A-1トランプ政権、海兵隊700人と追加の州兵2000人をロサンゼルスに派遣 州政府は提訴(BBC)
米ロサンゼルスで続く不法移民摘発の抗議デモ参加者らと警察・州兵などとの衝突で、米国防総省は9日、連邦政府の対応強化のため海兵隊700人をロサンゼルス地域に動員すると発表した。連邦軍が国内の法執行に絡んで派遣されるのは極めて異例。同省はその後、カリフォルニア州の州兵2000人の追加派遣も発表した。連邦政府はすでに州兵2000人を派遣しており、同州政府はこれが合衆国憲法に違反するとして提訴した。
ヘグセス国防長官はソーシャルメディア「X」への投稿で、海兵隊700人をロサンゼルス地域に派遣中だと説明。ロサンゼルスの南にあるペンドルトン基地から派遣されるとした。
そして、「私たちには連邦政府の法執行職員を守る義務がある。たとえ(カリフォルニア州知事の)ギャヴィン・ニューサムがそうしなくてもだ」とした。
米

ロサンゼルスで発生している騒擾の主な原因は、連邦当局による不法移民の一斉摘発に対する抗議デモに起因。「トランプ政権、海兵隊700人と追加の州兵2000人をロサンゼルスに派遣(「ロス大都市圏で連邦政府の職員や建物を防御している人を守るため 州政府は提訴(BBC)」
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コメント
コメントを書く報道は、不法移民の是非を問うていない。
問うているのは、不法移民に対し連邦兵を使って騒乱を鎮圧しようとしていることである。
鎮圧に対して不法移民を含んだ米国民の抵抗のレベルが上がれば社会不安が起きる。
社会不安排除のため連邦兵が任務についている。
不法移民の是非を問うのでなければ、治安維持のために、当たり前のことが当たり前に行われているとみるべきでしょう。
基本的には、私はアメリカ帝国の自壊、自滅、内戦等全ては覇権崩壊の一ステップと考えている。アメリカ帝国の覇権が消え去るのは、世界にとっては良い潮流である、という認識である。仮にも流血の惨禍を見たいわけではないが、これまでアメリカ帝国が世界に及ぼしてきた殺戮、虐殺、流血の悲劇を思い起こすのなら、やはり「天罰」とか、「神罰」はあっても不思議ではないな、という感想である。
さて、前置きが長くなってしまったが、今回の暴動を見て思うところを何点か、書いてみたい。
①そもそも、不法移民取り締まり抗議?って、非論理的だなぁ。ワケわからん、という印象。"不法"なら、取り締まるのが法治国家の建前。"不法"を取り締まることに抗議する、というのは、一般社会常識からは非論理なハナシだろう。
そういえば、昔、左翼リロンというか、某新左翼セクト(←古い響き!)は、内乱から革命へ!とか言ってたなぁ(今もか?)。
②「暴徒たちはメキシコ国旗を振りながら警官を襲撃した。」なぜ、メキシコ国旗?
https://revolver.news/2025/06/breaking-chaos-in-los-angeles-rioting-disorder/
暴徒が外国国旗を降っているのは、深刻な民族対立の光景と言わざるを得ないだろう。つまり、移民と既存住民の対立があり、融和できていない。理想とは程遠い状況。
③以上の意味で、やはりアメリカ帝国や西欧の移民政策さ失敗した、と総括するべきだろう。アメリカ帝国は失敗乃至は過ちの後始末に追われ、混乱に陥っている。海兵隊や州兵が動員された光景は映画『Civil War』のワンシーンが現実になったかのようだった。
以上から、私は単にトランプを非難すれば良いハナシとは思えない。日本が、アメリカ帝国の混乱や覇権低下から引き出すべき教訓は多い。
カリフォルニアは元々メキシコの領土だったわけです。従いまして、貧民街にはメキシコ系が非常に多く住んでます。
ロサンジェルス、サンデイエゴの社会の根幹がメキシコ系他南米人によって構成されていて、言語はスペイン語です。メキシコとの国境は実態的には単なる形式と言ってもいいくらいのものです。
トランプはそのような社会の根幹をなしているラチーノ(メキシコ他南米系の住人)を国外に追い出そうとしてます。しかも、軍の力を使って。でも、それは無理です。社会が出来上がっているわけですから。
その無理に加えて、トランプの関税がラチーノの怒りに火をつけたのです。カリフォルニアには海外から輸入される部品を組み立てて生計を維持しているラチーノが大勢います。トランプが下手に対処すると内乱に発展する可能性も否定できません。