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りゃんさん のコメント

>>5
フレデイさん、こんにちは。

最初に確認しておきますが、サキの会見は2022年2月28日です(今回孫崎さん引用の記事に明記してあります)。一方、クラマトルスク駅のできごとは、2022年4月8日ですからね。どうやったら2022年4月8日のできごとを念頭に2022年2月28日に質問したり答えたりできるのでしょうね。質問者やサキはタイムトラベラーですか?

これは想像ですが、おそらく質問者とサキとが念頭においているのは、2022年2月24日(開戦当日)にロシアがドネツク州の病院をクラスター爆弾で攻撃したというヒューマン・ライツ・ウォッチの報告でしょう。
https://www.hrw.org/ja/news/2022/02/25/381265
つい最近、わたしがここに貼ったのと同じリンクです。

サキの会見の2022年2月28日は開戦直後といって良い時期ですから、様々なことについて断定的な発言はできず、慎重な言い回しになっていると想像しています。

この日付についてのミスは書いた方のただの勘違いだったということもできます。しかし、わたしは、この方の思考様式からして、別の可能性を疑っています。この方は、自分の考えに合う記述をマイナーなブログからみつけて自分の考えの根拠にするという、結論先取り的でアドホックな思考様式が特徴だからです。自分の考えにあう記述を探していると、そういう記述があった。それをなんの批判的思考もせずに引用するから、今回のようなことがおきるのです。なお、それを論理的合理的などと言うクセもこの方にはあります。

クラスター爆弾は、露宇戦争において、【ロシア側もウクライナ側も今まで使ってきた】 というのが、定説です。使ったか使わないかという問題は、「毒ワクチン」問題よりはずっと単純なのなので、もしこの定説に有力な反論があれば、報道の自由のある諸国では100%まちがいなく、既存メディアに反論がのります。

それはそうと、わたしは今までロシア側のクラスター爆弾にも、ウクライナ側のにも、別段なにも言わなかったヒトビトが、急にここにきて米国によるクラスター爆弾供与を糾弾しているのを、実におもしろく眺めています。

このヒトビトは、中共がオスロ条約に加盟していないこと、現に多数のクラスター爆弾を保持し、他国に供与したこともあることなどは知らないのだろうと思います。
No.8
15ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。