地理の教科書っぽい物を見つけたので
    試しに買ってみました。



    裏表紙に所有者だった人の名前が書いてあり
    学年は高等二年だったそうです。
    高等二年も色々あるみたいなので今で言うどの学年かはよく分かりません。


    では早速1章から読みすすめてみたいと思います。
    (なお、私は学がある方では無い上に古文などは習っていないため
    解読があっているかどうかは微妙です。悪しからず。)








    さっそくページをめくると当時の世界地図らしき物が載ってました。
    今では無くなってる国がたくさんあって見ていて面白いです。




    第三篇萬國誌
    第一章 総論 第一課 地球
    地の形は、圓くして、あたかも球の如し、故にこれを地球と言う、
    地球の全たい極めて大なるにより、余等(よら)、常に其(その)形の圓くして、
    球の如きを見ること難しといえども、今海を航するものありて、
    或いは東或いは西に向いてらん





    を解き、方向を変えぜず一直に進めば終には発程(はってい)
    したる港に、還ることを得べし、また、晴れたる日、海
    岸に出でて、遥にふねの来るを望めば、始め僅かに帆
    檣(ほばしら)の頂端(ちょうたん)を見、漸(ようや)く近くに従いて舩身を見るに至
    る、また、人舩中にありて、入港するとき、陸地を望め
    ば、まず山巓(さんてん)を見て、漸く次に山腹又、
    山麓(さんろく)を見るなり、又
    月の蝕(しょく)するは、地球の影の、月面を蔽(おお)うものなる
    が故に、若し地球の形方なれば、其影も亦(また)方なるべ
    きに、其月面を蔽う所の影圓し、是等の數(すう)例を以
    て考ふれば、地球、即余等の住居する世界は、其の形、


    橙の如く圓きこと明なり、
    又、地球の大なる事は実に驚くべき程のもの
    にて、其の周圍(しゅうい)は凡やく二萬五千里、直径は、凡八千里、面
    積は、凡一億九千七百萬方理あり、汝等(うぬら)、一日二十
    理ずつ歩みて之(これ)を回るとするも、殆七年の月日








    を費すにあらざれば、一周すること能(あた)わざるべ
    し、理は我邦(わがくに)の十四町四十三間一尺三寸六分に相當(そうとう)
    す、以下里とあるものは、皆理を以て算すべし、
    而して地球の表面は岩石、砂土の固形物即陸と
    流動物卽(そく)水とより、成れるものにして、表面の一
    部は、何れにあるも、皆彎(わん)曲弓形をなすものなり、





    とりあえず第一課まで現代仮名遣いに直してみました。
    なお難しい言葉は以下に軽くまとめてみました。



    圓→えん(言い換えでは丸と訳しています)
    発程→旅立ち
    山巓→山の頂き・頂上
    汝等→きさまら・てめえら



    では、簡単に言い換えてみます。
    (何度も言いますが学が無いのでおそらくどこか間違ってます)


    地の形は丸く、まるで珠のようなので地球と言う。
    地球は凄く大きく、われらは丸くて球のような姿を見るのは難しいと言えども
    東または西に向かって方向を変えずに真っ直ぐ進めば出発した港に帰れる。
    晴れた日に海岸に出て船を待っていれば
    初めは僅かに帆柱の頂上が見え、近づくにつれて船の全体を見ることが出来る。
    また、入港するときに陸地をよく見ると山の頂上が見え、山腹、山麓が見える。
    また、月の蝕するは地球の影の月面をおおうために、
    その影もまた、月面をおおう影も丸い。(この文の訳し方は微妙)
    以上の事から、地球、我らの住んでいる世界の形は大体、丸い事が明らかである。

    また、地球の大きさは実に驚く程で
    周囲は約二万五千里、直径は、約八千里、面積は一億九千七百万方理あり
    きさまらが一日二十里ずつ歩いて回ろうとしてもほぼ七年かかる。
    一周する事は出来ない。
    (あらざれば及び、理は~算すべしまでの文章はどう訳せば良いか分からないので飛ばします。)
    そして、地球の表面は岩石、砂土、水で出来ており、
    表面の一部は全てわんきょくの形をしている。




    ・・・ガバガバですみません。
    こんな感じで言い換えてみましたが
    専門家ではないので合っているかどうかは微妙です。
    第一課を真面目に読むだけでもかなり長くなってしまったので
    続きはまた今度という事にします。
    こんな感じでよろしかったらまたお付き合い下さいませ。


    ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


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