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2026年8月の記事 31件

WSJ:習近平氏は石油をいかに「弱点」から「地政学的武器」へ変えたか。イラン戦争→原油輸入減への対応①潤沢な備蓄への依存(10億~14億バレルと推定、輸入量の約120日分)、②電気自動車の普及、③石炭の活用(化学製品製造)、④石油製品の輸出の削減、長期化なら苦境

WSJ:習近平氏は石油をいかにして「弱点」から「地政学的武器」へと変えたのかイラン危機は、中国の石油輸入依存に対する習氏の解決策が、対西側諸国における重要な防衛手段を北京にもたらしたことを浮き彫りにした。要約・中国は膨大な石油備蓄を活用してイラン危機下での輸入を大幅に削減し、世界の原油価格の高騰を抑制した。・10億〜14億バレルと推定される同国の戦略備蓄は、将来起こりうる紛争において北京に強力な武器をもたらしている。・危機対応の一環として、中国は石油製品の輸出も制限したが、この措置は国内の石油精製業者に経済的打撃を与えた。 米国によるイラン攻撃に先立ち、中国は長年にわたり数百億ドルを投じて世界最大の石油備蓄を築き上げてきた。紛争が長期化する様相を呈する今、その備蓄は中国に世界の石油市場に対する強大な影響力を与えるとともに、対西側諸国における極めて重要な新たな防衛手段ともなっている。 一部の

NYT[CIA長官、極秘のモスクワ訪問で露の戦争遂行状況に見解を伝達、露側は甚大損害、戦場での進撃も停滞、露は戦争終結にむけ本格的な交渉に乗り出すべき時期に来ているとの考え伝えた。ウクライナ側のドローン攻撃で前線の露兵生存時間が35分にも満たないと指摘

CIA長官、極秘のモスクワ訪問でロシアの戦争遂行状況について厳しい見解を伝達(NYT)ラトクリフ氏による今週のロシア情報機関トップとの会談は、ウクライナとの和平合意に向け動くようクレムリン(ロシア政府)に促すことを目的としていた。CIAのジョン・ラトクリフ長官は今週、極秘裏にモスクワを訪問した。同氏は、ウクライナに対するロシアの戦争の現状について厳しい見解を非公開で伝えたほか、軍事的・経済的状況がさらに悪化する前に合意に至るようロシア側に促したという。 ラトクリフ氏はロシア連邦保安庁(FSB)のアレクサンドル・ボルトニコフ長官に対しこのメッセージを伝えた。その際プーチン大統領がCIA長官の見解を無視して戦闘継続を選んだ場合にロシア側が直面し得る結果について、脅しのような発言は行わなかった。CIAの分析官らは以前から、プーチン大統領の側近たちが、戦争の推移や被害の規模について大統領にありのま

NYT「ビル・ゲイツ氏、AIの危険性は巨大テック企業が認める以上に深刻だと警告. 人工知能(AI)が雇用や人命に対して重大な脅威をもたらすと強く警告。「技術的マイルストーン」(AIが開発者の制御を離れることや、生物兵器の製造法を生成することなど)を、業界が無視。

ビル・ゲイツ氏、AIの危険性は巨大テック企業が認める以上に深刻だと警告(NYT)1時間に及ぶインタビューの中で、同氏は自身の属する業界がリスクを過小評価していると指摘。そのリスクには、大規模な失業やバイオテロなどが含まれるとの見解を示した。マイクロソフトの共同創業者であり、億万長者でもあるビル・ゲイツ氏は、人工知能(AI)が雇用や人命に対して重大な脅威をもたらすと強く警告し、そのリスクへの緊急の対応こそが「世界最優先の課題」であるべきだと訴えている。 先週行われたニューヨーク・タイムズ紙との1時間にわたるインタビューで、ゲイツ氏は、テクノロジー業界がこうした脅威を意図的に過小評価していると述べた。そこには巨額の利益がかかっているからだ。 「この技術がいかに優れているか、そして今後どれほど進化していくかを理解している人々は、個人的には非常に強い懸念を抱いています」と彼は語った。しかし、そうし

