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中庸左派さん のコメント

大事なことは、トランプ関税は多極化する世界の潮流の一環として位置付けることだと考えている。つまり、変化する世界の中で、日本の国益は何か、日本人がキチンと自らのアタマで考えることだ。

その際、日本政府として自動車を売るために米輸入拡大を交渉材料にする、或いは農産物の輸入拡大を落としどころにするような十年一日のような安易な姿勢を取ることは絶対に避けてもらいたい。

日本の農家を守ることは食糧安全保障の観点から絶対に必要だ。クルマをアメリカ帝国に売るために農家を犠牲にして、日本農業を壊滅に追い込む愚策は絶対に許されない。

以下の報道によると、日本政府は揺れているようである。しかし、自動車産業だけで国が成り立つことなどあり得ない。一将功成りて万骨枯る、のような日本経済であってはならない。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250425/k10014789251000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250425/k10014789251000.html

アメリカ帝国はトランプによって変わる。世界は西側覇権から中露BRICS、グローバルサウスが群雄割拠する多極化に移行した。それなのに、政治経済安全保障においてアメリカ帝国頼みであってはならない。

日本は“格下“ではない。堂々とアメリカ帝国と渡り合う気概を持てといいたい。

しかし・・・、それにしても以下のジェフリー・サックス氏のような主張が日本の主流メディアにおいて、日本の言論人の主張として全く見いだせないのは、何故なのだろうか?情けない、残念無念だ。

『アジアの米軍基地を閉鎖する』

https://www.other-news.info/close-the-us-military-bases-in-asia/
No.4
1ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A- 1WSJ :トランプ大統領、最大のライバルに遭遇:市場、市場の混乱の中、大統領は経済・貿易政策に対する姿勢を軟化させた。 トランプ大統領は最大のライバルに遭遇した。それは株式市場だ。 3 ヶ月前にワシントンに戻って以来、 トランプ大統領は 連邦政府機関を揺れ動かし、行政権を強化し、世界的な同盟関係に異議を唱え、世界各地におけるアメリカの経済関係を再構築してきた。彼の行動は、抗議活動、法廷闘争、世論調査の下落、そして政治的な反対に直面している。 しかし、これまでのところ、トランプ氏に確実に譲歩を促してきたのはウォール街だけだ。  ここ数週間、 トランプ大統領は市場の混乱を受けて経済・貿易政策に対する姿勢を軟化させてきた。 今月初めには、株式市場が暴落し、米国債の売りが投資家を動揺させたことを受け、 ① 数日前に導入した多くの 関税を 90 日間一時停止 した。今週は、中国からの輸入品に対する関税を 145% に引き上げたこ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。