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16日、インドとチベット国境で中印軍衝突。英ファイナンシャル・タイムズ紙、米国 フォーリン・アフェアーズ誌は米中緊張の中で、インドを米国側に押しやる動きと評価。 インドと中国の軍司令官は、両軍が係争地で対峙している軍の撤退で合意。中印双方発表。
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16日、インドとチベット国境で中印軍衝突。英ファイナンシャル・タイムズ紙、米国 フォーリン・アフェアーズ誌は米中緊張の中で、インドを米国側に押しやる動きと評価。 インドと中国の軍司令官は、両軍が係争地で対峙している軍の撤退で合意。中印双方発表。

2020-06-24 08:00
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A-1 事実関係1中印、係争地で対峙する軍の撤退で合意(ロイター、623日)

 インドと中国の軍司令官は、両軍が先週衝突した係争地で対峙している軍を撤退させることで合意した。インド政府筋が23日に明らかにした。一方、中国外務省の趙立堅報道官は、双方が緊張緩和措置を取ることで合意したと表明した。

インド政府筋は、22日に両国の軍司令官が長時間にわたって行った協議の結果について「撤退に向けた相互コンセンサスがあった」と説明。「ラダック東部のあらゆる係争地域からの撤退方式が話し合われた。双方が撤退を進めるだろう」と述べた。また、趙報道官は、両軍の衝突で中国側の犠牲者が40人だったとする最近のメディア報道について「フェイクニュース」だと述べた。

B:関連

米国等、中国・インドの動向に対し、関心。その中、国境衝突を中印対立の象徴的出来事として報ずるものが多かった。

(1)   ファイナンシャル・

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他4件のコメントを表示

現代は情報戦だ。国際問題一つとっても「中国のプロパガンダ」
と「欧米のプロパガンダ」の区別と見極めが非常に難しい。

新型コロナの人工兵器説や研究所流出説など、何ヶ月も前から
科学的に否定されてることを、デマを含めて本気で信じてしまう
人の多さに困惑している。

人は嘘をつく。米国も中国も嘘をつく。科学は嘘をつかない。

今の風潮は、客観的事実を述べても「中国擁護」と受け止められ
かねないため非常に厄介だ。私はここで「世界情勢を見誤るな」
と下記を忠告したい。

<香港問題について>

2019年の議会議員選挙は、小選挙区制のため民主派の議席数
が圧勝しただけで、実際の得票数は6対4(未満)である。

もし、香港人の半数近くが国家安全法を支持しているのなら、
外国が口を出したり、干渉すべきではない。逆に、反対派が
圧倒的に多数であるのなら、中国に忠告した方が良い。

メディアによって調査結果が異なる。実態が分からない。

香港、52%が香港版国家安全法を支持:
https://www.digima-news.com/20200530_58728

香港、中国による立法64%反対:
https://www.tokyo-np.co.jp/article/32617

補足しておくと、欧米がかつて「民主の女神」と呼んで
もてはやしたアウンサン・スーチーは、今は批判の的だ。
欧米の身勝手さと胡散臭さを感じる。

アムネスティ、スーチー氏の賞を取り消し:
https://www.bbc.com/japanese/46190041

<ウィグル問題について>

いつも不思議に思うのは、宗教問題に敏感なはずの中東諸国が、
なぜかこの問題に批判的でないということだ。

ウイグル問題、中国支持派は過半数の54カ国:
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/191030/mcb1910301437023-n1.htm

収容所問題は、イスラム過激派に走らないための措置にも思える。
フセイン時代のイラクでは、過激派を武力弾圧という形で押さえ
込んでいた。中東諸国は、過激派に対しては抑圧的な政策をとら
なければ抑えられない実情を知っている為、思想教育という政策
が穏健(中東に比べれば人道的)に見えるのかもしれない。

<南シナ海問題について>

これについては過去に調査した。ここでも報道されていない事実を
拾い上げた。中国だけが一方的に悪いと断定できる問題ではない。

孫崎先生とは全ての考えが一致するわけではないが、批判や誹謗中傷
を覚悟で持論を発信する勇気は今も尊敬しています。

No.5 46ヶ月前

中国とインドの国境線インフラ整備問題である。

①.中国とインドの間に世界有数の長さ約3,500kmを誇る国境線が存在しているが、多くの国境線が未確定である。

②.インドは国境線を確定させるため国境付近のインフラ整備(道路や橋)している。

③.中国のインフラ整備は軍事的要素が強く、軍事利用可能なトンネルの建設や戦闘機を配備できるガリ空港の整備などインド側からすれば見過ごせる問題ではない。
 ガリ空港は軍民共用で使用されており、中国空軍のJ-11もしくはJ-16が4機配備されているのが、衛星写真で確認されている。

