艦これ2期のレスポンスの良さに感動した件【HTML5】
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艦これ2期のレスポンスの良さに感動した件【HTML5】

2018-08-18 13:33

    なぜさっさとFlashからHTML5に移行しないんだと思う方もいたかもしれませんが、いざ艦これ2期のふたを開けてみれば、これで正解なのだと実感できますね。
    というのも、現在HTML5は、HTML5.2(2017年12月14日)が、勧告され、艦これがどのバージョンのHTML5に基づいてコーディングされているのかは分かりませんが、後に回せば回すほど、HTML5に関するドキュメントは充実するし、新しく追加されたHTML5、CSS、WebGL、WebAssembly、JavaScriptの機能が活用できるからです。
    後発組のメリットを十分生かしたものが出来上がったのではないだろうかと、個人的に評します。HTML5はゲーム開発に向いていないという私の認識を改めさせられました。

    一般人から見ると、先発組も新しく追加された機能を活用すればいいじゃん、と思うかもしれませんが、それは簡単な話ではありません。
    今まで流用できていた稼働実績のあるコードを捨てて、稼働実績のない新しいコードを実装すると、どのような不具合が潜んでいるのか把握することができず、いちからテストをし直さなければならないのです。

    艦これはFlashからHTML5に移行するということで、Flash(ActionScript)とHTML5(JavaScript)ではできること、できないことが異なるため、Flashのコードをそのまま流用することは難しく、結果として、今まで稼働してきた実績と信頼のあるコードを捨てて新しいコードで組み上げる必要ができました。
    実績のないコードでも、FlashとHTML5では勝手が違うから、HTML5版としては稼働して日が浅いからと、何か問題が起きてもそう言い訳できるし、ユーザーからの理解も得られやすいでしょう。
    もともとHTML5で動いていたゲームに新しい技術を取り入れて問題が起きたとなると、ユーザーはなぜ今まで動いていたものが動かないんだ!問題なく動いていたものに手を加えるからそうなるんだ!…と、そういうクレームを恐れて開発者はしぶしぶ稼働実績のある古いシステムをメンテし続けるのです。(むしろ開発者はどんどん改修したり最適化したいんだけど、クレームを恐れた営業がそれを許さないというパターンも)

    幸い艦これは、ゲームは乱数に任せてただ眺めるだけという実にシンプルなもので、クライアント側での処理が少なく、ダメージ計算などほぼサーバーサイドで処理を行っているというのも助けとなり、全く新しいコードだとしても不具合が少なく、これもHTML5への移行に成功した要因のひとつでしょう。(サーバーサイドのプログラム、サーバーとクライアント間でデータをやり取りするためのJSONのフォーマットにほとんど手を加える必要なく、サーバーから受け取ったJSONをどう表現するかの表示部分をHTML5化すれば良いという状況)


    私はDMM GAMESに提供されているほかのHTML5製のゲームとして、千年戦争ア○ギス、○城Project:RE、神○Projectをプレイしています。
    この中で最も古いゲームはア○ギスで、2013年11月26日にR18版が提供されています。
    そして、HTML5は2008年1月22日にドラフトが発表され、正式に勧告されたのは2014年10月28日です。そうです、HTML5が勧告されるよりも約1年前に作られたのです。
    私がプレイし始めたのは2017年なので実際のところは知らないのですが、稼働当初はバグがすごかったそうです。それも、長くサービスを続けてきたおかげで落ち着ています。
    しかし、HTML5が勧告されるよりも前に組み上げたコードを改修し続けた上に成り立っているということもあってか、最近システム改修するたびに何かと不具合を起こしていわゆる詫び石を配布するということが多いです。
    現状でこのようなさまなのに、古いコードを捨てて新しくしたらと思うと、大変なことになりそうですね。しかし逆に、古いシステムが災いして最近の不具合祭りが引き起こしているというのであれば、この先既存のユーザーが離れないように生き残るためには、刷新することも視野に入れなければならない時期だと思います。故障率曲線(バスタブ曲線)のような現象が起こり始めているのではないかと心配になりますね。

    城○ロRE(運営はア○ギスと同じ)は2016年3月ごろ、神○ロは2016年3月30日、どちらもHTML5の勧告よりは後ですが、5.1の勧告よりは前です。
    これら3つのゲームは、共通してローディング(キャッシュ)が済んでいてもクリックしてから何か変化が起きるまでのレスポンスが悪いです。特に神○ロはキャラ整理、アイテム整理が苦痛に感じるほど。ア○ギスよりも後発なのに負けてどうすんの(´・ω・`)

    これら3つのゲームは、クライアント側での処理が多いので、メインのゲーム部分に関しては、眺めるだけの艦これに勝つことは難しいでしょう(特にリアルタイムでマルチプレイ要素のある神○ロは絶対に勝てない)、しかしそれ以外の、キャラなどの一覧を見たり、整理したりする部分に関しては、艦これのレスポンスの良さを実感し、そして自身のゲームに危機感を感じてほしいなと思います。
    HTML5ゲーだからレスポンスが悪いというのは、WebGLやWebAssemblyなどが登場し、HTML5.2が勧告されている現在、過去の話であり、ウェブブラウザは、HTML5は、日々進化しているのだ。
    (それにGoogleの気分次第でもう古い記述はサポートしません!なんてことも?)


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