安倍氏は202278 1131分頃、 奈良県大和西大寺駅 北口付近にて、選挙の応援演説中に銃撃され死亡した。
日本では山上氏が殺害したということで、終止符が打たれている。この事件での私の日刊ゲンダイでの記事を紹介する。
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A-1:孫崎享【安倍氏を銃殺したのは山上被告なのか】安倍元首相を銃殺したのは山上被告なのか…犯人が別にいるのであれば、世紀の滑稽譚に
公開日:2023/04/13
 ジョン・F・ケネディ米大統領の暗殺事件が起きたのは1963年1122日であ
る。当初、リー・ハーヴェイ・オズワルドの単独犯行とされたが、今日、多くの米国人は単独犯行とは考えていない。
映画監督のオリバー・ストーンは91年、この事件を調査した地方検事の姿を主に描いた「JFK」を作成し、アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞した。
 ロバート・ケネディジュニアは2024年大統領に出馬したが、一貫してケネディ大統領は軍・CIAに殺害されたと主張している。
 ケネディ暗殺事件を踏まえた上で、昨夏の参院選の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元首相の事件は今後の展開はどうなるのだろうか。
 私はこれまで、東大名誉教授や自民党関係者、評論家、米国人などから直接あるいは仄聞で、安倍氏の殺害事件は山上被告の銃ではない可能性がある――と聞き、彼以外の可能性の有無を考察してきた。
 近年、こうした作業で有難いのは、疑念を持ってツイッターに呟やくと、不思議にすぐ関連情報が集まることだろう。
 極めて重要だと思われる情報は、銃撃当日の治療に従事した奈良県立大附属病院での福島英賢教授の説明である。
 彼は「頸部前の付け根付近で真ん中より少し右に2つの銃創があり、一つは左の肩から貫通して出たとみられる」と説明していた。
 これを安倍氏と当時の山上被告の位置関係で考えてみる。
 極めて単純な論である。
 1発目は安倍氏が前を向いて演説しているから、当たっても後ろである。安倍氏は時計の反対周りで後ろを振り返っている。頸部前方の回転は90度以内である。山上被告の銃弾は角度からして安倍氏の頸部前の付け根付近には当たらない。
 福島教授が説明した時の関心は、安倍氏の治療がどうだったか、いつ死亡したかであり、誰も犯行と結び付けて考えてはいない。
 少なくとも福島教授の説明と銃撃事件の映像と合わせ考えれば、銃弾は前方ないし、右から撃たれている。つまり、山上氏が安倍氏を銃撃するのは難しいと言わざるを得ない。
 では仮に安倍氏を銃撃した人物が山上被告ではないのであれば、誰が殺害したのだろうか。
 我が国は安倍氏の国葬まで行った。そして多くの人は山上被告を殺害犯と思っている。だが、万が一にも犯人が別にいるのであれば、世紀の滑稽譚となるであろう。
 山上被告以外に犯人がいる可能性があるにもかかわらず、なぜ当局は解明する努力をしなかったのだろうか。私はいろいろと推測しているが、ここでは事実を記述することに徹したい。
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B-1:銃撃後搬送された安倍元首相の手術を担当した福島教授のインタビュー
日本のほとんどの人は安倍元殺害事件には多大な関心を持っている。そしてこの事件の解明のカギは、福島教授の説明である。不思議なことにこの福島教授の説明を新聞なり、ビデオで見た人はほとんどいない。極めて重要であるので、ここに掲載する。
【記者会見の全容】安倍元総理が銃撃され死亡「搬送時点で心肺停止」「最終的には20人以上の態勢で処置」2022/07/11 19:30(MBSニュース)
 7月8日、安倍晋三元総理が奈良市で銃撃されて死亡しました。安倍元総理が搬送されて手術にあたった奈良県立医科大学附属病院が、8日午後6時ごろから記者会見を開きました。
 (福島英賢教授)
 「それでは私、福島の方からお伝えさせていただきます。安倍晋三氏ですが、本日午後0時20分に搬送されまして、病院到着時に心肺停止状態。蘇生処置をいたしましたが、残念ながら午後5時3分にお亡くなりになられました。来られた際に頸部2か所銃創がありまして、心臓および大血管の損傷による心肺停止と考えられます。当センターの方で大量輸血を行いましたけども、残念ながらというふうな結果になっております。以上です」
 以下、回答は福島英賢教授
 ――首の傷は大きさやどのあたりとか具体的に教えてください
 「場所はですね、真ん中のところと少し右の2か所です。大きさは非常に小さい」
 ――銃で撃たれたということだが、傷の深さは?
 「深さというのは心臓にまで到達する深さというふうに理解いただいたらと思います」
 ――搬送されてから死亡が確認されるまでの4時間半少しの間、どのような処置を具体的に行われていたのでしょうか?
