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フレデイ タンさん のコメント

中国は歴史的にデフェンスの国です。秦の始皇帝は毛沢東先生によると北方騎馬民族の由。中原の漢民族は年月を掛けて征服者を同化してきたのです。

中国を明治維新を成し遂げた日本が海を渡って侵略したのは漢民族にとっては大災難でした。その攻勢は中国に大混乱をもたらし、その混乱は1945年まで続いたのです。人民解放軍はその大混乱が生み出したものでデフェンスでは世界最強です。

第二次大戦後は日本に代わって米国が中国を攻め、中国はデフェンスに専ら従事して今日に至り、一定の結果を出してます。武力でダメなら経済で何とかということでトランプは中国に高関税を仕掛けたのです。日本の嫌中族は興奮してました。中国は参るだろうと期待しました。

この高関税は、掛けられた方も困るが、掛けた側にも副作用は無視できない。特に中国製品で成り立っている米国はその反作用は致命的なのです。米国の税込消費者物価は天井を突き抜け、米国人口の99%の経済負け組を怒らす結果となったのです。

トランプがそういう大統領だということは中国には想像出来たことで、既に米抜きの経済建設の青写真を作り上げていて、トランプの今回の攻勢は中国に内陸部の経済開発へ傾斜するための好機到来と受け止められているのです。

関税戦争は中国をさらに強くし、米国を更に弱体化させるという米国にとっては皮肉な見通しか出てこないのです。米国が弱体化するだけで終われば良いが、米国債のデフォルトが危惧されてくるとなるとトランプも慌てざるを得ないのです。

トランプは中国なしでは生き延びれないことを学ぶでしょう。
No.4
2ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 : NYT トランプ大統領の攻撃性の限界 : トランプ大統領による中国製品への 3 桁の関税は世界貿易を混乱させたが、北京からの大きな譲歩にはつながらず。 the Limits of Trump’s Aggression 、 President Trump’s triple-digit tariffs on Chinese products disrupted global trade ― but haven’t appeared to result in major concessions from Beijing. トランプ大統領が過去 1 ヶ月にわたり 中国製品に 3 桁の関税を課し、その後撤回するという決定は、米国の貿易政策の威力と世界的な影響力を如実に示した。しかし同時に、これはトランプ大統領の強硬なアプローチの限界を改めて示すもの。 関税は最終的に、トランプ氏が耐えられないほどアメリカ企業にとって痛手
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。