トランプ大統領が貿易問題で欧州を激しく非難した理由、大統領の経済チームは、交渉の遅さに苛立ちを募らせている。(WSJ)
主要点
・トランプ大統領は、貿易交渉への不満を理由に、6月1日からEUからの輸入品に50%の関税を課すと警告した。
・米国当局者は、EUの交渉の遅さと、独占禁止法違反の罰金といった米国の懸念への対応に消極的であることに苛立ちを募らせている。
・米国はEUに対し、中国産業への関税賦課を求めている。
トランプ大統領によるEUへの突然の関税賦課の警告は、EU27カ国による税制、規制、そして中国への対応に対する経済チームの苛立ちが深まる中で行われた。
協議に詳しい関係者によると、トランプ大統領の顧問たちは、EU加盟国の貿易上の優先事項の違いが交渉を遅らせていると、欧州当局に対し非公式に不満を表明した。顧問たちは、欧州が交渉に慎重な姿勢を示し、EUが米国の懸念に対処する具体的な提案に消極的だ

トランプは貿易交渉への不満を理由に、6月1日からEUからの輸入品に50%の関税を課すと警告。・米国当局者は、EUの交渉の遅さと、独占禁止法違反の罰金といった米国の懸念への対応に消極的に苛立ち。・米国はEUに対し、中国産業への関税賦課を求めている。 (日本・韓国にも同様)
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コメント
コメントを書く米国と各国との貿易収支を見ていくと、中国は当然として、EUにも問題があることを指摘する報道機関がないのは異常である。
米国の標的はEUにも向かっていることを取り上げないで、トランプ氏が言い出すまで黙っている。私たちは、報道機関の情報を信用することなく、米国と中国・EU・日本・韓国の貿易収支の生のデータを見て判断しなければならない。データを見ればトランプ氏が無理を言っているわけでなくEUに問題があることが分かる。日本・韓国にも問題あるが話し合いで解決できる程度である。
データ
①.EUの対米輸出(サービス含まず)5316ユーロ(前年比5.5%増)
輸入 3334ユーロ
黒字額 1982ユーロ
② 中國の対米輸出 4272億ドル
輸入 1478億ドル
黒字額 2794億ドル
迂回輸出 メキシコ、ベトナムなどに輸出し原産地のラベルを張るなど
して米国に再輸出しており実輸出金額は上積みされる。
文春オンラインの記事をヤフーニュースが伝えているが、日本をよく観察した記事である。
米国のウリケ・シェーデという経営学者である。見出しは
<日本は米国企業より変化は遅いが、「機敏で賢く高収益をあげている」と日本企業は派手さがないが実質的に利益を上げる共通点を持っている。>
GDP総体では派手さがない(増えない)が、労働時間あたり実質GDPではG7では米国、英国の次にランクされている。日本は組み立て品では劣るが化学製品など素材分野では100%シェアのものもあり区押送相手がなく高利益を上げているのです。生産性が高いのです。
総じて見ると、トランプ流は最初に最大級の要求をガツンと打ち出し、それを観測気球にして“ほどよい落としどころ“を探るスタイルの交渉術のようである。
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-3167.html?sp
ポーズや演出等も駆使して、相手が怯むのを見極めて、落としどころを探るのは、交渉における常套手段だ。
貿易交渉では、トランプ陣営の真の“獲得目標“を見極めるために、相手方の裏側から情報を取る等の“工作“も有効ではなかろうか?
むかし、組合役員としての交渉ではそんなカンジで、正面だけでなく裏側からの情報収集も大事だった。
それと、私は交渉において絶対に譲れない点を繰り返し何度も相手方に伝える、或いはアピールすることも、よくやった。この手法は、ロシア特別軍事作戦において和平に関してプーチン大統領がウクライナに対して条件を突き付けて絶対譲歩しないとしているやりかたに似ている。
いずれにせよ、トランプ攻略には様々な交渉術を駆使すれば良いのだろう。それは平和的で人間的ではないだろうか?
一国の金融経済の構造はその国の民族性、社会性、歴史等と密接に関連して出来上がったものです。ところが、一つだけ例外国があるのです。それは米国。米国は民族性とそれに連なる歴史を根本から欠いた国なのです。従いまして、資本が自由奔放に活躍し、政治までも金銭により取引されても問題にさえならない特殊な国です。
資本が自由奔放ですから、儲けるのに手間がかかる産業は敬遠され、産業は海外に移転し、米国人は第三次産業で食べていくことになりました。その勢いは世界を席巻し栄華を極めてました。ところが何を血迷ったか、武によって世界を支配しようとして、見事に失敗し、そして登場したのがトランプ。彼はEUに呼びかけ、中国を非関税障壁国とか非経済市場国とか安全保障を脅かす国とかレッテルを貼り、中国を高関税で降伏させようとしてます。
それらレッテルは中国金融経済の本質ですから、中国にとって妥協出来るものではありません。中国は「高関税付けたいなら遠慮なくどうぞ!」と同じ迫力で反撃するでしょう。音を上げるのは米国の住人であり、又、EUを構成する民族性豊かな諸国でしょう。
>>1
貿易のアンバランスは資本の流れで調節されるものです。問題じゃありません。トランプは無知だから関税を大砲の砲弾だと勘違いしてます。選挙は反知性を喜んで選ぶ傾向があります。日本や米国が良い例です。
>>5
資本の流れで調節されるというのであれば、投資の自由、為替変動は市場に任せなければならない。
あなたは、ご都合主義で、一貫性が欠けている。
>>6
資本の流れを国家が管理する、その在り方が中国スタイルなのです。
中規模の国家の予算を上回るような式規模を持ったヘッジファンド等の投機によって歪められるのを中国は嫌っているのです。
それが悪いとは言えないと思いますが。
>>7
式規模は資金規模の変換ミスです。