ニューヨークタイムズ紙「国内外で高まるトランプ氏への反発――「服従」から「抵抗」へ」トランプ依然世界で最も圧倒的な影響力を持つ。だがイラン戦争開始頃より、「抵抗」顕著。スペイン、伊がイラン戦争反対。NATO諸国参戦拒否。カナダは関税で報復関税を課す。

ニューヨークタイムズ紙:国内外で高まるトランプ氏への反発――「服従」から「抵抗」へトランプ大統領は依然として世界で最も圧倒的な影響力を持つ人物だが、他の指導者や機関は、彼の任期後半に入った今、かつてないほど激しく抵抗の姿勢を見せている。これは、お決まりの「夏の映画」のような展開。トランプ大統領が要求を突きつけ、相手がそれに応じないと、壊滅的な制裁を科すといった大言壮語な脅しで圧力を強め、最終的に相手が屈服する――という筋書き。 しかし、カナダのマーク・カーニー首相は、どうやらその台本を読んでいなかったよう。トランプ氏からの通商に関する最後通牒に対し、報復関税を招くリスクを冒してでも屈服を拒んだ彼の姿勢は、トランプ氏の任期後半における力関係の構図を一変させた。カーニー首相はは譲歩する代わりに、トランプ氏に対して「抵抗」することが有効な戦略となり得るかどうかを試している。トランプ氏の政権復帰当

WSJ【債券市場の声に耳を傾けよ】:金利の上昇は、将来の波乱を予兆するシグナル、 純支払利息は今年度1.1兆ドル超え、国防予算を上回る見通し。価格こそがその情報を意思決定者に伝える手段である。長期国債利回りは世界で最も重要な価格。人為的利回り抑制は、問題先延ばし助長。

WSJ【債券市場の声に耳を傾けよ】:金利の上昇は、将来の波乱を予兆するシグナルだ。それを人為的に抑え込めば、危険はさらに高まる。米財務省は8月19日、9月9日から11月4日にかけて実施する長期国債の買い戻し(バイバック)について、その規模を1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルへと倍増させると発表した。対象は10年物から30年物の国債である。この発表は、30年物国債の利回りが19年ぶりの高水準に達した直後に行われた。発表を受けて利回りは即座に低下したものの、翌日の午後までには再び上昇し、発表前の水準を上回るまでに戻った。市場の判断は迅速かつ的確だった。これは単なる流動性管理ではなく、価格のコントロールを試みる行為であり、その過ちは40億ドルという金額が示唆する規模をはるかに超えるものだった。財務省の発表は、事の真相を露呈させるものだった。同省は、より大規模な市場介入を「市場参加者によ

WP|長寿から脳の健康まで――科学が裏付けるお茶の5つの健康効果、お茶に含まれる成分が血管を保護し、炎症を抑え、リラックス効果をもたらし、さらには腸内細菌叢(マイクロバイオーム)を良好に保つ可能性があることを明らかにしている。

WP|長寿から脳の健康まで――科学が裏付けるお茶の5つの健康効果お茶を飲む習慣は、長寿と一貫して関連付けられてきた。水に次いで世界で最も親しまれている飲み物がお茶であり、世界人口の3分の2近くが日常的に飲用 そのため、科学者たちは何十年にもわたり、お茶がもたらす可能性のある健康効果について何百もの研究を行ってきた。科学者たちは、お茶に含まれる成分が血管を保護し、炎症を抑え、リラックス効果をもたらし、さらには腸内細菌叢(マイクロバイオーム)を良好に保つ可能性があることを明らかにしている。学術誌『Life Sciences』に掲載されたある分析では、研究者たちがお茶を「人々の健康を増進させる自然からの贈り物」と表現。コロラド州フォートコリンズにあるUCHealth(UCヘルス)の心臓疾患専門管理栄養士、ジェニファー・ボウマン氏によると、これは主に、コーヒーやココア、果物、野菜と同様に、一般的な

