A:事実関係
1:稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で行った都議選の自民党公認候補の応援演説で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という趣旨の発言をした。防衛相が自身の地位に言及して所属政党の公認候補への支持を呼びかけるのは異例で、自衛隊の政治利用と受け取られる可能性もある。
稲田氏は発言後、記者団に「(陸上自衛隊)練馬駐屯地も近いし、防衛省・自衛隊の活動にあたっては地元に理解、支援をいただいていることに感謝しているということを言った」と釈明。演説会場から1キロ余りの距離にある練馬駐屯地(練馬区)の関係者が、選挙区内に住んでいることを念頭に置いた発言とみられる。
自衛隊法61条は、選挙権の行使以外の自衛隊員の政治的行為を制限しており、特定の政党などを支持する目的で職権を行使できない。稲田氏の発言は、防衛省・自衛隊が組織ぐるみで特定政党の候補を応援しているとい
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公衆の面前で行った発言を、密室で撤回すると言ったらそれで済むのだろうか。
最初の発言を聞いた人、一人ひとりを訪問して「間違っていました。ごめんなさい」と謝罪して廻らなくては謝罪したことにはならない。
安倍首相は、彼女を「次期首相」と考えているから、ハイヒールで自衛隊観閲をしても、南スーダン情報を隠されても、籠池氏の顧問弁護士だったことを隠しても、自衛隊法違反の発言をしても、何があっても罷免したくないのだろう。
選挙運動で、あれほど豊田真由子議員への投票を呼び掛けていた安倍首相や自民党には、彼女の不祥事に責任がないのだろうか。安倍首相や自民党は、選挙民に謝罪もせず、離党届を受け取るだけで済まそうとしている。
安倍首相は「責任を取る」という言葉の意味が理解できないのだろう。
稲田氏は一応大臣だ。つまり、超エリート。弁護士でもある。彼女はこのようなマスコミの反応は想定済みなんじゃないのかな。若しそうなら彼女と彼女を抜擢して支え続けて尚憚ることの無い安倍氏はこの国民をどこまでバカにすることが出来るか、観測したに違いない。
しかし、私にはどう見ても彼らがそのような一応知的なハカリゴトをしたとは思えない。勿論、安倍氏の顔、稲田氏の顔、閣僚たちの顔から判断してのことだが。この内閣を構成する人物全てに心的疾患を疑わざるを得ない。つまり、サイコパスだ。行政をたずさわる人間の基本は憲法、法律、道義を率先して実行することだけを国民に負託されていることだけでそれ以外の何物でもない。ところがこの連中にはその基本的認識を喪失している。サイコパスそのものではないか。
このような混沌とした滑稽な政治的状況を最も好むのは米国だ。中東を見ればそれが分る。米国は自衛隊を終戦後えいえいと作り上げ世界でもかなり上位の実力集団にした。そしてやっと安倍内閣。自衛隊を無償で使用できる訳だから、笑いが止まらないだろう。米国の財政赤字解消にもつながるし一石二鳥。可及的速やかに国民はバカを返上してこの滑稽内閣、詭弁内閣、欺瞞内閣をチェンジしないとえらいことになりまっせ。
>>当然罷免の対象になる。
珍しく、孫崎さんと意見が一致する。安倍首相はただちに罷免して、内閣改造までは防衛大臣をみずから兼任するなどで対処すべきではないか。そのほうが安倍内閣にも自民党にも好感をもたれるであろう。
稲田大臣の発言自体がダメだが、こういう発言が自然に出てくる思考回路と、自分でその思考回路を抑制できない頭の悪さがわたしは気になる。これは単に野党や新聞に揚げ足をとられているという話ではなく、やはり防衛大臣の資質がないという話だ。将来の首相なんか、とてもとても。
豊田議員も、間髪を入れずなんらかの処分をすべきだった。離党した今
>>当然罷免の対象になる。
珍しく、孫崎さんと意見が一致する。安倍首相はただちに罷免して、内閣改造までは防衛大臣をみずから兼任するなどで対処すべきではないか。そのほうが安倍内閣にも自民党にも好感をもたれるであろう。
稲田大臣の発言自体がダメだが、こういう発言が自然に出てくる思考回路と、自分でその思考回路を抑制できない頭の悪さがわたしは気になる。これは単に野党や新聞に揚げ足をとられているという話ではなく、やはり防衛大臣の資質がないという話だ。将来の首相なんか、とてもとても。
豊田議員も、間髪を入れずなんらかの処分をすべきだった。離党した今では、自民党としての処分はむずかしかろう。
二重投稿になってしまいました。申し訳ありません。
ひとつおもうのは、日本が自衛隊を正式な軍と位置づけてこなかった弊害が、こんなところであらわれているなあと。
自衛隊を「公」のものとして防衛大臣自身が考えられていないわけだ。
はやく憲法9条を改正し、自衛隊を国軍として位置づけるべきだという感をあらたにした。
これまでも度々言動が問題視されてきた稲田という人物である。
「ああ、またか」というだけのことだ。
それでも事が事だけに こうして孫崎さんまで貴重な時間を割いて丁寧に解説せざるを得ない事態となる。こちらもイナダやアベetc.のために日々こんなくだらないコメントを書かされ、限りある人生のひと時を浪費しているのである。
こうした連中の言動から日頃の仕事ぶりも十分察しがつく。日本の大臣など、あの程度で務まるということだ。つまり、もう大臣など不要。もっと言えば国会議員もいなくてよいのだろう。これだけでも かなりの税金がムダに使われずに済む。
稲田氏罷免、政権「必要ない」と、マスコミが報道している。
自民党としては、どうなのだろうか。都知事選に影響ないというのだろうか。二階幹事長の存在がかすれて見える。ずいぶん、都民もなめているというか、無視している。下村氏の疑惑問題など安倍氏の取り巻きが火だるまになっているが、「必要ない」で突破、乗り切ろうとしている。このようなことをしていると、次から次へと安倍政権の恥部がさらけ出され、取り返しのつかないことにつながるという意識が欠如している。数の原理におぼれているというより、数に埋没し、大きな流れを見ようとしない、狭量な内閣、耳をふさごうとしている。自民党が声をあげなければ、自民党に降りかかることを、肝に銘じるべきでしょう。
>>10
自民党内では派閥再建をめざす動きがあるそうです。改憲までは安倍氏でいき、改憲後は中選挙区制にもどす算段なのでしょう。そうなれば、そこから当分自民党内での疑似政権交代が再びつづくことも予想されますね。そこからが本番なので、いま反安倍の動きが具体的にあるようにみえても予行演習程度で、改憲とオリンピック後までは、実質は棚上げだろうとおもってます。
いまは、本来は民進党にとって好機だったはずなのですが、民進党はみずから左に転んでいき、都議選後はまるで存在感がなくなるとおもいます。では都民ファーストがどうなるか。たぶん、小池氏自身もよくわかってないのかもしれませんね。なんにせよ、中選挙区制が再導入されるまでが、いまの野党のタイムリミットでしょう。
>>11
今現在、安倍氏が行っている政治は、民主党時代に、小沢さんがいっていたことを実行に移しているに過ぎない。この意味では、民進党は抜け殻になっているといえるのでしょう。見事に、小沢さんの思想を実現しているともいえるのです。政策的に、自民党を脅かす勢力が出てこないので、気楽に政治ができるといえばできるのですが、為政者は常に緊張感が必要であり、性格のなせる業でしょうか、あまりにも荒っぽいのが、傷なのでしょう。泰然自若たる対応が必要と思いますが、致し方ないのでしょう。