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  • 【第235号】「どうぶつが喋る映画」と『スパイアニマル・Gフォース』

    2019-08-21 07:00
    216pt
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    マクガイヤーチャンネル 第235号 2019/8/21
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    おはようございます。マクガイヤーです。

    前回の放送「『ライオン・キング』とどうぶつが喋る映画」は如何だったでしょうか?

    放送でお話した通り「超実写版」の『ライオン・キング』はあまり良い映画ではなかったのですが(『ブラックパンサー』の方がよっぽど「現在」のリメイク作品っぽいです)、様々な「動物が喋る映画」を紹介することができ、満足しております。那瀬ひとみさんには、また11月頃に出て頂いて、今度はプロレスについて語っていただくつもりです。




    マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



    ○9月2日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2019年9月号」(いつもと曜日が異なりますのでご注意ください)

    お題

    『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』

    『アルキメデスの大戦』

    『ロケットマン』

    『感染家族』

    いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



    ○9月22日(日)19時~「メガドライブミニ発売記念 おれたちのメガドライブ」

    9月19日にメガドライブミニが発売されます。ファミコンミニやプレイステーション クラシックといった先行ミニハードと比べて、多くのメガドライバー達が望んだソフトが収録された、ある意味で理想のミニハードです。

    ……ですが、現在アラフォー、アラフィフのメガドライバー以外にはあまりピンとこないのかもしれません。

    そこで、メガドライブの歴史や有名タイトルについて紹介すると共に、メガドライブミニがどのように凄いかを解説するような放送を行います。

    ゲストとして久しぶりにオタク大賞名誉審査員のナオトさん(https://twitter.com/Triumph_march)に出演して頂く予定です。



    ○藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本の通販しています

    当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

    https://macgyer.base.shop/items/19751109



    ○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

    『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

    ちなみに基になったお話はこちら

    https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





    さて、今回のブロマガですが、ニコ生のまとめも兼ねて改めて「どうぶつが喋る映画」とジョン・ファブローの超実写版『ライオン・キング』……はあんまり面白くなかったので、代わりに『スパイアニマル・Gフォース』について書かせて下さい。



    ●定義

    「どうぶつが喋る映画」などというジャンル名を口にするのは自分くらいだと思うのですが、それなりに映画を観ている人なら意図するものは分かって頂けると思います。

    定義としては「人間以外の動物が人間のように喋り、ふるまう映画」であり、「動物にかこつけて人間とその世界物語を動物の視点から描くこと」をテーマに持つ映画のことです。「どうぶつ」と平仮名で書いているのは、物語の中では植物やキノコでも、怪物・怪獣・幻獣・獣人でも、ロボット・アンドロイド・レプリカント・AI等でも同様の役割を果たせるからですが、我々が日常目にする動物が喋る方が効果的であり、作品数も多いので、そう表記してみました。

    もっといえば、たとえばスマウグ視点による『ロード・オブ・ザ・リング』があったとしても、スマウグと『猿の惑星: 創世記』のシーザーとでは、どちらも「喋るどうぶつ」にしてもリアリティラインが異なり、人間である我々が受ける印象も異なるわけです。

    『クマのプーさん』『テッド』のように、喋るどうぶつキャラがイマジナリーフレンドである場合は除外します。ただ、難しいのはこの二つのジャンルは混淆する場合があるということです。『クマのプーさん』や『プーと大人になった僕』のプーたちはイマジナリーフレンドですが、プーさんを習近平に見立てるジョークが中国で検閲されている現在、『動物農場』のような作品として『クマのプーさん』をリメイクする可能性だって考えられます。これは立派な「どうぶつが喋る映画」になるでしょう。

    アニメ・実写に関わらず「どうぶつが喋る映画」は存在しますが、CGでリップシンクと表情演出を可能にした『ベイブ』以降、実写のそれが増えました。つまり『ベイブ』は「どうぶつが喋る映画」におけるパラダイムシフト的作品なわけです。

    で、次のパラダイムシフトは唯一の人間であるモーグリ(とちょっとした小物)以外をCGで描いた――世界そのものをCGで描いた『ジャングル・ブック』と、そのシステムをまるごと引き継いだ故に「超実写版」と呼ばれる『ライオン・キング』になると思います。



    ●『スパイアニマル・Gフォース』

    自分が「どうぶつが喋る映画」を意識して観るようになったのは『スパイアニマル・Gフォース』がきっかけです。

    本作は二本足で歩き回る小動物達が組む特殊部隊――Gフォースによるスパイアクションもので、まるで、製作を務めるジェリー・ブラッカイマーの代表作『ザ・ロック』『コン・エアー』ばりの脱出や爆発アクションを喋るモルモットたちがこなすところに魅力があります。

