孫崎享のつぶやき
現時点のロシアの和平条件;ラブロフ外相「①戦闘で確保している土地の現状を考慮。②ロシアの安全を脅かさないものである事③国境での敵対的ナチス政権の創設を許さない。③はゼレンスキー政権の解体を求めるもの。交渉で譲歩はあるにしても、現時点は強気の条件」
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コメント
コメントを書く「外交のロシアの面目」を垣間見る気がする。
ラブコフは、つい最近、「和平はできない。戦場で解決すべきだ」といっていたが、急に「ウクライナの条件では和平できないがロシアの条件をのめば和平できる」と、言い直している。
侵攻を始めたのは、ロシアであり、侵攻の理由を列記していた。侵攻正当化であり、理解はできる。
ウクライナから言えば、侵攻したのはロシアであり、ウクライナ領土から撤退しなければ戦争を止めることはできないでしょう。理解できる。
現在の段階で、双方が正当化理由を発信続けている中で、ウクライナがロシアの条件をのむ状況下にない。どちらかといえば、ロシア地上防衛線だけでなく、何重にも張り巡らしたロシア航空防衛が破綻している。このような中でロシアの条件を再提案してもウクライナに見向きされることはないのでしょう。
ラブコフ氏は最近発言されていたように、堂々と前線でウクライナと戦いその結果を受け入れるような姿勢に切り替えるべきでしょう。ときどき変化球を投げ相手を錯乱される戦術は通用しないことに気が付くべきです。
本気でウクライナと対峙して勝負すべきであり、相手の弱るのを待っている戦術は通用しない段階にある。米国世論の変化を待っているようでは、ウクライナが強くなるのを待っているようなものであり、自力でなく他力本願であり、逆にロシアの衰退しか目に浮かばない。
RT 28 Sep, 2023
西側諸国はウクライナの領土保全を損なった-ラブロフ氏
https://www.rt.com/russia/583687-lavrov-west-undermined-ukraine-territorial-integrity/
ロシアの外交トップは、キエフの支持者がミンスク合意を履行しなかったと再び非難した-
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナの西側の支持者こそ、ミンスク合意を事実上反故にすることによって、ウクライナの領土保全を損なった張本人であると主張した。ラブロフ外相は、最近西側諸国から交渉の可能性が取り沙汰されているにも拘わらず、モスクワではまだ真剣な対話の準備が整っていないと付け加えた。
木曜日に発表されたタス通信とのインタビューで、ラブロフ外相は、キエフの後ろ盾は、ウクライナに多くの武器を供給するために、数ヶ月の猶予を求めている可能性が高いと推測した。これは2014年から2015年にかけて、初めて試みられたパターンだと彼は示唆した。その時、フランスとドイツがミンスク1とミンスク2の合意を仲介し、ウクライナ政府軍とドンバスの自称共和国との間の戦闘を終結させたのだ。しかし、ウクライナは決して協定を守らなかった。ベルリンとパリは、そもそもキエフには協定を守る意図がなかったことを十分に承知していた、とラブロフ氏は語り、オランド前フランス大統領、メルケル前ドイツ首相、ペトル・ポロシェンコ前ウクライナ大統領が昨年認めたことを引き合いに出した。
ラブロフ氏によれば、西側諸国は協定を単なる時間稼ぎとウクライナ軍強化のための策略として利用したのだという。
「もし彼らがミンスク協定を遵守していれば、ウクライナの領土保全は確保されていたはずだ」と外交官は主張し、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の特別な地位も求めた協定の要点はここにあったと付け加えた。
ラブロフ外相は更に、ロシアは昨年4月にもウクライナと交渉する用意があったが、ロンドンとワシントンが介入してきたと述べた。
同大臣は、モスクワは原則的には和平交渉に応じる用意があるが、今回は即時停戦には応じないと指摘した。ラブロフ外相は、これまでのところ「西側から真剣な(和平)提案」がないことを嘆き、西側は交渉の唯一の可能な枠組みとしてウクライナのゼレンスキー大統領の和平方式を主張している、と述べた。
この外交トップは、ウクライナの国家元首の和平ビジョンは「文字通りの最後通告」であり、ロシアは決して受け入れることはないだろうと述べた。
今月初め、アントニー・ブリンケン米国務長官が「タンゴを踊るには2人必要だ」と発言し、ロシアがウクライナと交渉する気がないと非難したことについて、ロシアのプーチン大統領は、「米国人は、彼ら自身が このタンゴを踊る方法を知らないのだ」と主張した。
ロシアの指導者は、米国政府は通常、経済制裁、金融制限、脅迫、武力―に頼って、「力のある立場から全てに対処する」と主張した。
