1:安倍首相、平昌五輪の開会式欠席への動き
1月11日産経新聞は次の記事を書いた。
「「安倍首相、平昌五輪の開会式欠席へ 慰安婦日韓合意めぐる韓国新方針で判断」
「安倍晋三首相は韓国で2月9日に行われる平昌五輪の開会式への出席を見送る方針を固めた。複数の政府関係者が10日、明らかにした。表向きは1月22日に召集予定の通常国会の日程があるためとするが、慰安婦問題の解決を確認した2015年12月の日韓合意をめぐり、文在寅政権が日本政府に新たな措置を求める姿勢を示したことを受けて判断した。
日本政府は「最終的かつ不可逆的な解決」を盛り込んだ日韓合意を見直す動きだと判断。昨年1月に釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置への対抗措置として中断している日韓通貨交換(スワップ)協定再開の協議に引き続き応じない方針とともに、安倍首相の平昌五輪の開会式出席を見送る方針を固めた。」
このニ
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記事を引用した産経新聞報道は11日であり、その時点では不参加が決まっていた。
だがその後、米国のペンス副大統領から「俺が出るのだから、おまえも出ろ」と言われて態度を変更した。
米国から言われたら、どんなことでも従うのが安倍政権の特徴なのだ。
改憲にしても、あれほど前のめりで熱心なのに「なぜ改憲が必要なのか」を一言も説明できないのは、自分の考えではなく、米国から命じられただけのためだ。
「日本人のカネを使うが、米国の指示による、米国のための政治」を、日本人はいつまで支持し続けるのだろう。
北朝鮮に対する米国と中国の外交的意思疎通が制裁で一致できず、他の選択を余儀なくされる段階なのでしょう。
制裁の協力が得られず、北朝鮮の核開発が進化していくのであれば、別の選択をしなければならないが、韓国が北朝鮮との融和にのめり込むと、中国だけでなく、韓国の行動にチェック機能が必要になる。
TPPにカナダが署名段階にあり、EU脱退後の英国が、TPP加入を検討しているし、米国もTPP参加を検討を始めたことは、経済圏の拡大が図れ、拡大を続ける非協力な中国経済に対抗することになり、これらのまでの世界経済の構図が変わる可能性が大きくなった。
経済圏構想の枠組みが明確化される中で、韓国の外交の立ち位置が極めて重要になり、日米双方の協力関係は不可欠になり、ペンス副大統領、安倍首相の出席につながっていったのでしょう。北と韓国が二国間で交渉をすれば、核を持ち政治権力にたけた北に農耕民族の韓が太刀打ちできるはず、米国はかなり神経をとがらせているのでしょう。日米安保を否定するのでなければ、日米同盟日米安保を堅持するため、安倍首相の出席は当たり前のことです。
日本語が上手でない外国人と話していると自分の日本語もおかしくなってくるが、こんなチンドンや政権を日々相手にされる孫崎さんの脳も汚染されないか心配になってくる。
2015年の前例を踏まえ、何故 米国は初めから釘を刺しておかなかったのか。米国の命令一つで右往左往する、アベや日本の大衆を見るのが面白くて仕方がないからだ。
アベは米側にとって格好の見世物である。次はどんな芸当で笑わせてくれるか、日々心待ちにしているのだ。もうアベの日本は完全にコケにされている。節操のないアベに その同類の大衆。アベの言動は全てパフォーマンスでしかないが、仮に83%が確かだとしても、言ってみればこちらは大衆のパフォーマンスだろう。米国にコロコロ転がされるだけ。昔、長期ドイツ出張から戻ってきた友人が「日本は小人の国だと感じる」とポツリと漏らしたが、体躯のことだけでなかったのかもしれない。今や脳レベルでは確実に「子供の国」と化している。
米国の軍産複合体、CIA,ネオコンは日韓合同軍を創り、それに米軍を合流させ、東アジアのNATO版を造り、中国と北朝鮮を征伐する野望を保有している。その為の工作が陰に陽に行われているのが東アジアの実態である。
しかし、よく考えて見るとそれは不可能だ。まず、韓国の大衆が受け入れない。勿論、日本の大衆も受け入れない。日本の大衆は、李王朝と友好的だった江戸時代を革命で潰した明治維新以降、恣意的に且つ強引に植え付けられた半島の人々に対する蔑視と差別的嫌悪感が深く潜行しているところに北朝鮮の核保有で一挙にその感情は高ぶっている。韓国と日本の亀裂は広がるばかりだ。
韓国と日本の亀裂を危ぶむ米国は浮薄な安倍氏に韓国に対する最低限のデプロマシーを要求したんだろう。そして、安倍氏と官僚が米国のささやきに手のひらを返したようにペコペコと応ずる姿は一体何なのか?このブログでどなたかが指摘されていたように孫崎先生の名著「戦後史の正体」そのものではありませんか。
>>2
ハルマゲドンを避けるには日米同盟日米安保はあくまで専守防衛的姿勢に徹するしかないですよ。その辺をどう考えておられるのかな?
安倍首相は出席するとよんでいたので、あまり意外感はないですね。出席しないと言ってたことなんか忘れてることばの軽い人もいるみたいですがね。
でも、個人的には、慰安婦合意の韓国側実質破棄を受けて出席はしてほしくないので、自民党と官邸にはその旨のメイルを送りました。
自分としては、日本と韓国(朝鮮半島)との関係は、まずは江戸時代程度の国交になることを望みます。江戸期通じて通信使12回ですか。このくらい付き合いが疎であれば、あまり問題もおきないでしょう。その後は自然と国交断絶すれば最高ですね。
孫崎さんが安倍首相五輪出席の理由としている「今再度緊張している関係の修復を求めているのも米国だ。」というのが本当かどうかまだわかりませんが、一般論としていえば、米国はいつでも、ふるまいたいようにふるまいます。そのときに日韓の細かい心理のあやなんかは、わからないんでしょうね。まあ、知力も暴力も抜きん出た巨人ですから、相手の気持ちにうとくてもやってこれた。
ときどき、日米安保などをやめれば米国がそういうふうにふるまわなくなると勘違いしている人がいますが、現実の世界をみればそうじゃないことなんかすぐわかるでしょう。あまり友好的でない国や敵対的な国に米国が丁寧に接しているかというとむしろ逆でしょう。
米国がいなくなればそういう国はなくなるんだと夢想している人もいますが、中国は中国で、ロシアはロシアで、やはり同じようにふるまってるのは、よく見てればわかるはずなんですけどね。
あ、書き忘れましたが、鳩山氏なんかは、慰安婦合意について、米国の強要で一方的に韓国側が合意を強いられたようなニュアンスのツイをあげていましたが、したくもない合意を強いられたのは、日本も同じなんですよ。どうもそこがわかってない人がいるようで念のため。
しかし昨日引用した朝日新聞論説委員へのインタビューで内幕が明かされているように、米国に強要されたとはいえ、日韓は真剣に合意にとりくんだわけです(どうしてもいやなら交渉しないこともできた)。合意内容そのものへの米国の干渉はなかったこともわかります。
そうやってつくった合意をお互いに守っていこうという関係であろうとするのか、一方的に悪辣なやり方で実質破棄して「合意はキャンセルできる」などと相手にうそぶくような関係であろうとするのか、まあ、あえて国家のとはいわず、国民のと言いたいのですが、国民の品格が問われているのですね。
ま、私の予想ではそう遠くない未来に韓国はなくなるんですけどね。