    アクションシーンの出来がいいのは勿論なのですが、「一般市民がいる!」の声でカットを変えたらリスだったり、毛皮のコートだらけのタンスに迷い込んで「ここは死体置き場か?」なんて言わせたりといった、いかにもなアメリカン・ジョークも心地よいです。特にメスのモルモット─フアレスが他の雄メンバーにカマかけたり、Twitterで良い女論を書いたりという、人間での良い女演出をそのまま動物でやるというギャグが爆笑です。しかもこのギャグ、映画の最後の最後までやりきります。フアレスがスローモーションで水を滴らせながら陸に上がるのは『ドクター・ノオ』のウルスラ・アンドレスのオマージュで、武器開発担当のモグラのスペックルズは同じく『007』でいうところのQですね。


    更に本作は「動物の視点から人間社会をみる」という視点が徹底されており、「動物が人間のように行動する」ことの真の意味から逃げていません。

    人間のように喋り、人間のように行動する動物――果たして、それを動物といえるでしょうか? 映画の中で人間のように喋り、人間のように行動するなら、外見はどうあれ、それは人間です。

    にも関わらず、映画内で彼らは「人間以外のもの」とされています。それは何故でしょうか? 人間が人間を語る時、人間以外の視点が必要になるからです。


    Gフォース・メンバーであるモルモットたちは、遺伝子操作で知能や体力が強化されたトランスジェニック・モルモットだ……と信じ込まされているのですが、中盤で、実は普通のモルモットであることが判明します。記憶も無いほど幼い頃に、あわや人間に棄てられたり、殺されたりしそうになっていたところを、Gフォースの責任者であるケンドール博士に助けられたのです(何故普通のモルモットが喋れるのかというと、本作は「どうぶつが喋る映画」だからです)。

    ケンドール博士はいいます。


    「キミ達に、ただエサを食って育つだけのペットになって欲しくなかった……」

     
  • 【第234号】『天気の子』:なぜ須賀さんは問答無用で主人公を助けないのか

    2019-08-14 07:00
    216pt
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    マクガイヤーチャンネル 第234号 2019/8/14
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    おはようございます。マクガイヤーです。

    前回の放送「『天気の子』と名誉童貞新海誠」は如何だったでしょうか?

    今回の放送は反響が大きく、本当にやって良かったです。ゲストで出演して頂いた山田玲司先生もパワーワードを連発して頂き、実に良い放送になったと思います。



    マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



    ○8月18日(日)19時~「『ライオン・キング』とどうぶつが喋る映画」

    8月9日より『ライオン・キング』が公開されます。本作は1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ライオン・キング』を実写……っぽいCGでリメイクした作品です。

    『美女と野獣』『アラジン』と、90年代の名作ディズニーアニメが続々と実写映画化されていますが、本作が他作品と大きく異なる点は「どうぶつが喋る映画」であるという点です。監督を務めるのは、『アイアンマン』で有名なジョン・ファヴローですが、同じく「どうぶつが喋る映画」であった2016年版『ジャングル・ブック』を買われての起用であることは間違いありません。なんでも『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演しながら撮ったそうです。

    そこで、ジョン・ファヴローや94年アニメについて紹介すると共に、「どうぶつが喋る映画」の観点から『ライオン・キング』について解説する放送を行ないます。

    アシスタントとして、声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)に出演して頂く予定です。



    ○9月2日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2019年9月号」(いつもと曜日が異なりますのでご注意ください)

    詳細未定。

    いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



    ○9月22日(日)19時~「メガドライブミニ発売記念 おれたちのメガドライブ」

    9月19日にメガドライブミニが発売されます。ファミコンミニやプレイステーション クラシックといった先行ミニハードと比べて、多くのメガドライバー達が望んだソフトが収録された、ある意味で理想のミニハードです。

    ……ですが、現在アラフォー、アラフィフのメガドライバー以外にはあまりピンとこないのかもしれません。

    そこで、メガドライブの歴史や有名タイトルについて紹介すると共に、メガドライブミニがどのように凄いかを解説するような放送を行います。

    ゲストとして久しぶりにオタク大賞名誉審査員のナオトさん(https://twitter.com/Triumph_march)に出演して頂く予定です。



    ○藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本の通販しています

    当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

    https://macgyer.base.shop/items/19751109



    ○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

    『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

    ちなみに基になったお話はこちら

    https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





    さて、今回のブロマガですが、ニコ生の補講というか、まとめというか、『天気の子』の須賀さんについて書かせて下さい。



    自分は『天気の子』のクライマックスに違和感があるのですよ。

    以下、映画を観た方は分かって貰えると思うし、観てない方にとってもたいしたネタバレにならない書き方で書きます。



    ●70年代ATGとゼロ年代エロゲーの悪魔合体

    『天気の子』のクライマックスにて、、エロゲーによく出てくる都合のいい異界「えいえん」に囚われたヒロインを助け出すために、主人公は非常階段ダッシュをして、代々木会館の屋上に行こうとします。

