孫崎享のつぶやき
砂川事件裁判国家賠償訴訟9月11日弁護団から「最終準備書面」の口頭陳述。今なぜ砂川事件裁判か。一審伊達判決後、田中最高裁長官と在日米国大使館で、一審判決を破棄する協議。それの裏付け米国公文書館で発見。憲法の保障する「公平な裁判」違反。罰金の返還等要請
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コメント
コメントを書く極めて遠い過去の事件であり高齢者である私が高校生の時のことであり、何度も考えたことがある。「国家を守るのと国民を守るのとどちらを優先すべきか」と考えたが、結論が出せなかった。
当時出せなかった結論を現時点で出そうとすると、「世界の情勢の中における日本の客観的立場」を加味しなければならず、個人的には、当時同じぐらいの比重であったが、現在は「国民の権利」より「日米安保」の比重が大きくなっている。
平和な時は「国民の権利をまもる」が優先されるが、戦争などが起き、日本も巻き込まれかねない現状にあっては「国家を守る」ことが優先される雰囲気が国民の中に醸成されつつあるのではないかと見ている。多分「日米安保」維持の意見が大きな比重を占めるのでしょう。
この訴訟の意義は絶大ですよ。
日本の国体が風前の灯に私には見えています。
自民党独裁が今や100%確立し、これから米国の利益の為にお隣の中国に挑むのを決意している時のこの訴訟です。選ばれた担当官は詭弁の才に長けたものを選ぶでしょう。どんな詭弁になるか私の興味が尽きることはないのです。
自民党、そしてその行政、司法は敗戦後から始まったこれまでの詭弁で埋め尽くされ、身動き取れない状況にもう一歩のところにまで達しているのです。そこに今回訴訟への詭弁が加わると、国体の骨組みそのものが力学を超え自動的に分解、崩壊するのです。
余談ですが、中国は日米と仲良くしたいと努力して来たんですけど、今の日米は歯を剝いて飛び掛からんとする豹変ぶりです。中国はその対応に困惑しているのですが、ソ連の計画経済が内部崩壊したように今度は日米がネオリベラルという公式名の「私利私欲」の暴発で内部分解するのが見えて来ました。中国にとっては予期せぬ僥倖を得ることになるでしょう、
>>1
日米安保が中国攻略を目的としていることを知ろうとしないのは何故でしょうか?
>本件国賠訴訟の意義
この項目に記載されている①土屋氏ら砂川事件元被告の権利・名誉を回復すること。 ②一審「伊達判決」(駐日米軍は憲法9条違反。全員無罪)を復権させること。これについて完全に賛同する。
その上で、やはり重い指摘だと言わざるを得ないのは、
⑤司法の独立を回復すること。という項目だと考えている。
憲法学説上は「統治行為論」は、批判の多い概念であるが、完全否定説は極少数であろう。それは国家の自立主権や高度な政治的意思決定により正当化されている。
しかし、国家主権や国家としての政治的意思決定が、他国即ちアメリカ帝国の意思に左右され、その結果、司法の独立が歪められていたならば、統治行為論以前の別次元の由々しき問題だと考えている。
統治行為論を肯定するなら、少なくとも日本は自主自立の高度な政治的判断を下せる、という大前提が必要だ。アメリカ帝国の意思に従うことが、「統治」の大前提になってはならない。
ところが、「1959年当時の最高裁判所長官で砂川事件上告審の裁判長を務めた田中耕太郎氏と駐日米国大使マッカーサー二世がプライベートに面談し、田中氏からマッカーサー大使に同事件の審理の見通しや進め方が伝えられていたことを示す公文書が、相次いで発見された。」ということである。
これでは、統治行為論とは、アメリカ帝国による「統治」を正当化するための亡国の理論に等しい。
従って、少なくとも、田中裁判長と駐日アメリカ帝国大使が事前に会って、打ち合わせていたかの状況は、日本の独立という意味でも、三権分立における司法の独立という意味でも、許しがたいデタラメと言わざるを得ない。
日本というシステムのデタラメさをもっとも象徴する裁判が、今回の砂川事件国賠訴訟である。どうか、まっとうな判断が示されんことを。
それにしても、司法警察、行政機構の腐敗ぶりは凄まじいのではないか?
