トランプ大統領、ウクライナへの一部兵器の移転を一時停止
ホワイトハウスは、米国防総省が米国の兵器備蓄の減少が深刻化していると懸念していることを理由に、移転を停止したと発表した。影響を受ける兵器には、防空システム、爆弾、ミサイル、砲弾などが含まれる。
ホワイトハウスは火曜日、トランプ大統領が、米国の兵器備蓄の減少が深刻化していると国防総省が懸念していることを理由に、ウクライナへの防空迎撃ミサイル、精密誘導爆弾、ミサイルの一部の移転を一時停止したと発表した。
国防総省当局者によると、停止対象となっている兵器には、パトリオット防空システム用の迎撃ミサイル、精密誘導弾、そしてウクライナ空軍が米国製F-16戦闘機から発射するミサイルなどが含まれている。ロシアの侵攻から34カ月、特に危険な時期に、これらの兵器はロシアからの激化する攻撃を阻止しようとするウクライナの努力において、極めて重要な兵器となってきた。
 停止対象に含まれる兵器の正確な数や、停止の影響が戦場にどれほど早く現れるかは不明だが、一部の米国当局者は火曜日、これらの兵器がウクライナに輸送されるのは数カ月後になる予定だと発言した。トランプ大統領は先週、ハーグでのNATO首脳会議の合間にゼレンスキー大統領と会談した後、ウクライナへのさらなる兵器売却に前向きな姿勢を示した。しかし、その時点では既に国防総省で停止計画が進められていた。
ポーランドで見られるようなパトリオットミサイルランチャーは、ウクライナがロシアの攻撃から自国を守るのに役立ってきたが、これも停止対象となっている。
これらのシステムの一部は、今後1年ほどでウクライナへの納入が予定されていた。しかし、ロシアのプーチン大統領にとっては、米国がウクライナへの先進兵器の主要供給国としての役割から徐々に手を引きつつあるというシグナルとなるかもしれない。これは、プーチン大統領がウクライナ軍の弾薬とミサイル防衛システムがまもなく枯渇する可能性があると見なし、停戦交渉を長引かせるきっかけとなるかもしれない。
A-2:BBC:
A-2: BBC:米国、ウクライナへの武器輸出の一部停止をホワイトハウスが発表
一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は火曜日、ロシアの・プーチン大統領と2年半ぶりに会談(電話)した。
A-3ガーディアン紙:米国、ウクライナへの武器輸送を停止。備蓄量が不足している懸念からホワイトハウスは「米国の利益を最優先するため」一部の輸送を停止したと発表