    「大人は分かってくれない」がテーマの本作で、代々木会館、それも屋上は、重要な場所です。「若者の反抗」が時代的テーマだった70年代映画を代表する俳優の一人といっていい俳優のショーケンが『傷だらけの天使』で住んでいた場所だからです。

    もっといえば、「拳銃を拾う」というのも、いかにも70年代ATG映画的です。どうも新海監督は川村元気か誰かに薦められて、ここ10年くらいで70年代名作映画を大量に観たようです。『裸の十九才』『十九歳の地図』『青春の蹉跌』『青春の殺人者』もその中に含まれるでしょうが、これらは永山則夫や『異邦人』に源流があります。発射できない童貞だから弾丸を発射し、若者だから太陽が眩しいだけで大人に銃を向けるわけです。


    さらにもっといえば、犯罪を犯した主人公が世間に背を向けてヒロインやその弟と疑似家族を作って「逃亡」するというのは、『俺たちに明日はない』『地獄の逃避行』や『青春の殺人者』を持ち出すまでもなく、いかにも70年代ニューシネマ的です。この「逃亡」が田端から始まって池袋で終わるのがいかにも新海誠的なのですが(東北や北海道くらいまで行くかと思った)……こういうところが(名誉)童貞の可愛さですね!

    また、「拳銃を拾う」「ヒロインと逃亡」というのはエロゲーにもありがちなシチュエーションなわけですが、そういった意味で『天気の子』はニューシネマやその影響を受けた70年代ATGと、新海監督が元々持っていたバックグラウンドであるゼロ年代エロゲーとの悪魔合体のようにも思えます。



    ●クライマックスの違和感

    違和感があるのは、屋上に行くまでの展開です。

    警察から逃げ出した主人公を警官が追いかけ、捕まえようとします。無能で融通が効かないだけでなく、主人公が目的を達成してもしなくても人生に関係ないばかりか、リーゼントであるが故に悪役とならない刑事のキャラクター設計が良いですね。以前の新海作品にはこのような「他者」は出てきませんでした。

    警官に捕まりそうになる主人公、これを助けるのは、なんと凪先輩なのです。主人公がここまで来るためにこなしてきた線路ダッシュや非常階段トラップといった障害をものともせず登場するのですよ。

    この凪先輩には、たとえば『イース2』でいうところの「そうはいかないぜ、魔物さんよ」と問答無用で助けに来てくれる盗賊ゴーバン様のような、新海誠が働いていた日本ファルコムゲームに特徴的な「ラストで主人公のピンチを救いにくるアニキ的キャラ」を連想してしまいます。

    この源流は当然『新たなる希望』のハン・ソロにあるわけです。つまり、ビルドゥングス・ロマンでいうところの主人公を導いてくれるアニキ的メンターですね。

    でも、ここで不思議なのは、この作品におけるアニキ的でハン・ソロ的キャラはどう考えても須賀さんなのに、ここで主人公を問答無用で助けてくれないところにあるわけですよ。

     
  • 【第233号】イベント、めっちゃ楽しかったです

    2019-08-07 07:00
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    マクガイヤーチャンネル 第233号 2019/8/7
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    おはようございます。マクガイヤーです。

    先週の土曜日に、いつもお世話になっている漫画家の山田玲司先生、手塚るみ子さん、そしてしまさんの4人で、阿佐ヶ谷ロフトでトークイベントを行いました。

    おかげさまで、今回も満席御礼でした。来て頂いた皆様、ありがとうございました。

    約一年ぶりのトークイベントでしたが、めちゃめちゃ楽しかったです。こういうイベントは定期的にやりたいですね。




    マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



    8月11日(日)19時~「最近のマクガイヤー 2019年8月号」

    7月19日より新海誠監督の長編アニメーション『天気の子』が公開中です。

    新海誠監督といえば前作『君の名は。』の歴史的ヒットも記憶に新しいですが、今作『天気の子』は新海誠のフィルモグラフィーにおける屈指の傑作なのではないかと考えます。

    前作に引き続いてクオリティの高い長編であることのみならず、いつも通り童貞の気持ち悪い妄想話になっているところが嬉しく、最後にはあっと驚くというよりもいかにも新海監督らしい結末を迎えるところも最高です。