伊藤詩織さんの事件に関する権力者の介入を強く疑わせる警察捜査の歪み。モリカケ問題に典型的な行政機構による政治家への忖度と高級官僚らの露骨な保身。
そして木原官房副長官に関連する親族の殺人事件への関与に関する警察捜査の不自然な打ち切り。
安倍銃撃死に関する真相究明への社会的機運の欠如。
腐敗した事実、事例はいくつも我々国民の前で白日の下に曝されているのに、社会として自浄作用が働く気配がない。ウヤムヤ、居直り、隠蔽、オトボケと時間稼ぎにより、国民が忘れるのを待つかの不誠実、不正義が蔓延っている。
ついでに言うと、木原事案から類推すると、日本の権力中枢の要人達は、案外外国のハニートラップにもコロッとやられる類のユルイ、脇が甘い人物ばかりではないだろうか?それじゃ、日本の安全保障もなにもあったもんじゃなかろう。
そんな連中ばかりが国家権力の中枢にいて、保身のために権力を駆使しているのが我が日本だとするなら、腐敗と落日極まれりである。
政治家木原は日本人の民度の反映だろう。
> 11 本件国賠訴訟の意義
挙げられたことが意味するのは―主権国家、法治国家を蔑ろにする権力の横暴を断じて許さない―これだろう。だが、「米国(DS)が法である」という最上位層の支配法則が、相似形で最下層まで行き届いている日本である。現実は連戦連敗でないか。「木原事件」「アベ銃撃事件」「赤木(俊夫氏)事件」等も同じことだ。
・「話せば分る」相手(権力側)でない
・我々(一般大衆)に文字通りの「武器」はない
これで、どうやって権力側を抑制できるというのだ?!━そんな風に考えない天才、ジュリアン・アサンジはウィキリークスを編み出した。それに倣って、権力側を抑えるシステム/手段を創造する力を集結する努力も、やれるだけ やらねばなるまい。
独走追及!木原官房副長官の疑惑問題、深まるナゾに追及の光を当てる。経歴などが一向に出てこないZ氏。警察内部の事情が影響しているのか。元朝日新聞・記者 佐藤章さんと一月万冊(2023/8/1)
https://www.youtube.com/watch?v=b4imsbpbGh0
<74歳の女性の方から僕に対して投書というか質問がメールで来たんです-
「普段YouTubeなどあまり見たことはないのですが...今回の木原問題、これは...大問題で...このままだと、いくら週刊文春が証拠を持っていたとしても、うやむやに処理されかねません。今一番すべきは再捜査だと思います。そんなに国会議員って偉いのか、そんなに警察トップが怖いのか、日本のマスコミにはがっかりしてますよ。私は このまま うやむやに終わらせたくない。マスコミが報道しないのなら、私達が声を上げ、もっと大きな波を起こさないと、木原や岸田、引いては自民党の思う壺になりかねません。何らかの方法で国民の声を永田町、霞が関に届ける。その方法を教えてくれませんか」
で、僕はね、この事件、本当に頭に来てるんですよ。冗談じゃないと。こんなのを うやむやさせて堪るか、みたいなことがあるわけです...だから、どういう風にしたらいいのか、国民の声を永田町、霞が関に届けるには...この方は一人でもデモをしたいという風なことも仰ってしゃってるんです...僕は、これを皆さんに一緒に考えて欲しい。どういう方法が有効なんだろうかと。例えば、フランスみたいにデモして、まあ暴動みたいなデモ起こして、ワーッてやれば、これは大変なことになると思いますけどね、そういう方法もある。別に扇動してるわけじゃないですよ。だけど、そういうのは今の日本では なかなか起こり難い。じゃあTwitterデモか。かつてTwitterデモありましたよね。それで、あの黒川検事総長を潰しました、国民の力で。そういう方法もあると思うんですよ。Twitterデモ、あれ非常に有効でした。だけど、その他に どんな方法があるのか、皆さん、頭を捻って欲しいんですよ...これ、このままではダメですよね、法治国家じゃなくなっちゃいますよ。だって、警察庁長官が、これ「事件性ない」なんて言っといて、実際に捜査に当たったレジェンド刑事―その証拠品とか、供述であるとか、全部見て、全部つぶさに検討したレジェンド刑事は、「事件そのものだ」と言ってるわけですよ。もう、これ勝負は明らかじゃないですか、はっきり言えば。両方とも、それぞれの見方に立って言ってるとすれば、どちらに科学的な根拠あるかって言ったら、これはレジェンド刑事に決まってるじゃないですか。だって、それ自分で全部見たわけですから。警察庁長官、それ見ましたか?見てないでしょ、多分。ただ単に警察官僚の間で「これしかないよ」みたいなことになったわけでしょ。これ、はっきりしてるじゃないですか、もう。ということで、どういう形でこの国民の怒りの声を永田町、霞が関に届けるのか、あるいは文春をどうやって応援するのか―でもいいと思うんですよ。僕は、これは やっぱり国民が一人々々考えるべきだと思うんですよ。>
TWTR:エッフェル塔前写真には何の違和感もありません━今後はアレをルイ25世とか呼称すればいいのでないか。