A-1「研究力ランキング、トップ10に中国8機関…日本勢は東大23位が最高」(読売)
 学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーは、2024年に主要科学誌に掲載された論文数などに基づく研究機関の研究力ランキングをまとめた(ネイチャーインデックスは、物理学や化学、生物科学、地球環境科学、健康科学の5分野で、世界の有名な学術誌に載った論文の数をもとに、研究機関や国のランキングを決めるもの)。中国勢は1位の中国科学院などトップ10に8機関が入り、躍進が続いた。日本勢は東京大の23位(前年21位)が最高で、京都大は55位(同47位)で初のトップ50圏外になった。
 ランキングは、自然科学系や健康科学系などの145誌で発表された論文への貢献度を研究機関別に集計した。1位は中国科学院、2位は米ハーバード大で前年と変わらなかった一方、中国の浙江大や北京大などの中国勢が9位に転落した独マックス・プランク研究所を