    そこで、急遽予定を変更して『天気の子』について解説するニコ生をお送りします。

    新海誠監督にとっての「ヒロイン」や「喪失」とはなにか? なぜ代々木会館が出てくるのか? 果たして主人公たちが「決定的に変えてしまったもの」とは何だったのか?……

    そんなことについてお話することになると思います。

    ゲストとして漫画家の山田玲司先生(https://twitter.com/yamadareiji)に出演して頂く予定です。



    8月18日(日)19時~「『ライオン・キング』とどうぶつが喋る映画」

    8月9日より『ライオン・キング』が公開されます。本作は1994年に公開されたディズニーの長編アニメーション映画作品『ライオン・キング』を実写……っぽいCGでリメイクした作品です。

    『美女と野獣』『アラジン』と、90年代の名作ディズニーアニメが続々と実写映画化されていますが、本作が他作品と大きく異なる点は「どうぶつが喋る映画」であるという点です。監督を務めるのは、『アイアンマン』で有名なジョン・ファヴローですが、同じく「どうぶつが喋る映画」であった2016年版『ジャングル・ブック』を買われての起用であることは間違いありません。なんでも『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演しながら撮ったそうです。

    そこで、ジョン・ファヴローや94年アニメについて紹介すると共に、「どうぶつが喋る映画」の観点から『ライオン・キング』について解説する放送を行ないます。

    アシスタントとして、声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)に出演して頂く予定です。



    ○藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本の通販しています

    当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

    https://macgyer.base.shop/items/19751109



    ○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

    『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

    ちなみに基になったお話はこちら

    https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





    さて、今回のブロマガですが、イベントについて簡単にレポートさせて下さい。


    ●コンセプト

    これまで3回、「エロ」をテーマに山田玲司先生と一緒にトークイベントを行ってきたわけなのですが、ネタが尽きた感がアリアリだったので「ここで一区切り」としたのが一年前のことです。

    きっかけとなったのは、山田先生の「もし10億円あったらどんなデートをしたい?」というものでした。

    山田先生も自身のブロマガで書いておられますが(https://ch.nicovideo.jp/yamadareiji/blomaga/ar1770300)、つまりこれって「デート」というものをどう捉えるかと同時に、男と女の付き合い方についてどう考えているかがはっきりと分かるような質問じゃないですか。これは「エロ」とはまた違うものになるなと思い、イベントを開催することになったわけです。


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    司会と仕切りを務めるしまさんと三人で相談したのですが、しまさん以外にも女性目線が欲しいことと、自分と山田先生を審査するような立場の出演者が欲しいことから、手塚るみ子さんをゲストコメンテーターとしてお迎えすることになりました。二つ返事で出演を引き受けて頂いたるみ子さんには感謝しかありません。



    ●第一部「デートとは何か?」

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    更に話し合った結果、三部に分けて開催することとなりました。


    まず第一部、「デートとは何か? デートのクロニクルとコンテンツの中のデート」と題して、「デート」の歴史的位置付けや、コンテンツ(主に映画)の中のデートについて軽くトークしました。


    自分は1975年生まれで、バブル時代は中学~高校時代にあたります。当然童貞だったわけですが、デートに関しては「接待」で「審査」で「戦国時代」な当時の雰囲気はよく覚えています。バブルは崩壊しても数年はこの雰囲気は残っていて、95年に山田先生いうところの「世界の終わり」が来なかったら今でも童貞のままだった気がします。スーツに花束で車を運転して、イタ飯屋とシティホテルを予約して……というようなデートにはとてもじゃないですが、対応できる気がしません。

    それとは別に、自分のような40代なら分かって貰えると思うのですが、ノストラダムスの大予言を頭のどこかで信じていたので、1999年8月までに童貞を棄てようとしていたわけです。そういえば「ヤラハタ」という言葉を知ったのは山田先生の漫画作品からだったような気がしますが、童貞のまま二十歳を過ぎたので、なんとかしなければ死ぬまで童貞のままではないかと焦ってもいました。なにしろ、ノストラダムスの大予言によればあと4年で世界が終わるのです。後から考えてみればもう既に「世界の終わり」は来ていたのですが。



    ●第二部「全員でデートあるある言いたい」

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    ……話を元に戻すと、第二部は「全員でデートあるある言いたい」として、以下のような問題について皆で語り合いました。


    ①そもそも異性と話せないし、誘えない! 問題

    ②せっかくのデート、なぜ失敗するのか? 問題

    ③「何食べたい?」「なんでもいい」問題

    ④デート禁忌とは? 本質は「相手を幸せにすること」。

    ⑤何回目のデートでセックスするの? 問題

    ⑥デートかデートじゃないかのラインはどこなのか問題