JFKの父はドイツ・ナチスのシンパでした。同世代のアレン・ダレスは第二次大戦後CIAを創設したが、戦中はドイツ・ナチスを支援していたのです。
欧州議会の主力の構成員はナチストです。先日、駐日ウクライナ大使が日本の国会議員のウクライナ・ナチス発言に激怒してましたが、本当のことを突かれ激痛に襲われたのでしょう。
西側の自由と民主主義は嘘っぱちの看板なんです。第二次大戦末期に米軍がイタリアに上陸したが、この軍は裏ではナチスの残党を南米、北米に逃がしていたんです。その指揮を執ったのがアレン・ダレスでした。アレンダレスはJFKを殺し、米政界を牛耳りました。米歴代大統領はナチスシンパにならなければ執務出来ないことに気付いていた筈です。今も変わりません。
ラブロスはゼレンスキ―とバイデンのナチズムと戦っている訳ですから、ナチズムを本義にする米帝が崩壊するまでウクライナ戦争は続くと覚悟していることでしょう。
RT 23 Sep, 2023
「新世界秩序」対「嘘の帝国」:ラブロフ国連演説の要点
https://www.rt.com/russia/583450-lavrov-un-speech-empire-lies/
米国とその同盟国は、多極化する世界の出現を阻止するために新たな紛争を扇動している、とロシア外相は考えている-
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は土曜日、国連総会(UNGA)において、第二次世界大戦後初めてとなる多極的世界秩序を確立することにより、世界は国際関係において「真の民主化」を達成する機会を得たと語った。
米国と西側の同盟国は、人類を分断し、「世界少数派の覇権」を維持するために新たな紛争を引き起こすことで、このような発展を阻止しようとしている、とラヴロフ外相は付け加えた。
1. 西側諸国は「嘘の帝国」
米国とその同盟国は、国際関係における平等の原則をいまだに拒否している、とラブロフ氏は述べた。米国人と欧州人は世界の他の国々を見下し続けており、それが交渉において彼らが「全く取り付く島もない」ことに繋がっている。ワシントンとその同盟国は「右往左往して」約束をし続けているが、結局は反故にされている、とロシア公使は付け加えた。
「ロシアのプーチン大統領が言ったように、西側諸国は今や本当の『嘘の帝国』である。
2.「無謀」な西側の政治家たちは自衛を忘れている
NATOの活動は、冷戦終結以来「前例のない」レベルに達している、とロシア外交トップは考えている。米国主導のNATO軍は、ロシアに対する核攻撃を想定した訓練を行っている、と彼は主張し、更に、ワシントンは、オーストラリア、韓国、日本といった国々と軍事的・政治的な「同盟」を結び、NATOとの緊密な協力関係を押し進めることで、アジア太平洋における軍事力の誇示を積極的に試みている、と付け加えた。
このような行動は、「欧州の地政学的ホットスポットに加えて、新たな地政学的ホットスポットを生み出す危険性がある」とラブロフ氏は警告し、西側の政治家たちは免責感に目がくらみ、「自衛の意識」を失っていると付け加えた。
3. 国際関係における真の民主主義は手の届くところにある
国連が設立された1945年以来初めて、世界は真に民主的な世界秩序を確立するチャンスを得た、とロシア外相は語った。「グローバル・マジョリティ」、つまりアジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々は、国際関係における独立と平等、そして自国の主権の尊重を益々求めている。
「ロシアにとって、他に道がないことは明らかだ」とラブロフ外相は国連総会で語り、この事実は「国際法の支配を信じ、国連が世界政治の中心的な調整機関としての役割を取り戻すことを望む人々の楽観主義を後押しする」と付け加えた。
4. 公正な世界秩序を阻む西側諸国
米国とその同盟国は、特に「人類を人為的に敵対的なブロックに分割し、共通の目標の達成を妨げるような対立を煽る」ことによって、多極的な世界秩序の到来を遅らせようとしている、とロシア外相は指摘した。西側諸国は、世界に「悪名高く利己的なルールに従って行動する」ことを望んでいるが、そうではなく、国際社会は、誰もが「公平な利害のバランスに基づいて、共に問題を解決する方法に合意する」世界を目指すべきだと付け加えた。
5. 西側の制裁は世界を傷つける
ロシアは、キューバ、ベネズエラ、シリアといった国々に対する制裁の「即時かつ全面的な」解除を求めているとラブロフ氏は述べ、このような一方的な懲罰的措置は「国家の主権平等の原則をあからさまに侵害」し、これらの国々の発展の権利を妨害すると付け加えた。
「国連安全保障理事会を迂回した強圧的な措置や、西側諸国が望ましくない国々に圧力をかけるために制裁政策を操作するようなやり方には、終止符を打つべきだ」と付け加えた。
ロシアの外交トップはまた、モスクワと協力する意思のある国々に対する脅迫と呼ぶべき行動を取る米国を非難した。
