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中庸左派さん のコメント

中国の貿易黒字の反面であるアメリカ帝国の衰退こそが、これからの時代のポイントではないかと考えている。戦後80年を経て、いよいよパックスアメリカーナや西洋の時代が終わり、多極化の時代に入ろうとしている。トランプが次期政権に向けて、カナダ、メキシコ、グリーンランド、パナマに対して政治的挑発を繰り返しているのは、地域大国としてのアメリカ帝国の地固めが目的ではないか?

逆に言えば、トランプ2.0の本質は覇権放棄ではないか?NATOや東アジアから手を退き、アメリカ大陸を地盤にした地域大国に転換していくことがトランプの基本路線ではないか?

近代から現代をリードした西欧の衰退はアチコチで露見している。ドイツの長期不況、EU内部でのエリート寡頭政治の行き詰まり、移民問題、ウクライナでの戦争。アメリカ帝国を筆頭にしたG7諸国は全て政治不安、対立、経済不振の中にある。

こうした事実からも、西欧が世界をリードする能力を失ったことが明白になっている。今後、EUは空中分解する可能性もあるだろう。

こうした中で、今後はBRICSや一帯一路を軸に中国が世界の地域大国の極になることは間違いない。

問題は日本では未だに、「戦後80年 米国第一と世界経済 分断乗り越える英知こそ」(毎日、社説、2025.1.5)などと、十年一日のごときトンチンカンなハナシが横行していることだ。

https://mainichi.jp/articles/20250105/ddm/005/070/040000c

トランプの再登場は、後戻りのきかないパックスアメリカーナと西欧の衰退だ。「ブレトンウッズ体制」は終わるのだ。アメリカ帝国のための「ルールに基づく秩序」もおわるのだ。いつまで、日本は現実を直視しないで、アメリカ帝国の金魚のフンのような立ち位置を続けるのだろうか?

ホントに、ホントーに情けない。
No.4
19ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 ニューヨーク・タイムズ紙「 中国の貿易黒字は 1 兆ドル近くの記録に達する。 China’s Trade Surplus Reaches a Record of Nearly $1 Trillion 2024 年の中国の膨大な輸出額は、 2 つの世界大戦中または直後以外ではほとんど見られない規模で輸入額を上回った。中国は月曜日、自国の企業や家計が輸入品に慎重に支出する一方、輸出が世界中に広がる中、昨年の貿易黒字がほぼ 1 兆ドルに達したと発表した。 インフレ調整後、 昨年の中国の貿易黒字は、ドイツ、日本、米国などの輸出大国の貿易黒字を含め、過去 100 年間の世界の貿易黒字をはるかに上回った。 中国の工場は、第二次世界大戦後の米国以来、どの国も経験したことのない規模で世界の製造業を支配している。  中国の工場からの商品の流出は、増え続ける中国の貿易相手国からの批判を招いている。先進国も発展途上国も同様に関税を課し、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。