メラニア・トランプ米大統領夫人が21日、米テキサス州にある子供の移民の収容施設を訪れた。この時に着ていたジャケットコートの選択について、批判の声が上がっている。
テキサス州に向かう飛行機に搭乗する際、背中に「私には本当にどうでもいい。あなたは?、“I really don’t care, do u?”」と描かれたコートを着ていたことで、メラニア氏は注目を浴びた。
先ず。これの生ずる前に、【6月18日 AFP】メラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人は17日、米国に不法入国した移民の子どもを国境で親などの保護者から強制的に引き離すことを認める「ゼロ・トレランス(容赦なし)」政策を中止するよう求めた。メラニア夫人が政治的な発言を行うのは異例。
「ゼロ・トレランス」はドナルド・トランプ政権が導入した厳格な国境警備政策で、5月初めにジェフ・セッションズ司法長官
コメント
コメントを書くこういう記事に接しますと「米国も落ちぶれたな!」という実感が迫ってくるから不思議だ。
米国の支配層は中南米を植民地化し、更に飛躍し、世界をウオール街の資本の原理で管理することに血道をあげて来た。その過程でチリではアジェンデ政権を残虐極まりない手口で転覆させ、ブラジルを骨抜きにし、アルゼンチンなんかはその工作に遭い日本と同様の政治不能国になって久しい。米国支配層の意向の行き着く先は米国を中心とする栄えある国境なき世界だった筈だ。
米国の隣の国のメキシコ人が米国に入国したがるのはメキシコの国が米国の工作に遭ってデザスターに陥っているからだ。デザスターの国から米国という大衆困窮デザスター国に入国したがるのだから国境の両サイドは無間地獄と言えよう。
米国が今後取り組むべきはチリのアジェンデが目指したものを認め、大衆経済の自決を南米諸国が選ぶ権利を許すことではないだろうか。つまり、パックスアメリカーナという夢は儚く終わってい居るということを米国はこの際はっきりと認識し反省することではないだろうか。
衣服に文字印刷するのは、単なるファションとみていたが、主張的要素もあるのであろうか。
3,800円ぐらいの商品といっていたので、購入時に印刷されていたもので、特にメラニア夫人がプリントしたものではないでしょう。特注品でない限り、胸に書いてあれば、自己主張表現とみなせないこともないが、印刷部位が背中であり、単なるファションと解釈すべきでしょう。トランプに対する反対者は何でも攻撃対象にしたいのでしょう。
メラニア側は「ただのジャケットだ。暗示でない」、トランプのツイートは「メラニアは『虚偽報道』メディアのことを言ってるのだ。メラニアは連中が如何に不正直かを思い知り、金輪際 連中を相手にすることはない!」-とすっとぼけているようだが、この件もまた「彼は過激な発言を行い、世論の反応を見て、必要なら修正する」の一環でないか。アキエがアベの悪政に異を唱える素振りを見せたこともあったが、ただのクサい芝居で、アベと一蓮托生のワルに過ぎないことはもう全国民に知れ渡っている。トランプとメラニアの結束もモロッコ、コスタリカ、アイスランドと同じくらい固いのでないか。
「とにかく、先ずは注目を集めること」-何かとセンセーショナルな広告出すのが戦略の企業グループもあるが、それと同じ類に見える。
GALAの39ドルのジャケットを着たメラニア夫人にこれだけの注目を浴びさせたのは、その背中に書かれたメッセージが深刻な移民問題政策の本質を突いたからであろう。そう I really don't care, do u?(知った事か、お前もな)と言う我々一般人の心情を端的に表して、ハットする気付きを与えたからではないだろうか。トランプも子供隔離政策を撤回したようだ。一流ファッションモデルであったメラニア夫人の類まれなセンスを感じますな。やはり女性(男性でも良い)の優れた感性が深刻な社会問題に対応する為に重要な役割を果たすことが分かります。