A-1ニューヨーク・タイムズ紙「中国の貿易黒字は1兆ドル近くの記録に達する。China’s Trade Surplus Reaches a Record of Nearly $1 Trillion
2024年の中国の膨大な輸出額は、2つの世界大戦中または直後以外ではほとんど見られない規模で輸入額を上回った。中国は月曜日、自国の企業や家計が輸入品に慎重に支出する一方、輸出が世界中に広がる中、昨年の貿易黒字がほぼ1兆ドルに達したと発表した。
インフレ調整後、昨年の中国の貿易黒字は、ドイツ、日本、米国などの輸出大国の貿易黒字を含め、過去100年間の世界の貿易黒字をはるかに上回った。中国の工場は、第二次世界大戦後の米国以来、どの国も経験したことのない規模で世界の製造業を支配している。
中国の工場からの商品の流出は、増え続ける中国の貿易相手国からの批判を招いている。先進国も発展途上国も同様に関税を課し、

ニューヨーク・タイムズ紙「中国の貿易黒字は1兆ドル近くの記録に達する。独、日、米国等の輸出大国の貿易黒字を含め、過去100年間の世界の貿易黒字をはるかに上回った。中国の工場は、第二次世界大戦後の米国以来、どの国も経験したことのない規模で世界の製造業を支配している。」
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コメント
コメントを書く日本が経てきた道を、中国が同じように経ている。不動産投資バブル破壊も消費減退デフレ現象も同じ姿をたどっている。一時的な現象としては肯定できるが、この輸出依存状況が長く続くことないとみるべきでしょう。
「インフラ投資とか国内消費など内需が低迷し、国内の供給過剰が深刻化する中で、寛容な米国政府のお陰で輸出が成長を主導しているといえるのでしょう。」
輸出単価を切り下げる「輸出ドライブ」効果によって輸出増大を促進している。過剰生産が懸念される鉄鋼では押上効果が鮮明である。EV自動車も補助金により輸出ドライブ効果をあげている。政府の後押しによって「輸出ドライブ」が上がっているが、今後米国、EUなど大口輸入国が関税などを大幅に上げれば、関税合戦が巻き起こるのでしょう。巻き起こっても中国の過剰生産構造問題が早期に解決するとは考えられない。中国が自立して、過剰生産問題とか高齢者福祉問題など内需に方向転換しなければ、いざこざは長引くのでしょう。
米国はぺーパーマネーを世界に輸出しパックスアメリカーナを成立させたとたんに対ロ戦争をしかけ、ペーパーマネーの信用問題が表面化し、方向転換を余儀なくされてます。
中国は工業製品を世界に輸出し14億人の生活を維持し発展させて来ましたが、頂点に達し、米国と同じく方向転換を余儀なくされてます。
米国は関税で輸入を阻止し自国生産を増大させる決意をしました。当然、ペーパーマネーの信用失墜は免れません。世界は動揺します。
中国は日本がやったように生産拠点を海外に分散させるでしょう。当然、中国をデフレが襲います。デフレ対策をどう展開するかが課題です。
米国は自らプリントしたペーパーマネーの信用失墜で自国のみならず世界の非難を浴びますが、構わず、産業勃興にひたすら注力することになり、中国はデフレ対策で大わらわになり、図らずも、世界が平和になるのです。
昭和初期の不況で生まれた商工大臣岸信介ら革新官僚の流れを汲む通産省は、傾斜生産方式で次世代の工業商品を開拓し、護送船団方式で過当競争を避けて社会の安定を心掛けて日本を経済大国へ発展させてきたと思われます。
中国は日本の10倍規模で日本に足跡を辿っています。
現在の難しい国際関係・国際交易状況は米国・中国・ドイツ・日本と曲がり角に来ています。
トランプ次期米国大統領は中国の発展に関税引き上げで対処しようとしています。
貿易の本質は相互の交易でお互い富を膨らませる事と思います。
基幹産業に打撃に打撃を与えるほどの潰し遭いに突入すれば意味がありません。
それでもブロック経済化は経済の相互依存を損ない、安全保障の問題を深刻にします。
安い商品は低所得者に恩恵があり、関税引き上げで必要性がある部品などの価格上昇で物価の上昇も避けられません。
昔、日米経済摩擦時に日系自動車メーカーが譲歩して、対米自動車輸出を自主規制で増やさなかった過去があります。
世界の経済の安定と安全保障の安定ためには、世界で通産省の護送船団方式が求められるのでないかと思います。
中国の貿易黒字の反面であるアメリカ帝国の衰退こそが、これからの時代のポイントではないかと考えている。戦後80年を経て、いよいよパックスアメリカーナや西洋の時代が終わり、多極化の時代に入ろうとしている。トランプが次期政権に向けて、カナダ、メキシコ、グリーンランド、パナマに対して政治的挑発を繰り返しているのは、地域大国としてのアメリカ帝国の地固めが目的ではないか?
逆に言えば、トランプ2.0の本質は覇権放棄ではないか?NATOや東アジアから手を退き、アメリカ大陸を地盤にした地域大国に転換していくことがトランプの基本路線ではないか?
近代から現代をリードした西欧の衰退はアチコチで露見している。ドイツの長期不況、EU内部でのエリート寡頭政治の行き詰まり、移民問題、ウクライナでの戦争。アメリカ帝国を筆頭にしたG7諸国は全て政治不安、対立、経済不振の中にある。
こうした事実からも、西欧が世界をリードする能力を失ったことが明白になっている。今後、EUは空中分解する可能性もあるだろう。
こうした中で、今後はBRICSや一帯一路を軸に中国が世界の地域大国の極になることは間違いない。
問題は日本では未だに、「戦後80年 米国第一と世界経済 分断乗り越える英知こそ」(毎日、社説、2025.1.5)などと、十年一日のごときトンチンカンなハナシが横行していることだ。
https://mainichi.jp/articles/20250105/ddm/005/070/040000c
トランプの再登場は、後戻りのきかないパックスアメリカーナと西欧の衰退だ。「ブレトンウッズ体制」は終わるのだ。アメリカ帝国のための「ルールに基づく秩序」もおわるのだ。いつまで、日本は現実を直視しないで、アメリカ帝国の金魚のフンのような立ち位置を続けるのだろうか?
ホントに、ホントーに情けない。