米国の制裁にもかかわらず、イランの宇宙計画は強化されている(ブルームバーグ)
 イラン南東部の港町チャーバハールの町を経済の中心地に変貌させるための建設工事が進められており、その中には今年開港予定の宇宙港も含まれる。計画では、フロリダ州のケープカナベラルに相当する施設を建設し、イランの宇宙開発を支える拠点とすることが掲げられている。
トランプ大統領は宇宙打ち上げと弾道ミサイルの技術が実質的に同一であると考えているため、この計画を阻止しようとしてきた。イラン宇宙機関とイスラム革命防衛隊は、共にロケットと衛星を軌道に乗せている。
 新たなプロジェクトには、20基のインターネット衛星ネットワークが含まれている。
 イランの核技術とミサイル技術の両方の開発に対する懸念は、20年以上にわたり、西側諸国とイランの関係を支配してきた。国際原子力機関(IAEA)は、トランプ大統領の再選以来、核兵器に必要なレベ