・仙台市は人口100万人を超える政令指定都市である。
・ここで、本7月23日、市長選挙が行われる。
地方選挙であるが、東京都都議会選挙に次いでの大型地方選挙であり、現在の安倍政権への不支持が、どのような形で反映されるか注目される。
・事前の報道は次のものがある。
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19日河北新報:
23日投開票の仙台市長選で、河北新報社は16~18日、世論調査を実施し、取材による分析を加えて終盤情勢をまとめた。元衆院議員郡和子氏(60)がリードを保つが、会社社長菅原裕典氏(57)が迫っている。
民進、社民両党の支持、共産、自由両党の支援を受ける郡氏は民進支持層の7割弱と共産、社民支持層の8割強を固めた。自民党支持層の2割弱に食い込み、無党派層から4割の支持を得る。男女とも60代以上に強さを見せ、他の世代の女性にも浸透。地域別では太白区で5割を超え、青葉、若林両区でも首位を保つ。
コメント
コメントを書くいつかも自公政権への不満、怒りがピークに達し、ついに2009年 民主党が政権奪取。
それが国民をバカにした裏切りの数々で あえなく沈没。そのせいで「あだ花」アベ政権が蘇ってしまう。
それが国民をバカにした裏切りの数々で あえなく沈没しかけている...
この国の政治はいつまで経っても学習効果ゼロなのか。
孫崎さんのツイートに-本が売れる、読まれるには、新聞での書評、広告、第三者の積極的な評価が必要で、作者が書いたことは読まれるための単なる第一歩にしかすぎない-とありましたが、この国の「政治家」状況も同様と思います。
それで世襲議員、金持ち、有名人ばかりが政治家になる。これでは上記がエンドレスに繰返されるだけと思います。
第三者の立場で見ると、
①村井知事と奥山市長の行政に仙台市民が不満が募っているかどうか。
②投票率が50%を超えるかどうか。
③自民党と公明党の支援と野党と共産党の支援、どちらが拒否反応が少ないか。
④自民党に対する批判が、ストレートに仙台の選挙で批判票になるか。
このような点が投票行動の基準になるのではないか。
東京の小池さんのように新しい風が吹いているわけでもなく、日常生活に直結する選挙であり、日常生活の不満が大きければ野党連合に有利であるが、大きな不満がなく、低投票率に終われば与党に有利になるのではないか。
自民党が負ければ、次の横浜市長選も、野党の方に勢いが乗っていることになる。何としても、野党側が勝利してほしい。
若い時、私はさる大学の先生から「ボン サン」が社会生活で最も大切なものだと教わった。この言葉はフランス語です。その先生は「良識」とも違うと強調した。フランスの人々が共和、民主、博愛を幾多の革命を通じて獲得した過程で培った精神ということらしいのです。フランスのボン サンは日本の良識とは格が違うらしい。しかし、我々は日本人、「良識」に箔を付けねばなりません。
この良識は私の定義では反原発、反戦、福祉に親和する気持ちです。当然、お金の臭いに反発する、言換えれば、腐敗を忌み嫌う気持ちです。
東京都みたいな大都会ではお金の臭いに嫌気をさす人種が比較的に多く住み、時と場合により選挙にも馳せ参じる人々も多い。良識が厳然として生息している。でも、地方ではどうでしょう。首長は中央政界に顔がきき、予算を分捕って来てもらうマシーンであれば十分という風潮が主流ではないでしょうか。良識は窒息してはいないでしょうか。
続く
>>3
続き
そういう地方独特の風潮を打破して仙台市長が比較的リベラルな市長に勝利の神がほほ笑むとすれば、私にとっては革命的先駆けに相当します。
以下は余談だが、地方自治を掲げて京都府の政治を長年務めた蜷川知事を中央から派遣されたキャリアがやっとのことで潰した手柄話を得々と話しているのを私は以前聞いたことがあるけど、もう既に日本は憲法を踏みにじり中央集権国家になりさがっている。京都市の周辺の山は青々として素晴らしい。宝塚や逆瀬川の山、海を越えて韓国のソウルの山は頂上まで住宅で蔽い尽くされている。どちらが良いか?京都市に決まって居る。それは地方自治の独立を貫き通した蜷川知事の遺産ですよ。
世襲議員、お金持ちで思いだしました。
私が友人に「ロックフェラー家たちは殆どの資産を福祉財団もどきの組合所有という形で運用している。国への税金なんか殆ど払っていない。組合が投資しているエンタプライズが破綻すれば、「TOO BIG TO FAIL」を主張して国民に押し付け全損を免れる。狡猾そのものだ」と言ったら、
「日本だって似たようなものがある。政治資金会計だ。自民党の先生方は政治資金会計ファンドを所有し税金を払わず相続税も払わない。何も負担せず、堂々と金持ちを生きて居る。お前は何も分かっていないな!もう既に日本では江戸時代に跋扈していた諸侯が出来上がっている。山口県の安倍殿、福岡県の麻生殿、神奈川県の甘利殿等等々、、、」と友人は吐き捨てるように言った。
私は米国のことはそうとう勉強したつもりだが、日本については実に疎い。友人の言葉は捨ておくわけには行かず、検証これ努めているところです。