一般に「スパイ」と呼ばれるものには3つのカテゴリーがあります。
第一のカテゴリーは、相手国に出かけて、情報を集め、相手国を自国に有利なように働きかける人。そのような任務は外交官も行うのですが、「スパイ」は①相手の国の法令を超えて行動する、②賄賂、女性の活用、脅し等反モラル的手段を用いるに特徴があります。
第二のグループは、第一のグループの人に使われる人。賄賂、女性の活用、脅しに屈した人が多くいます。ただ、自国の政治に強い不満を持ち、体制の変革を求め、そのため第一のカテゴリーと協力する人も出てきます。日本では戦後宮永事件(ソ連軍の情報機関であるGRUが日本の陸上自衛隊に諜報活動を行った事件)やレフチェンコ事件(レフチェンコは、1983年のリーダーダイジェストのインタビューで、8名のエージェントの実名を明らかにした。実名を挙げてエージェントとされたのは、石田博英(元労働大臣)、「ギャバー」こ
孫崎享のつぶやき
私は英国MI6 “スパイ”に次を問うた。「スパイの仕事=情報入手、相手の国を自国に利益に誘導と思う。それは外交官も同じ。スパイと外交官はどこが違うのか」この“スパイ”の答え 「確かにめざすものは同じ。我々は反モラル的行動や、相手国の法律にとらわれずに行動する。それが外交官との違い」
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米国の国際関係はゼロサムゲームで覆い尽くされているように私には見えます。
中国は口酸っぱくウインウインを唱えてます。G7を徒党集団だとも非難しています。
ゼロサムゲームは将棋のゲームと同じで負けたら落胆し、買ったら歓喜に浸ります。
米国の外交官は例外なく米国を歓喜に浸させるべくベストを尽くさざるを得ないのではないでしょうか。
米の駐日大使が半年ほど前に石垣島の町長と台湾の方向を眺めながら台湾有事を語ってましたが、この大使の顔は李承晩と共に板門店の高台で北朝鮮を睨みつけるマッカーサーの顔に瓜二つに見えたのは私だけでしょうか。
>>1
「買ったら」は「勝ったら」の換言ミスです。失礼しました。
個人的に興味が湧くのは、孫崎先生がおっしゃるところの「第二のグループ、第一のグループの人に使われる人」、悪い言い方をするなら、傀儡というか手先のようなカンジの方々。もっとも、先生がおっしゃるように、信念から外国勢力に協力する人もいるだろうから、そういう信念とは関係なしに、おカネとか、地位等、何らかの見返りにより外国勢力に協力する人。もっと悪い言葉でいうなら、売国奴であろうか?
こういう人の思想、或いは精神とはどんなものであろうか?興味深い気がする。
しかし、それにもまして、問題だと思われる思考様式がある。というのも、私はある意味で、“洗脳にはまっていた“、と自覚している。
勿論、外国勢力との接点も、政治的影響力等もあり得ない凡庸な日常を過ごしている私は、当然スパイ行為とも無縁である(と思う)。ただ、とはいえ、意識高く、慧眼に満ちた洞察力を持って人生を歩んできたわけでもない。要するに主流権威筋メディアに、コロッと騙されてきた。
一例をあげると、第一次トランプ政権時では、移民に対する差別主義者で弱者を叩く大金持ち、みたいなトランプ像をイメージしていた。要するに、アメリカ帝国民主党、即ちリベラル左派が描くトランプ像を鵜呑みにしていた。つい数年前までのことだ。
清く正しいリベラル左派のアメリカ像が、実は存在していて、その部分において“連帯“できるのではないか?という漠然とした妄想である。自由民主主義のアメリカは実在する、みたいなカンジと言おうか?そして、それはきっとアメリカ民主党が体現している、と。
その対極にトランプがいる、みたいなイメージであった。
こういうイメージは、主流権威筋メディアが振り撒くアメリカ民主党のイメージそのものであろうから、私は漠然とそのイメージを受け入れていた。
私自身は、学生時代から米帝打倒!とか、日米安保粉砕!とか空文句をよく言っていた。にもかかわらず、主流権威筋メディアが振り撒くイメージを易々と受け入れ、洗脳されていた、と今は振り返っている。私にとって、トランプ敵視は、無批判に主流権威筋メディアの論調を漠然と受け入れていただけであった。
今は、アメリカ帝国民主党的論調(つまり左派リベラル)を無批判に受け入れることは、日本の国益に反するのではないか?と批判的に見るようになった。何故なら、アメリカ帝国民主党政権下において、台湾有事が煽られている。アメリカ帝国民主党はウクライナと中東での戦争を煽っている。要するに、アメリカ帝国はアメリカ帝国の国益を追求するためにアチコチで戦争をしたり、煽ったりしている、と。民主党だろうと、共和党だろうと、戦争屋はアメリカ帝国に巣くっている、と。
DSやネオコン、戦争屋よりトランプのほうがマシな点がある、と考えるようになった。孫崎先生から、核の傘は存在しないと教えていただいたことも、“洗脳“がとける契機になった。
要するに、何が言いたいかというと、アメリカの自由民主主義(左派リベラル論調)を無批判に漠然と受け入れていることは、アメリカ帝国の傀儡に知らず知らずになっていることと同じではないか?と思える。
自己弁護するわけではないが、私に限らず、日本人には知らず知らずにアメリカ帝国の傀儡になっている人は多いのではないだろうか?なんとなく、アメリカ帝国リベラル左派即ち民主党の論調を正しいはず、と思い込んでしまう思考様式。これは実は日本の国益に反したり、結果的に戦争に加担していることになるかもしれない。
そして、上記のような思考様式はスパイ行為とまでは言えないにしても、外国勢力に操られているのと同じではないだろうか?
だから、日本人の拝米思考はスパイ行為に等しい反国益の行為ではないか、と思われるのである。知らず知らずのうちにアメリカ帝国の傀儡になっているのは、コワイことだな、と思う。
>>4
おっしゃるとうりです。
>>4
確かにそうですね。
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