中庸左派さん のコメント
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A- 1 jpmorgan. 「ドル化:米ドルの優位性は失われつつあるのか? 」 bloomberg 「ルによる決済の独占は間もなく終わりを迎える」 主なポイント 脱ドル化とは、世界の貿易および金融取引における米ドルの使用が大幅に減少すること。 脱ドル化の兆候は、コモディティ分野で顕著。エネルギー取引の価格が米ドル以外の通貨で決定されるケースが増。 世界的に、新たな決済システムにより、米国銀行を介さずに国境を越えた取引が可能になりつつあり、これが米ドルの影響力を損なう可能性。 外貨準備高における米ドルのシェア(ドル優位性の指標として最も一般的に分析される指標)は、特に新興市場で減少。 しかし、ドルからの分散化は増加傾向にあるものの、ドル優位性を支える要因は依然として根強く、実質的な脱ドル化にはおそらく数十年かかる。 A- 2 bloomberg ドルによる決済の独占は間もなく終わりを迎える The dollars mo
「ヴァンス副大統領は現在、準備通貨を、ドルの過大評価を強制することでその「宿主」である米国経済の実態を蝕んでいる「寄生虫」に例えている。」これが事実なら、アメリカ帝国政府は準備通貨ドルを放棄従っている、ということだ。
https://www.unz.com/acrooke/trump-axes-a-stricken-world-order-but-theres-opportunity-amidst-the-turmoil/
自由貿易という名のグローバリズムがたどり着いたのは、結局は金融資本主義の横暴ではなかったか?財政赤字や貿易赤字がどれほど巨額になろうと、常にアメリカ帝国にドルは還流し、ヘッジファンドや機関投資家は巨額の資金力をテコに自由にマネーゲームを繰り広げボロ儲けしているシステム、それが金融資本主義ではないか?アメリカ帝国内の産業が衰退しようとも、マネーゲームにより富をいくらでも粉飾できるシステム。
そう考えると、既存の世界経済システムの既得権層は金融資本ではないか?庶民は金融資本のお陰で豊かになったか?庶民にとっては格差社会を押し付けられただけではないか?
プーチン大統領は、自由貿易に対置する「国民経済」の重要性を強調し、ロシアの向かうべき方向性に据えたという。既存の秩序が、既得権層の暴利を守るためのシステムであることは多い。新しい経済秩序の胎動の前に、株価が乱高下し、準備通貨が放棄され、国民経済が見直されるとしても、それは必要なステップなのではなかろうか?
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