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  • マクガイヤーチャンネル 第142号 【東浩紀の「積極的棄権」と『鈴木先生』の「生徒会選挙!!」編】

    2017-10-25 07:00  
    216pt
    さて、今回のブロマガは『のび太の創世日記』について書……こうと思ったのですが、選挙に関連して漫画『鈴木先生』について書かせて下さい。なんか、このタイミングでしか書けないと思いますので。
    ●あずまんと「積極的棄権」
    放送でも少し話題にしましたが、今回の衆議院議員総選挙にて、批評家の東浩紀は「積極的棄権」を提唱していました。
    http://www.asahi.com/articles/ASKBB44GKKBBUTIL025.html
    http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/09/hiroki-azuma_a_23237074/
    https://dot.asahi.com/aera/2017102300089.html
    「積極的棄権」というのは、単に選挙に行くのが面倒くさいからという理由ではなく、「今回の選挙はくだらなすぎる」「おまえらの政治ゲームにはのらないよ」と訴えるという意味だそうです。
    東浩紀はchange.orgを用いて署名活動もしています(https://goo.gl/RK83jk)が、これは投票の棄権を呼びかけているものではなく、自分と同じように「2017年秋の総選挙は民主主義を破壊している。民主主義を問い直したい」と考えている人達を可視化する意味での行動だそうです。
    署名運動が呼びかけではなく声なき声を可視化する行動を意味するというのは不勉強にも初めて聞きましたが、東浩紀自身が投票に行くかは「当日まで考える」といっていて、その「考え」によっては棄権ではなくどこかに投票するかもしれないわけで、東浩紀自身の中では筋の通った行動なのでしょう。「こんな選挙、棄権したくなるほど意味無いわー」という意見への同意を集め、可視化すると言う意味での署名運動――ということなのかもしれませんが、これこそポストモダンという気もします。「呼びかけではない」という言葉が批判に対する言い訳でなければという前提での話ですが。