安倍首相になって、メディアでは確実に締め付けが起こっている。
一つ一つどの様な締め付けが起こっているか、丁寧に検証していく必要がある。
その中で、「クローズアップ現代」での国谷氏の降板は象徴的だ。
2017.01.25.付リテラ主要論点
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・トランプ大統領のメディア攻撃に注目が集まっているが、それを見るにつけ、日本の宰相はトランプの先駆け
・この国の総理大臣は放送法をねじ曲げて解釈し、圧力文書をキー局に送りつけるなどの“攻撃”を仕掛けてきた。そして、トランプよりもっと露骨に、萎縮しないキャスターたちを次々に降板に追い込んだ。
・そのキャスターのひとりが、NHKの看板番組『クローズアップ現代』のキャスターを23年間にわたって務めた国谷裕子氏。その国谷氏が、先日、初の著書『キャスターという仕事』(岩波新書)を出版
コメント
コメントを書く地方政治は、自民党から共産党まで、右左関係なく、住民サービスの面では一致し、イデオロギーの入り込む余地が少ない。
何か事件が起きても、市町村、職員、教員、警察、住民、の要求する方向が選択される。一つの村社会の言動が、国民的世論に置き換えられていくのである。問題は、リベラル方向を目指すべきなのに、職員、教員の人権が優先され、当事者の救済が置き去りにされていくことである。津久井事件、横浜いじめ事件など端的な例である。本来弱い者の立場に立つべきリベラル関係者が、己の人権を優先し、体制側もどきの行動に移るのである。この国の現状は、本質を見ることなく、己の利権で行動するように、右左関係なく動いていることでしょう。
「ジャーナリズムがその姿勢を貫くことが民主主義を脅かすPOST-TRUTHの世界を覆す」という国谷氏の言葉は実に正しいと私は思います。そしてそれが貫徹されるならば、この地球に戦争は起きないし、起こせないと私は固く信じて居ます。
資本主義オンリーの米国と違って元来日本にはNHKという公共放送があるのでジャーナリズムが成り立ち得る絶対的環境があるのですが、安倍政権の剛腕で公共性が崩壊したと私は判断して居ます。その目的は安倍政権が戦争をしたいからだと私は思います。ところが、安倍政権が何かと指示を仰いでいた米国でトランプ氏が大統領になって雲行きが途端に怪しくなってきました。トランプ氏がウオール街や戦争ビジネス主導の好戦性剥き出しの米国主流メデイアとバトルを始めたからです。日本ではNHKが陥落して安倍政権がいよいよ戦争(平和、安全保障等々の用語は全てこの政権では戦争と同義語)へと云う時に米国の新大統領が不協和音となって安倍政権の困惑は測り知れないのではないでしょうか。
今こそNHKにジャーナリズムを取り戻すチャンスが到来していると私は考えています。何と言っても、NHKは惨めな敗戦の反省もあって国民の税金(直接徴収)で賄われる公共放送になったわけですから、ためらうわけにはいきません。好戦的なウオール街の私物である米国の主流メデイアとは質も格も決定的に違うのです。立ち上がれ、NHKと言いたいですね。
国谷さんのご著書はまだ読んでいませんが、記事から改めてその生真面目さに感服します。
しかし、アベ一味は国谷さんがこんな風にまともに相手にして然るべき知的レベルに達しているのでしょうか。
噛み付いてきた野犬に「私の何が問題なのか」と滔々と語っているような違和感も否めない次第です。
日本社会からもどんどん「大人」が消えている。未熟な子供が大人に支配され、我侭に歯止めがかけられる正常な状況から、大人が脳タリンな子供に支配され続ける事態に至っている。こんなバカなことを何故止められないのか、先日の生放送にゲスト出演された代議士 福島瑞穂氏にしても何も答えていなかったと思う。
>「番組は公平性を欠いているとの指摘もたびたび受ける」
一体誰が指摘しているのでしょうか。「公平」な人物の指摘でなければ意味がない。孫崎さんも生放送で公平性を心掛けているはずもなく、それはNHKに出演されていた時も同様でしょう。あくまで国谷さんの主観で構わないはずです。
公平性などと言うが、実のところ求められているのは多様性でしょう。視聴者が多様だから。そして、クロ現のような番組が他にないから、たった一人のキャスターに多様性を求めるというアホなことになる。クロ現のような番組が他にも沢山あって、多様なキャスターが独自の主観でインタビューするようになればいいだけのことと思います。
「ジャーナリズムがその姿勢を貫くことが民主主義を脅かすPOST-TRUTHの世界を覆す」・・・考え方は正しいと思うが、今後については小生は悲観的。
もし安倍政権が倒れても、次も報道機関を掌握する快感から逃れられないのでは?もうひとつは、ネットメディア。こちらの方が極端に走り、その虚偽情報が真実として独り歩きする。。。既にそうなっているような気がする。
国谷さんが国会で活躍されたら、どんなに国民を勇気づけることでしょうか!!どんなに国民の政治への意識を高めることでしょうか!各国の元首へのインタビュ-でも、彼らは、丁寧に応えられていた。今の、政権が如何に幼稚であることかは、誰の目にもわかるのではないでしょうか。残念ながら、そういう方々を私たちは選択してきたのではないのですが、手を入れられない闇があるのでしょう。しかし、私たちは、いつまでも、このような状態を続けてはいけませんね。
この国が、滑稽なのは、安倍政権、マスコミ、大企業を、「従属だ、偏向だ、保身だ」と主張するリベラルがいるが、己自身が、保身に動いていることに気づかないというより、「自己は絶対に正しく、間違いは体制だ、マスコミだ」というのが野党リベラルの実態ではないか。保身の上に主張しているのであり、安倍政権と同じ穴のムジナといえないか。問題は、イデオロギーの差から対立しているに過ぎない。保身で同じである限り、選挙で勝った方が正義なのです。野党は、小異を捨てて、大同につくべきでしょう。民進党は、政権を取りたかったら、自民党的思考を留保して、政権獲得にまい進すべきでしょう。イデオロギーが重要なら、松野氏たちの動きを加速させるべきでしょう。地域社会で村社会が取れるのに、イデオロギーの対立は別のようである。弱者を見る目は、右左関係なく、人が重要視される。選ぶ目も、党をはずし、人を見ることが重要になっているのではないか。