今米国は台湾問題で中国を、ウクライナ問題でロシアを攻め立て、国際的連合の形成を志向、だが過去の国際約束を無視し、対応は相互に矛盾。例えば住民の意志。台湾問題では重視。では東部ウクライナでは大多数のロシア人が独立、ないし露との併合を望んだ時は？
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わたしは「中国」の少数民族対策は大国のそれとしては
相当に優れていると思います。
固有語を失った少数民族がないのは驚くべきことです。
米国ではおそらくメイフラワー以後米国ではなされていた
数百の言語が消滅した。
ハワイでも。
ポンペオの定義ではジェノサイドですね。
孫崎さんは「東部ウクライナでは大多数のロシア人が独立、ないし露との併合を望んだ時は？」と問いますが、歴史的になんでそこにロシア人がいるのかを考えなければ、正しい問いにならないとおもいます。ロシア、ソ連を通じた徹底的な拡張政策、すなわち侵略の結果そこにロシア人がいるのです。やや乱暴にたとえれば、ウイグルを漢族が侵略し、その結果ウイグルに漢族た多数住むに至っていますが、ではその漢族が住んでいるからウイグルは漢族の土地だと言えるかということです。
たとえば、ドンバス地域についていえば、「ホロドモール飢饉」ということばも多分知らないような元サヨクのおじいさんたちを煽ってもしょうがないんじゃないですか。
クリミアはロシア人がたくさん住んでいるからと、住民投票やってロシアのものに実質してしまいましたが、国連決議では支持されていませんし、そもそも論でいえば、オスマン帝国の支配下の場所ですからね（もちろんさらに前史がありますが）。ロシア、ソ連の侵略の結果、ロシア人がたくさん住んでいるのです。クリミア・タタール人の強制移住のはなしも以前書いたのでくりかえしませんが、これなんかイスラエルなみの犯罪ですよね。
ウクライナでロシア人が殺されているというはなしが喧伝されます。それはもちろん犯罪であり、批難すべきことですが、ロシア（ソ連）が冷戦に敗北したという歴史的事実を考慮しなくてはなりません。大日本帝国が敗北したとき、満州に定住していた日本人が日本国内に引き上げましたが、その途中で殺害されたり強姦されたりした例が多数あります。ウクライナの民族主義者によって、ロシア人が殺されるのは、もちろん良くないし防止策を講じなければならないことは強調しておきますが、歴史的によくみられる光景でもあります。たとえば満州に今でも日本人が多数住んでいる地域があって、現地人に迫害を受けていたとして、そこを独立させたり日本軍が救援に行ったりするのは正しいのか？と考えてみれば、ロシアがやっていることをより深く理解できるのではないでしょうか。
わたしが米国を批難しないとおもっているおじいさんがいるみたいですが、わたしは米国も批難していますよ。ただ、この場では、米国が悪いことはほぼ前提になっている一方、ロシアや中共が美化されて理解されているので、米国だけが悪いということはありません、米国が悪いと百万回言っても、ロシアや中国がいい国にはなりませんよ、ロシアや中国がどういう国かは、それらの国がやっていること自体で判断しましょう、と言っているのです。
これをどうしても理解できないヒトビトはいるのですが、たぶん理解するつもりがないのでしょうね。おそらくは、「米国がこれほど悪いことをしているのだから、中国やロシアはこのくらい悪いことをしてもいいのだ」と思いたいのでしょう。そして、わたしのような立場を侮辱し続けたいからでしょうね。
言語政策にしても、いつの時代の宣伝を信用しているのかとおもいますね。
http://southmongolia.org/446/
これは、２０２０年ごろからの中共の政策で、朝鮮語が母語のひとびとも、同じように抗議しています。
あと、孫崎さんは
「ウクライナ問題 ソ連崩壊時、バルト地域除き 旧ソ連はソ連の特別権益」
と書いていますが、わたしの知る限り、これを具体的に約束した国際条約のようなものはありません
だから、ロシアは条約を結ぼうと「いま」言っている。たとえば、
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220128-OYT1T50029/
での記事中に「ウクライナを含む旧ソ連諸国にＮＡＴＯを拡大させない確約などを求めるロシアに対し」とある。
担当者どうしのあいだで口約束程度のものはあったのかもしれませんね。
ま、こういうことを書いていると、たぶんまた「親米主義」とか呼ばれるのでしょう。わたしとしては、DALIOの真意も見抜けないような「反米主義」ってみじめだなあとおもうだけですが。
ちょっと思い出したので付記しておきますが、元サヨクのおじいさんたちって、第二次大戦はドイツがはじめたとおもってるんじゃないんですかね。
事実は、ドイツがポーランドを侵略するとほぼ同時に、ソ連もポーランドを侵略しています。これが第二次大戦のはじまりです。そしてさらにフィンランドを侵略し、バルト三国を併合するわけですね。
ところがどういうわけか、ソ連を「良い国」だとおもっている。どうしてなのかってのは、おじいさんたち自身がよく考えなきゃならない問題だとおもいますよ。
米国政府ののコロナ・ワクチン・自作自演が米国でばれて来て、その大しくじりが米国で米国民に暴露されつつある。その目隠しに正月早々からウクライナ問題をバイデンが取り上げたが、肝腎の西欧諸国がしらけている。
米国の指導力は今年中に半減しよう。
我々の問題は日本の全部がまだ米国信奉状態にあり、米国製ワクチンに今も尚目が無く、台湾有事日本有事の精神状態。米国が世界で孤立し、日本がアジアで孤立するのがこの正月早々見えて来た。
以上の根拠は次の書籍と事実。
１．THE REAL ANTHONY FAUCI ｂｙ ＲＯＢＥＲＴ Ｆ． ＫＥＮＮＥＤＹ Ｊｒ．
２．去る１月２６日、ロシアと主要西欧諸国間の会議でウクライナとの停戦条約が維持されることが確認された。
>>13
ソ連を良い国なんて思って無いですよ。ケネデイーのニューフロンテイアが私を今も尚離さない政治のイデオロギーですよ。私は真正の親米主義者ですよ。誤解しないでくださいな。
>>15
わたしは米国にくらべればソ連はずっとまともな国だと
思っています。
孫崎さんはちょっと前に米国の年寄りは腐っているが、
若い世代には期待できる、という指標をのせました。
でもね、孫崎さん。
あの数字が示す腐った米国の年寄りはかつての若者だったのですよ。
ベトナム戦の徴兵カードを燃やして、ボブ・ディランに熱狂して
Don't trust over thirtyなんて言っていたのです。
孫崎さんが期待する若い米国世代もやがてそうなると思います。