「大国がこのように走り回り、全ての人を脅し、支配への執着だけを示すのは恥ずべきことだ」と彼は国連総会後の記者団に語った。
6. ウクライナ紛争に対するロシアの姿勢
モスクワは、現在進行中のキエフとの紛争について、いつでも協議する用意があると、ラブロフは国連総会の傍らで記者会見した。しかし、ロシアは停戦を含む如何なる取引も検討しないと彼は言い、モスクワとキエフは、ベラルーシとトルコで行われた一連の会談の後、紛争の最初の数ヶ月でほぼ合意に達したと思われていたが、このプロセスは、恐らくウクライナの西側支援者によって中断された、と付け加えた。
「プーチンは はっきりとこう言った:我々は話し合いの準備はできているが、如何なる停戦提案も検討しない、なぜなら、私たちは一度そうして騙されたからだ」
ロシアはまた、ウクライナの独立宣言と憲法に従い、ウクライナの主権を尊重しているとラブロフ氏は述べ、両文書はウクライナの非同盟的地位とロシア語とロシア語を話す少数民族の尊重も宣言していると付け加えた。
ラヴロフ外相は、2014年のマイダン・クーデターに言及し、ウクライナの主権は「クーデターを起こし支持した者たちによって破壊され、その指導者たちは自国民に宣戦布告した」と述べた。
7. 西側諸国はロシアに「事実上の」戦争を仕掛けている
ラヴロフ外相は記者会見で、米国とその同盟国は事実上、ロシアとの紛争に従事していると述べた。 「我々はこれをハイブリッド戦争と呼んでいるが、状況は変わらない」と彼は語った。 西側諸国はキエフに武器を送り、軍隊を訓練しているため、「彼らは事実上、ウクライナ人の手と体を使って我々と戦っている」と同氏は説明した。
西側諸国はまた、公然と「ロシアは戦場で敗れるべきだ」と言っている、とロシア政府のトップ外交官は述べ、ロシア政府はそのような展開に備える用意ができていると付け加えた。「このような状況下では、(彼らが)戦場での解決を望むなら、戦場でそうさせればいい」と述べた。
>>1
ロシアの地上防衛線、ロシア航空防衛が破綻しているとあなたは言ってますが、それは嘘です。自民党もそうですが、あなたたちウクライナ支援派はウクライナに予算を大枚つぎ込む故にこそ猶更気を付けないと、或る日突然、ロシアからの反撃くらって大泣きすることになりますよ。
真実と事実だけを追求する在米サイトのMOON OF ALABAMAの一昨日の記事では、MAIN STREAM MEDIA ADMIT-UKRAIN’S PROPAGANDA IS FULL OF LIES.つまり、米国大手メデイアはウクライナのプロパガンダが嘘に満ち溢れていることを確認したと報道しているのです。
私はロシアだけでなく米人の真正リベラルの報告をも読んできましたことから、ウクライナ・ゼレンスキーの嘘、それを推す米国、英国の報道も嘘にまみれていることに気が付いています。
日米戦争時の日本の朝日や報知等の新聞も嘘を恥じずに堂々と嘘、捏造を臣民に向かって報道し続けましたので、原子爆弾が二つ落とされるまで日本が勝ってると信じ込んでいました、あなたのコメントを拝見しますと、当時の日本人と同じ日本人が見事に出来上がっていることに驚いております。政権を担当する自民党の連中もあなたみたいに1945年のブラジルの勝ち組同様の頭を持っているんでしょうね。今後起こりえる「ウクライナと米国がロシアに白旗上げる」ことに驚かないでくださいね。
ロシアが敗北(撤退)することはあり得ない。それはクリミア半島の状況を見れば予測出来る。
ロシアは黒海艦隊の基地があるクリミアをゼッタイに手放さないだろう。海への出口をおさえておけば、ウクライナに対するさらなる締め上げ、優位も確保できる。
寄せ集めの兵器と、訓練の足りない兵士で軍事大国ロシアに勝てるわけがない。これは常識的論理的結論である。これに異を唱えることは、非常識、非論理である。
事実現実を踏まえるなら、ウクライナ敗北は時間の問題に過ぎない。ロシアは勝利を前提として、交渉において妥協はしないだろう。だから、休戦協定方式もロシアは飲まないかもしれない。ウクライナ完敗とアメリカ帝国の覇権崩壊の日が近づいている。
https://www.newsweek.com/we-can-no-longer-hide-truth-about-russia-ukraine-war-opinion-1826532
https://twitter.com/DanielLDavis1
>>5
あなたたちや自民党が本当に馬鹿なのは英米がキリスト教原理主義とユダヤのシオニズムというカルトを動員しウクライナ戦争を戦っていると言う事実を全く知らないことです。
中露は英米の脱カルトを図ることを最終目標にすることで一致してます。かっては米英中ソが団結して、ナチと天皇軍国主義というカルトを日独から排除することに成功しました。その成功は軍事力の差に因ることが大でしたが、今展開中の中露の戦いは経済力で英米を追い込み脱カルトを英米に強いることになるでしょう。