米国の制裁にもかかわらず、イランの宇宙計画は強化されている(ブルームバーグ)
イラン南東部の港町チャーバハールの町を経済の中心地に変貌させるための建設工事が進められており、その中には今年開港予定の宇宙港も含まれる。計画では、フロリダ州のケープカナベラルに相当する施設を建設し、イランの宇宙開発を支える拠点とすることが掲げられている。
トランプ大統領は、宇宙打ち上げと弾道ミサイルの技術が実質的に同一であると考えているため、この計画を阻止しようとしてきた。イラン宇宙機関とイスラム革命防衛隊は、共にロケットと衛星を軌道に乗せている。
新たなプロジェクトには、20基のインターネット衛星ネットワークが含まれている。
イランの核技術とミサイル技術の両方の開発に対する懸念は、20年以上にわたり、西側諸国とイランの関係を支配してきた。国際原子力機関(IAEA)は、トランプ大統領の再選以来、核兵器に必要なレベ

ブルームバーグ「米国の制裁にもかかわらず、イランの宇宙計画は強化されている。宇宙打ち上げと弾道ミサイルの技術が実質的に同一。近年のロシアとの関係強化」。2015年の国連安保理決議で制限されていた弾道ミサイル関連の活動は2023年10月に期限切れ
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コメント
コメントを書く核保有は、国家の地位を国際的に格付けする現実を無視できない。
ウクライナは核放棄し他ためロシアの侵攻を許してしまった。保有していればロシアに侵攻されることがなかった。
核保有国は保有国同士は戦争をしない暗黙の了解があり、国家の安全が確約されるが、非保有国は攻撃の対象になり核保有国と戦うことになるが同盟保有国は必要最小限の有償支援しかしない。お金がない国は核保有国の前に跪くしか国家を守る方法がない。
北朝鮮が核開発をしているように、イランも開発を短期間に開発すべきであり、ウクライナも開発すべきでしょう。日本も韓国も台湾も核開発すれば保有国との差別扱いが無くなり、核廃絶が議論させることにつながるのではないか。イランには頑張ってほしい。
イスラエルが、単独でイランの重要施設を攻撃するとの噂がある。 もし実行されれば、戦争のエスカレーションは避けられないと考えられる。
イランが壊滅的な状態になるのか、イランの攻撃力が無視できないレベルであれば、イスラエルも相当な被害が発生し、核使用の可能背が飛躍的に高まる。
トランプにイスラエルを止める力があるのか? トランプが出来なければ、イスラエルの暴走を止めることは、現状不可能な気がする。
エマニュエル・トッド氏の著書「文明の接近」でイランについて次のように語っているのです。
「イランでは政体は、フランス、イングランド、アメリカ合衆国と同様に、本物の革命から生まれたのであり、ここでは自律的な要因としての軍は存在しない。もっともこの国には軍が二つある。一つは正規軍、もう一つは革命から生まれた革命防衛隊である。この二重化が実際上は政治の自立性を保障している。選挙は確かに絶対的に自由とは言い難い。どんなものでも立候補することができるわけではないのだから。しかし、イラン・イスラーム共和国では、いつでも投票が行われ、多数派の交代も頻繁に起こる。不完全な民主主義ではあろうが、将来大いに見込みのある民主主義なのだ。それというのも、この民主主義は、上から下された計画の表現ではなく、住民の総体の異議申し立てを好み政治的多元主義を好む気質の表現だからである。」
西側の言論が綴るイラン情報に従えば、イランのイメージは閉鎖的暗くて独裁的であります。しかし、実際は洗練されていて近代性を追い求める国家だと言えましょう。加えて、このイランをロシアと中国が、米国が日本を守るように、守ると宣言しているわけです。米国とイスラエルが束になっても、イランに勝てません。にもかかわらず、イランのミサイルの脅威を煽るのは西側のミサイル開発予算額を拡大したいからではないでしょうか。
>>1
核放棄したから、ロシアの侵攻が、、は間違いです。
ロシア語を話すウクライナ人を浄化し始めたから、ロシアが侵攻いたしました。
民族浄化、ジェノサイドはいけません。
Indian Punchlineによると、イランの立場は次のとおりのようだ。
-------引用ここから-------
ペゼシュキアン氏はイランの核兵器拒否を改めて表明しただけでなく、強力な保障措置の対象となる用意があることを表明した。彼はこう述べた。「我々は原子爆弾を求めているわけではない。核爆弾を求めていないと公式に宣言したイスラム革命の指導者の上に誰が政策を決定できるというのか?何千回でも検証してみろ。我々が原子爆弾を保有していないことは何千回でも証明できるだろう。しかし、核科学と原子力エネルギーは必要だ。」
-------引用ここまで-------
https://www.indianpunchline.com/steve-witkoffs-iran-mission-holds-seamless-possibilities/
また、一方、トランプ関税ばかりが注目されているが、アメリカ帝国はイランとの対話も疎かにはしていない。
https://www.indianpunchline.com/us-iran-take-a-leap-forward-in-trust-building/
ロシアとの外交関係再開やイランとの対話は、トランプ政権が現実主義に基づいた考え方をとっていることを物語るように思える。
イランの後ろ楯は中露である。アメリカ帝国がイランに攻撃をしかけることは、現実的には難しいのではないか?イスラエルが暴走して、緊張が高まることも考えられるが、基本的にはイランがヒズボラやフーシ派、ハマスを支援しなくなれば、イスラエルとしてはイランと対立を続ける理由はないのではないか?
問題はガザ地区やヨルダン川西岸地区がどうなるのか、二国家解決の行方だ。この点では、パレスチナ人が結局生け贄にされているようにしか見えない。残念としか言いようがない。