WSJ[中国はいかにしてイラン・オイルショックを乗り切ったか、中東からの輸入の割合25年9月―59%、26年6月―29%、①石油製品の輸出を中止、②電気自動車の普及、③移動で空路の抑制、⑤石炭の活用、豊富な石油備蓄の活用(イラン戦争前備蓄増。中国は備蓄量は非公表)

WSJ[中国はいかにしてイラン・オイルショックを乗り切ったか、原油輸入を大幅に削減して世界的な価格を抑制しつつ、自国経済を維持することに成功したその「謎」・グラフ、中東石油の中国の輸入 一日平均輸入 2025年―6800万バレル、 2026年-1700万バレル イランでの戦争勃発以来、中国の石油輸入の急減は、原油価格を低く抑える上で極めて重要な役割を果たしてきた。その結果、インフレの抑制や世界経済の支えにもつながっている。 中国がいかにして輸入を50%近く削減し、その状況を乗り切ったのかは、エネルギーの自給自足を目指す中国政府の長期戦略を考慮してもなお、謎。 今、その手がかりがいくつか明らかに。燃料輸出の規制により、製油所は処理量を削減。価格上昇を受けて、航空機を利用する旅行者も減少。石炭への転換も功を奏した。さらに中国当局は、戦争前に備蓄していた石油を取り崩し。 中国の石油購入量は、依然

ルビオ米国務長官が、ICC(国際刑事裁判所)赤根所長と上級弁護士セイ氏(ネタニヤフ氏関連捜査)を制裁対象に指定。EU外務・安全保障政策上級代表:「深い遺憾の意」、ICCへの「揺るぎない支持」を再確認、職員保護を約束」。高市首相:「大変残念」。米米配慮で弱いトーン。

2026年8月18日、トランプ政権下のルビオ米国務長官が、赤根所長と上級法廷弁護士アブドゥライ・セイ氏(セネガル出身、ネタニヤフ氏関連捜査に関与)を制裁対象に指定した。制裁内容は米国内資産凍結、入国禁止、米国人・米企業との取引遮断など。これはトランプ大統領の2025年大統領令に基づくもので、ICC関係者への一連の制裁の拡大(これまでに裁判官複数や検察幹部を含む)。 以下AIのとりまとめ。 ① ルビオ発言の内容ルビオ国務長官の声明の要点は以下の通りです。  赤根氏とセイ氏は「ICCの管轄権に同意していない国の政府当局者に対し、ICCが捜査・逮捕・拘束・訴追を行おうとする取り組みに直接関与してきた」。 ICCを「腐敗し、致命的に政治化された超国家的裁判所」と呼び、「悪意をもって権限を乱用し、与えられた任務の域を超えている」と非難。 「国家主権への攻撃は容認しない」「米国の主権に対する許容できな

本紹介:中国のSF作家劉慈欣著『三体』。SFのューゴー賞長篇部門。冒頭激しい文革批判。①ハードSFとしての完成度、②・物語の魅力:サスペンス、VRゲーム要素、陰謀、オバマ元大統領やマーク・ザッカーバーグらの推薦③人類への絶望(他静物の抹殺)がテーマ。

本紹介:中国のSF作家劉慈欣著『三体』Aー1AMAZON :本紹介「中国で三部作2100万部以上を突破アジア&翻訳もの初のヒューゴー賞受賞現代中国最大の衝撃作、ついに日本上陸物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象〈ゴースト・カウントダウン〉が襲う。そして汪淼が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真

孫崎享のつぶやき

元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。

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孫崎享

孫崎享(元外務省・国際情報局長)元外務官僚で、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2009年まで防衛大学校教授。『戦後史の正体』は8刷20万部の売れ行き。ほかに『日本の国境問題-尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)、『日米開戦の正体』『日米開戦へのスパイ達』『日本国の正体』『朝鮮戦争の正体』などがある。ツイッターのフォロワーは13万人を超えた。

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