 「胸部の止血、それから大量の輸血、この2点です」
 ――量としてはどれぐらいの輸血をした?
 「100単位以上です」
 ――弾は体内に残っていたのでしょうか?
 「手術しているときに弾丸は確認できませんでした。その後はちょっとまだ、今後の経過でわかることがあるかもしれませんが、手術中にはわかっていません」
 ――報道等で2発発射されたということになっているが、このうちどちらが致命傷になったのか、2つ傷があるということですが?
 「それはちょっとわかりかねます。わかっているのは銃創と思われる傷が2つあったということだけです。
 ――その傷によって出血してお亡くなりに?
 「その傷が、先ほどお伝えしたように、胸部に心臓大血管にたどり着いたため、その心臓大血管が損傷したために出血をされたということです」
 ――2発のところは胸部ですか?頸部ですか?
 「頸部です」
 ――頸部に2発?
 「頸部に2つの銃創があったということです」
 ――心臓が損傷してたと?
 「方向がそっち方向に向かっていたんだという」
 ――体に2か所銃創があり、心臓と胸部の大血管に損傷があったという言い方で間違いないでしょうか?
 「はい、その通りです」
 ――その頸部というのはどこら辺なのでしょうか?…首の右元?なるほど。そこに2か所と心臓部分というのはどういうことなのでしょう?
 「この下はすぐ大血管になっていますので、心臓は割と近いところにありますから」
 ――手術の内容を簡単に説明していただければと
 「基本的には出血するところを探しにいかないといけませんので、大きく開胸して、出血点を探しにいくという止血術という表現。蘇生的開胸術です」
 ――死亡につながった要因は、今回はどういうふうにお考えですか?
 「失血死でいいと思います」
 ――臓器の損傷、内部の損傷は激しかった?
 「心臓の傷自体は大きいものがありました」
 ――具体的にその傷というのはどういった形?
 「たぶん、弾丸による心損傷、大きな穴ですね。心臓の壁に空いた穴です」
 ――他の銃創と比較して、今回は何か特徴がありますか?
 「今回と比較してということは基本的にはしてませんし、銃創は基本的には入り口よりも大きな傷を作るものだというふうに理解していますので」
 ――貫通したような、反対側の傷はあった?
 「1つだけ左の肩に別の傷があったので、おそらくそこが射出口と言われるところだったんじゃないかというふうに考えています」
 ――片方はそこから貫通したのではないかと思われる?
 「はい」
  ――2つの傷はかなり近いところにあった?
 「距離的には5cmぐらい」
 ――今回撃たれた現場で即死したというふうに理解していいのでしょうか?
 「撃たれた現場で心肺停止状態になったというふうな表現になるかと思います」
 ――背後から銃撃を受けたという話があるが、傷は前側に付いていた?
 「はい、前頸部です。後ろに傷はありませんでした」
 ――2発とも前から入って、片方は左肩にというのは、左側の後ろということですか?
 「前というのは場所が前であって、どういう方向で入ったのかは、横からかもしれません。ただ、傷は前にあった」
 ――射出口とみられる傷は、後ろ側なんですか?
 「左肩の前の方です」
 ――でもそうすると、もう横で通るように出るしかないという?
 「そこはちょっとわからないですけど、そう思われる傷があったということです」
 ――心臓の壁を破ったと、大きな傷があったとの話だが、心臓を傷つけて左肩に抜けていったという感じ?
 「肩に抜けたのはもしかすると2発目とか、あるいは別の銃弾だったかもしれません。そこはちょっとわからないです」
 ――心臓の傷はどの部分?
 「心臓の心室ですね。心室の壁です」
  ――処置の規模感について、具体的に何人態勢でどのような状態で処置が行われたのか?
 「人数はですね、途中途中で応援も入って、最終的には20人以上の態勢。始まったときも10人以上の態勢を組んでやっていました」
 ――心臓の心室という部分が出血していたということだが、どういう血管から入ってどのように抜けていったか今の時点でわかりますか?
 「一直線で進みませんので、体の中であちこち動きますので、どうなるとかは正確にはちょっとわかりません」
 ――今のところは、入ってきた部分が頸部のどちらかの傷で、最終的におそらく心臓と肩口から1個ずつ出ていったように見られるということでよろしい?
 「今のところそう考えていますが、また専門家が見られると違うかもしれません」
――確認だが、安倍元総理の首の前部に傷があり、首の後ろ側には傷はなくて、肩に射出口とみられる傷があった、こういう理解でよろしいですか?
 「今の時点ではそういうふうに理解しています」
 ――頸部ということは弾は鎖骨の上から入ったということ?
 「高さは鎖骨よりは上ですね。鎖骨には(損傷は)なかったと思います」
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