解決策として、空軍機4機を撤退させることをインドは要求しているが、交換条件として中国は、インドが国境付近のインフラ整備をやめることを要求している。

3,500kmの国境線、しかも未確定な国境が多くあるという。中国の立場になると内陸・海の国境線・領海線というようにとてつもない線引きは、たとえ線引きしても、軍事的には解決しない。軍事・政治的圧力で解決しようとしても、力では解決しない。中国は、話し合いによる平和的か解決を目指さない限り、いつもどこかで紛争があると心配ばかりしていなければならないことになる。力の外交は止めるべきでしょう。

No.6 46ヶ月前

>>4
>アジア諸国で本当に反米と言えるのは歴史的にも...

これって反中ですね。


近年、成功ばかりしている、天才的に優れている「中国」の
政治家たちが最後に犯した大失敗でした、
対ベトナム「懲罰戦争」は。

No.7 46ヶ月前

>>7
ご指摘ありがとうございます。
誤字脱字ご容赦下さい。

中国も大国化し、特に習近平政権になってから傲慢な
振る舞いや言動が目立つようになりました。

少しは叩かれて謙虚になることも必要かと。
まあ、コロナ禍は良い教訓でしょう。

No.8 46ヶ月前

たしか昨年の東方経済フォーラムでインドは印露関係強化を打ち出し、さらに印露日の強化を提案していたとおもいます。かれらが今後をよく考えた結果でしょう。そして印露日のかげのキーパーソンはもちろん米国ですね。

国際関係の予測などはむずかしいのですが、とくに中国については、インテリジェンス部門はともかく、一般のメディアに接するしかないわれわれにはむずかしい(たとえば中国について、チャイナ肺炎でこうなるというのを、今年の正月に予測していたひとは日本のメディアにはいなかった。そうすると最近少しいわれていますが、三峡ダムがいきなり決壊するかもしれない)。

しかし確かに言えると思うのは、国内的にも対外的にも軍事力や警察力、つまりチカラで問題を解決しようとする中国に対して、われわれはインドから学ぶべきことも多いと感じます。さしあたって、国境は守るということかな。

まあそもそもが、今回の係争地はチベットとインドとの境界付近のできごとであり、どんな意味でも漢民族の土地ではないのです。

No.10 46ヶ月前

それだったら、台湾と沖縄の境界付近の島はどうかな、
いかなる意味でもヤマト民族の土地ではないと、「支那」
あたりのネトウヨが主張しそうな気がするけど。

No.11 46ヶ月前

それを言い出せば、ロシアの右翼が....

No.12 46ヶ月前

竹島は本来的には日本領土の気がするけどね。

ま、それを言い出せばイギリス領北アイルランドはもっと
本来的にはアイルランド共和國の....
コソボはセルビアの...

No.13 46ヶ月前

「台湾と沖縄の境界付近の島」というのが八重山諸島のことなら、そこに住んでいる人たちは、日本への帰属意識をもった日本人ですよ。八重山諸島は、そこに住んでいる人たちの土地であり、そこに住んでいる人たちは日本への帰属意識を、近代以前はともかく、かなり古くから持っていたということですね。また民族的にも、それがDNA的な意味ならば、沖縄の人たちは、大陸よりもはるかに日本に近いというデータが出ていたはずです。

竹島や北方領土は、現代といえる時代に人を殺し侵略して奪ったものですから、そもそも比較対象になりません。

No.14 46ヶ月前

ところであなたは、彼に「 相手をするのもほどほどに」とルールを課し、彼は「 了解です」とそれに従った。 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1913407
それは、上下関係を示唆する行為でしたが、さらに決定的なのは、彼はその後わたしの相手をしていないのに、あなたはこうやって、わたしにかまってくることだ。彼はルールにしばられるが、あなたはあなたが彼に課したルールに縛られない。さいわい彼が鈍感で気づかないのでしょうが、これは典型的な上下関係、あるいは支配被支配の客観的サインですね。

あなたも多少は彼に気を使って、自分で彼に課したルールを自分でも守ったらどうですか?

No.15 46ヶ月前
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