まず、双方とも、殺害に当局が何らかの形で関与している可能性が強く、当初報道の歪みが顕著である。日本の場合は新聞の見出しは同じ。字数、段数、重点の置きどころで、見出しが同じになることは大事件ではまず生じない。
ケネディ殺害では、オズワルド単独犯が前面に出ている。
安倍元首相殺害のケースも執刀医の証言では、弾は首つけね前方二か所であり。山上氏の位置からすればそれは無理にもかかわらず、メディアは山上氏犯人を打ち立てた。
両者の類似点を列挙してみよう。
ケネディ殺害と安倍元首相殺害の類似性:
項目 ケネディ暗殺 安倍氏暗殺
・囮: オズワルド 山上
囮の実行は困難 車は横に移動、照準難 十分な照準せず
前方の場所 前方周りに人不在 前方建物屋上等
操作を一点に集中 オズワルド 音と煙で山上に集中
直前に
孫崎享のつぶやき
ケネディ殺害と安倍元首相殺害の類似性:
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孫さんの真実解明の努力に敬意とエールを送ります。
銃弾ではないが、犯人の侵入経路が問題になったこともある。津久井やまゆり事件である。
深夜までテレビを観ていた時は山上の侵入が門から普通に入ったことが話題になっていた。ところが朝の報道を見ると建物の裏側のガラス窓を割って侵入したことになっていた。びっくりしたことを覚えている。警察が人であろうが銃弾であろうが侵入経路を発表するとすべての報道が変わってしまう。事実追求が無くなってしまう。事件報道は警察の発表によってほとんど報道しており、事実を警察が隠蔽すれば正義を御旗にして追及することは不可能でしょう。警察の怖さでもある。
確かに両事件には類似性が厳然としてあります。しかし、その環境はどうでしょうか?
ケネデイーのケースは、カストロの軍事的転覆と北越攻撃に大権保有者であるケネデイーが否定的でした。内部の推進派はその弱腰を批判してました。
一方、安部氏は当時勃発したウクライナ戦争ではプーチンよりでしたが、その時、既に首相の座を辞し、後継の岸田氏が反ロシアを鮮明に出していて、安部氏がターゲットになる可能性は極端にゼロに近いと言えましょう。ただ、令和への元号改定に安部氏が踏み切ったことに神道過激派が不満を募らせていたのです。一介の政治家になったとはいえ、彼はこと内政では隠然たる勢力を有していたのです。
以上のように整理しますと、両事件とも犯行要因は内部にあると思われるのです。
尚、ケネデイーの場合、KGBやカストロが暗殺したと米国内外で噂されましたが、煙幕でしょう。安部氏の場合、私も一瞬、CIAか?と疑いましたが、そうではないと思うようになってます。
ケネディ暗殺に関する機密文書公開は、80000ページと言われていたが、実際には6万4000ページだったとのこと。残りが公開されるのかは不明らしい。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/87310
この文書公開を報じる記者は、次のように記事を締めた。「それにしても国家機密やプライバシーを何とも思わぬトランプ氏の感覚には、米国民は今さらのように驚いている。」
この記事を書いた人は“ジャーナリスト“を自称している。それにもかかわらず、国家機密は隠蔽されても仕方ない、と言わんばかりの結び。やれやれ・・・。
もっとも、ClA関与による暗殺説を唱えたアメリカ人ジャーナリストは謎の死を遂げたという。上記の記事-「ケネディ暗殺に関する機密情報公開で暴露されたCIAの実態と個人情報漏洩」を書いた記者に命懸けの記者魂で真相究明を求めたいのではない。一般論として、命懸けを記者に求める権利を読者は持たない。当たり前だが。
しかし、国家機密は隠蔽されても仕方ないかの趣旨を、一般論としてあからさまにかかれても、一読者としては「なんだかなぁ」と思ってしまう。
その国家機密という呪文により、一国のリーダーやその関係者、或いは一部国家機関に都合の悪い人物が、都合よく消されて真相が闇に消えても良い、と?それって、民主主義?
よく独裁者プーチンとか金正恩とか、どこそこの国は民主主義じゃない、とかなんとか、よく日本の自称リベラルジャーナリストやメディアは、エラソーに上から論評しているが、国家機密は闇に葬られてよい、人が死のうがなんだろうが、機密の名のもとに真相究明は必要ない、という連中が多数派の国を、民主主義と呼ぶのは間違いだろう。それだけは断言してよいと思う。
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