【感想】ハッピーシュガーライフ 全部読みました。
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【感想】ハッピーシュガーライフ 全部読みました。

2019-08-28 02:04
    あの娘にキスと白百合を を読み終わりこころにポカンと穴が開いてしまった私は、百合に飢えた心を潤すべく友人に次なる百合を尋ねた。
    「ハッピーシュガーライフおすすめだよ」
    すごくフワフワして可愛い名前のマンガだ!僕の求めている百合があるのかもしれない。
    ウキウキとkindleで購入、さっそく一巻を開く・・・・・・あれ・・?ん?

    そう、ハッピーシュガーライフは単なる百合マンガではなかったのです。





    さて、ネタバレをガン含みながら今読み終えた熱がなくならないうちにパパっと感想を書きたいとおもいブロマガの投稿欄でタイピングしてるところです。拙い文章になるかとは思いますが、良ければ見て行って下さい。以下本編。



    「本当のあい」ってなんでしょう。
    そんなことを考えてしまうマンガでした。
    二人にとっての「あい」・・・しかし、それは万人からは受け入れられないモノでした。

    もちろんこの物語はフィクションです。
    だからこそ倫理が飛んだ存在が居る。現実ではこんなことはできない。
    究極のあい・・・それを邪魔されたくない。それを原動力に「さとう」の行動は一貫しています。
    あいの為なら騙す殺す犯す。誰しも一度は邪魔する人間を憎んだのではないでしょうか。
    「しんじゃえ・・」と思ったことがあるのではないでしょうか。
    倫理に恐れなくて良いフィクションだからこその表現。

    そこに私は美しさを感じました。
    +-----------------------------------------
    他人からどう見られようと「さとう」の「しお」への愛は本物でした。
    ほんとうに、ほんとうに・・「さとう」は「しお」を愛していました。
    それが故に、彼女は、

    人を
    殺し、
    殺し、
    騙し、
    壊し、
    殺し、
    そして
    死にました。

    そして、こ「さとう」の想いを受け取った「しお」。
    「しお」は「さとう」の殺人行為さえも受け止めました。
    「しお」もまた「さとう」を愛していました。私を救ってくれた人、愛してくれる人として。
    実母から捨てられた「しお」。絶望の淵にいた「しお」を救ったのが「さとう」でした。
    「しお」は、「さとう」から本当の愛を受けとり、幸せをつかめました。



    ――ただ、それは他者の加入によって壊されました。





    人はなぜか他人の愛に介入したがります。
    「彼女出来たの?彼氏できたの?写真見せてよ。」
    他人のことなのに踏み込んでくる。僕はそこに”違和感”を感じることがあります。

    ”愛のカタチなんて変わり続けるもの”

    それを他人は理解することはできない。介入者が理解できた思っても、それは勘違いに過ぎない。この”違和感”がこのマンガのテーマの一つだと感じました。

    やっと手に入れた、欠けた心のピース―――それは誰にも取られたくない。
    そして、 ”なくなって” ほしくない。
    しかし、そんな幸せな日々は長くは続きませんでした。




    燃えるマンション屋上の縁に立つ二人の姿。もう彼女たちは止まれない。
    「なんでこの子たちは、死んでしまうのか。」
    私はそんな思いで胸がいっぱいで。涙が止まらなくて。
    だって・・本人たちは何も悪くなくて。自分たちの正義を貫いたのに、
    なんで死なないといけないのか。
    なぜ生きてはいけないのか。

    ・・・「さとう」は人としてやってはいけないことをしました。
    「殺人」です。倫理を破ったのです。
    殺人―それは償いきれない罪。社会から突き放される罪。
    だから「さとう」は死を選ぶしかなかったのです。

    そして殺された友人「しょうこ」や、しおの兄の「あさひ」。
    彼らの介入は「さとう」と「しお」に良かれと思って行われたものでした。

    彼らの介入が無ければ「さとう」と「しお」は紛れもない幸せを手にしていたでしょう。
    ただ、紛れもない幸せは他人から見れば”異質”そのものでした。
    「しょうこ」や「あさひ」は脱線してしまった彼女たちを、元に戻そうとした。
    しかし、脱線した先で新たな終着点を見つけた彼女たちには、それは不必要だった。
    だから、止まらなかった。

    ――脱線してしまった電車は、もうまともには走れない。
    どうしようもなく壁にぶつかり壊れてしまいます。
     愛する人のために人を殺した「さとう」。
      しかしそれにより本当の「あい」を見つけた。
       そして罪人から「あい」を受け取る「しお」。
    彼女たちに残された道は一つしかなかったのです。

    こんにちは、ハッピーシュガーライフ

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