p_f氏（11）は、ご自分に都合の良いことしか書いてないが、当のご自身も、他人を寄生虫だの虱だのとこの場で口汚く罵っていた過去があることはお忘れなのか。
まあ、わたしが何を書いても、わたしのコメントなどお読みではないだろうが。

また、changeさんが（もちろんわたしも）孫崎さんのお好みでないことはわかるが、わたしがヒトビトと呼ぶ人々も、別に孫崎さんの思い通りに考えているわけではない。あるヒトは、ウクライナはロシアに従うのが幸せなのだと、権威主義丸出しなアナクロオヤジなことを書くし、別のあるヒトはロシアはNATOと全面対決し東ドイツまで勢力圏を回復すべきだと何度も書いている。また別のヒトは、なかなか壮大な陰謀論をくりひろげ、ロシアは先制核攻撃もすべきだと書く。それらはたぶん、わたしの読んできた孫崎さんの考えとは違うようにおもう。なのにどういうわけか、ヒトビトは孫崎さんに論争を挑むこともなく、「自分たちは孫崎さんの側」のようにおもっているのは不思議だ。

軍事技術から先端技術がスピンアウトすることがあるというのは良くも悪くも事実だ。changeさんのものの言い方がもしかしたら孫崎さんは気に入らないのかもしれないが、感情で事実まで否定することはできない。
ここのヒトビトのなかには、日本もトルコのようになればいいと明言するヒトもいる。しかしトルコはロシア、ウクライナ双方に、そして他の国にも武器を輸出している国じゃないか。そして憲法9条はトルコにはない。孫崎さんの立場では、日本がトルコのようになってもいいのか。このヒトに何も言わないのは、著しくchangeさんに対するのと均衡が狂っている。

「この当時日本の軍事費はGDP比で見れば低く、この時代の日本の研究が軍事研究と関係なく世界のトップグループにいた」とお書きだが、そのころの日本は米国に防衛を依頼し、米国に輸出することで経済成長し、米国に学ぶことで先端学術を移入できた（経済成長と先端学術の点は少し前までの中共も同じだ）。
これらを背景として科学技術が花開いたのだ。要するにパックス・アメリカーナの中にいたのだが、この点を無視して「この当時日本の軍事費はGDP比で見れば低く、この時代の日本の研究が軍事研究と関係なく世界のトップグループにいた」ことだけを指摘することは、米国が衰えてきた現在、あまり意味がない。今の前提のもとでどうすればいいのか、それが問題ではないのか。そのなかで、賛成するかはともかく、changeさんの考えは議論に値すると思う。

孫崎さんによる人格批難は、正直に書くが、最低だ。この点をごまかしているヒトビトもまた、最低だとおもう。言われたら言い返すのはやればいいが、しかしchangeさんが孫崎さんの人格批難をしたことがあるのか。孫崎さんは人格批難したことを反省すべきだ。