歴史的に米国が日本に「不当な」圧力をかける時には「米国は日本を守っているが日本はアメリカを守っていない」との論を出す。
この問題はこのブログでしばしば言及して気tことであるが、米国は日本を守る法的義務を負っていない。
安保条約「第五条
各締約国第五条は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」
米国憲法では戦争権限は議会にある。従ってここでは「米国技官がOKと言ったら行動をとる」以上のものではない。
これと対比的なのがNATO条約である。「第五条・ 締約国は、ヨーロッパ又は北アメリカにおける一又は二以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する。したがつて、締約国は、そのような武力攻撃が行われたときは

NHK[トランプ氏「日本は米を守る必要ない」日米安全保障条約に不満]。歴史的に米国が日本に「不当な」圧力をかける時にこの論提示。安保評条約は「自国の憲法に従つて対処する:、米国憲法では戦争は議会の権限。他方NATO条約は「回復のため必要と認める行動(兵力の使用含む。)を直ちに執る」
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コメント
コメントを書くわれわれは日本を守らなければならないが、日本は(もっともっとお金を出さなければ)われわれを守る必要がない。
トランプの言葉はトランプ語を学べばすぐ解る。
赤字のアメリカが黒字の日本に要求するのは、当然です。日本は同盟国から抜け出して、中立、独立すればいいだけです。
しかし、「中国、北朝鮮と戦うために、日本は軍隊を強化することが必要という、あくまで戦争をで国家・・」
困った人がいいます。孫さん説教してください。
石破政権には、是非今回のトランプ発言を、日米不平等安保改正の好機ととらえてほしい。
憲法違反と考えられる集団的自衛権だが、法制化されたこともあり、石破持論のNATO同様の条約化にすることが、一つの方法。 問題としては、将来的には憲法9条の変更が必要となると考えられるが。
他の方法としては、アメリカと同じく日本も議会承認が必要とすること。その時、自国の武力向上のために、米軍に対する思いやり予算の撤廃と米軍基地の有料化を行い、その財源を自衛隊の武力向上とすれば、少しは日米関係は平等になるのでは。
せっかくアメリカの大統領が安保不平等条約の言及してくれて、またジャパンハンドラーの力も弱まっている時期に、一気にトップ会談で日米平等条約について話し合ってほしい。
安保条約絡みで日本の政治家は、保守も進歩も全部が全部、中国、ロシアを敵にしてああじゃないこうじゃないとまじめを装って口角を泡にして喧々諤々口論するが、私には滑稽至極に見えてしかたありません。
あのアジアの大国インドネシア。この国には中国、ロシア、或いは、米国、日本を仮想敵国に指定して国民所得の1%とかを歳出に回して軍備拡張する政策なんてないです。
一方、現代中国、現代ロシアには戦争して他国を領土化するなんてナンセンスは全くありません。その証明はモンゴル、北朝鮮が完全独立を自己主張して憚りませんし、現実にそうなっていることです。
トランプには金勘定の収支尻を黒字にすることしか興味はないのです。彼が安保条約絡みでアーギュメント(自己主張)するのには深い意味はないのです。日本へ駐留している米軍を撤退したいが、ただで撤退するのは忍びない。でも言い出せない。そんなところでしょう。
石破とか、中谷とか、林が何か言っているが、的を射てない。はっきり言って、「引っ越し費用は全部出すから出て行ってくれ」と言えば、トランプは喜んで日本から出ていくでしょう。
>>1
賛同いたします。
>>2
概ね賛成
東アジア平和条約を日本、韓国、朝鮮、中国、フィリピン、更にはアメリカも入り締結する。
その後すぐに憲法9条を改正で、全政党賛成できませんかね。どうでしょうか?
私は同盟という考え方が多極化した世界においては古い、時代遅れ、という受け止め方をしている。
多極化した世界の特徴が自国第一主義とか国益を中心に据えた思考と行動により政策を遂行することなら、トランプ政権はまさに多極化した世界観により振る舞う典型国家であり、一貫性のない行き当たりばったりに見えたり、“同盟“に囚われない動きをするのは、必然と思われる。
戦後80年になるのに、未だにNATOや日米同盟が存在すること自体、不自然である。時代は変化し、常に変わる。国の形も変わる。日本について見るなら、経済大国から滑り落ち、人口減少、少子高齢化、インフラ老朽化、地方の衰退、農業漁業の衰退等負の課題に直面している。日本の課題は、多岐にわたり、優先順位をつけつつも同時並行的に取り組むべき課題ばかりである。
その意味では、日米安保だけが不変というのは、いかにも異様ではないか?しかも、日米安保条約においては、日本防衛はアメリカ帝国側の議会承認が必要であるなら、アメリカ帝国側に日本を助けるかどうか、大袈裟に言うなら、生殺与奪の権があるわけだろう。自国の存亡を外国に委ねることが自国第一や国益になるとは考えられない。加えて、助けてもらえるかもわからないのに、アメリカ帝国に基地提供しているのは、間抜け過ぎて、日本人としては情けなくなるばかりである。
戦後80年、多極化した世界、トランプ政権、日米安保をとい直す契機が多数出現している。しかし、日本においてそうした議論が深まる気配はない。そのことに、怒りなのか、落胆なのか、なんとも複雑な心境に囚われる。
トランプが日本を守らないというのなら、米軍は出ていけ!と言えば良い。サヨクは、これからは日米同盟ではなく、中露北朝鮮とも仲良く全方位外交を目指せ!というスローガンを掲げれば良い。お花畑とか、ネトウヨに揶揄されようと、サヨクはそうあるべきだと考えている。
>>6
これからは日米同盟ではなく、中露北朝鮮とも仲良く全方位外交を目指せ!というスローガンを掲げれば良い。お花畑とか、ネトウヨに揶揄されようと、サヨクはそうあるべきだと考えている。
同意です。落ちぶれたサヨクは中露は大嫌いようです。私はもう見限っています。
トランプ氏は、「核保有国」とは戦争しない。ウクライナも台湾も日本も韓国も守らない。安保条約など単なる紙切れに過ぎない。「米国が日本を守っても日本は米国を守らない」などと屁理屈を言っているが、弱虫の本性を露わに出しているに等しい。やる気のない人の言う論理です。本当に守ろうとしたら、別の言い方をするべきです。防衛に対する前向きな話で、具体的な内容になるはずです。
>>5
憲法9条は永遠です。勿論、今上陛下と愛子さんが皇統のオリジネーターとなるのです。仮に子孫が絶えたら、平和の象徴は選挙によって決めます。
>>9
トランプは戦争が嫌なんです。いずれは、イーロンに命令して、120万人の米軍を大幅に削減するでしょう。費用対効果がないものは捨てるというのが彼の理念です。