
トランプ大統領への信頼低下で多くの国で米国のイメージ低下(ピュー研究所、6月11日) 国名信頼しない ()内は信頼する 英国62(37)、独81(8)、仏78(22) インド23(52)、日本61(38)、イスラエル29(69)
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
新着記事
- 米国は長年、対外資産(海外投資や債権)からの利子・配当収入が対外負債への利払い費用を上回り、第一次所得収支は黒字を維持。米国の強力な金融市場やグローバル企業の収益力による。だが金利上昇で対外負債利払い負担が増大、米国企業の海外部門からの収益上回り収支が赤字、構造的変化。 1日前
- 安倍氏22年7月8日大和西大寺駅付近で選挙演説中に銃撃され死亡。孫崎享①【安倍氏を銃殺したのは山上被告なのか】(23/04/13日刊ゲンダイ)、B-1:銃撃後搬送安倍元首相の手術を担当した福島教授記者会見―その頸部というのはどこら辺?…首の右元?。2か所^- 2日前
- 日経「日本の相互関税25%、航空機や建機に打撃 倒産増加予想も」、NHK「日本GDPは0.8%以上押し下げられる試算」、野村総研「関税全体のGDPへの影響は-0.85%。来年にかけ日本経済が緩やかながらも景気後退局面に陥る確率50%を大きく超える。」 3日前
- 台湾は過去中国と深い関係。台湾輸出米国17.6%、日本7.3%、中国 22.1%、香港13.1%。中国本土に投資。今米国の圧力で中国との経済的結びつきを減少する方向に動く。企業はそれが成功するか岐路。」イケメン・ハーバード修士・頼総統は台湾人に+なのでしょうか。 4日前
- メルケル元独首相のトランプ評「彼は“注目を求める人間”。不動産屋の視点。彼には全ての国は互いに競争、一方の成功は他方の失敗。協力によってすべての国の繁栄が増すとは信じていなかった。トランプ氏がEUに関税を課しても怯んではならない。我々自身も関税で報復すべきだ 5日前
コメント
コメントを書くトランプの存在意義は、既存の秩序、グローバリズム、西洋的価値観の破壊者という点にあると考えている。冷戦後、アメリカ帝国が覇権を独占し、グローバルスタンダードや金融資本主義を世界に押し付け、世界中で政権転覆や、一握りの大金持ちにより富を山分けしてきた構造が、"ルールによる秩序"に過ぎなかった。また政権転覆にはしばしば軍事力行使も伴った。トランプは、MAGAを掲げて、覇権放棄を鮮明にして、グローバリズムや金融資本主義から撤退しようとしている。その意味で、多極化した世界の指導者の一人となっている。
これに対して、グローバリスト、戦争屋、金融資本等がトランプを敵視して、非難することは当然の流れであろう。そして、このトランプを敵視する勢力は、自由民主主義を隠れ蓑にして、その実、世界に自らに都合良い価値観を押し付け、貧者から富を吸い上げ、従わなければ軍事力を行使して、叩き潰すということを繰り返してきた。だが、今や中露BRICS、グローバルサウスは、そのような西洋のご都合主義、ダブルスタンダードを見抜いているし、西洋に力強く対抗できるようになった。「西洋の敗北」(エマニュエル・トッド)と、多極化は表裏一体である。
この調査はピュー研究所が実施したということだが、信頼できる指導者は、マクロンが最も高いということには、失笑した。どういう価値観に支配された研究所か、よくわかる。グローバリズム、戦争屋、金融資本がトランプをなんというかより、彼らが世界の表舞台から退場することを、グローバルマジョリティは望んでいるのではないか?
トランプは"信頼されない"ことに意義がある。
トランプをバックアップするブレーンたちの政治思想から判断すれば、彼の取るべき政策は産業復興と財政改革なのです。
それぞれ大きな問題でマスタープランと戦略、戦術を綿密に用意し、実行すべきものなのですが、彼はどちらかと言えば感情が先に立って空回りしている感を否めません。
不法滞在者の国外追放、イスラエル/イラン問題は複合人種国家米国の本質と密接に絡み合うもので、一刀両断で解決する問題ではないのです。
とても残念なことだが、トランプはその性急な性格故に、中間選挙前には行き詰まり、残りの期間を副大統領が務めるのではないでしょうか。