A-1韓国・中央日報「米陸軍長官「在韓米軍、北朝鮮・中国2つの脅威に対応すべき」戦略に変化か」
最近訪韓した米国のドリスコル陸軍長官が、在韓米軍の任務は北朝鮮だけでなく中国の脅威にも対応することだと明らかにした。
 ドリスコル長官は101日、京畿道平沢のキャンプ・ハンフリーズで行われたメディア懇談会で、「在韓米軍の主な任務は中国なのか、北朝鮮なのか」という質問を受けて「両方とも基本的な脅威だ」と答えた。これは在韓米軍を対北朝鮮抑止にとどまらず、対中牽制や台湾海峡有事の際の投入可能性まで念頭に置いた戦略的柔軟性拡大の構想と重なる。
 ドリスコル長官は「米韓同盟は数十年にわたり続いてきた特別なパートナーシップであり、韓国軍を信頼し依拠できるという点をよく知っている」と強調した。
テイラー在韓米第8軍司令官職務代行も「同盟の任務は、インド太平洋においてどのような脅威にも対応できるよう最強の現代化を備えた戦力を維持することだ」と説明した。
 ドリスコル長官は韓半島(朝鮮半島の最大の安保脅威に「ドローン」を挙げ、先端武器体系の追加配備を予告した。「中国は1300万台、ロシアは400万台のドローンを生産中であり、これは人類が直面した新しい次元の脅威」とし「韓国とのリアルタイム情報共有、共同対応、多層防御体制を構築することが課題だ」と語った。
米軍は最近、巡航ミサイルやドローンの迎撃が可能な次世代防空システム「間接火力防御能力(IFPC)」を在韓米軍第35防空砲兵旅団に配備した。ドリスコル長官は「強力な同盟と先端装備への投資が必須」とし「より多くの資産がこの地域に展開されるだろう」と明らかにした。
 また、韓国との防衛産業協力に関連して「ドローン脅威に効果的に対応するには韓国軍だけでなく製造業者や技術企業との協力が必要だ」とし「リアルタイム情報共有と共同対応が可能なソリューションを早急に用意しなければならない」と付け加えた。
 在韓米軍司令官の階級を4つ星から3つ星に下げようという米国防総省の方針をめぐる論争については、「意思決定構造を単純化し兵力を前方に集中させることが核心だ」とし、即答を避けつつもペンタゴンの肥大化を縮小する過程だと説明した。
高市早苗議員票149、地方36計185、小泉進次郎議員票145、地方11計     156。高市勝利には麻生氏の支持が大きい役割。一説に一回目麻生票を小林、茂木に与え、逆に決戦時両氏は高市にと言われている。対米隷属、中国との一段の対峙の流れになろう。
A-2在韓米軍、対中国抑止へ任務拡大 李大統領は不快感(共同)
在韓米軍が北朝鮮から韓国を防衛する従来任務を対中国抑止にも広げようとしている。インド太平洋地域で台頭する中国への危機感が背景にあるが、韓国側には地理的に近く経済的なつながりも深い中国から無用な反発を招くとの懸念が根強い。李在明大統領も不快感を示している。
 韓国メディアによると、ドリスコル米陸軍長官は1日、ソウル近郊で記者会見し、在韓米軍の任務は北朝鮮だけでなく中国の脅威にも対応することだと述べた。
 在韓米軍は9月29日、多目的無人機MQ9リーパーで構成された遠征偵察大隊を韓国西部群山の空軍基地に配備したと発表し「インド太平洋地域での監視、偵察」を担うと説明した。