中庸左派さん のコメント
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台湾海上封鎖、日米中台で最大計 3 万人近くの死者発生も CSIS 「明かりが消える?」㊤(写真・画像 1/1 )(産経)
画像が送付していない時には、次を利用ください。 https://www.sankei.com/article/20251216-HHONKSB4M5OLXHVXNACCTUINYQ/
今回の高市発言もそうした残念な事例だ。首相以下、一億総愚行に加担みたいな、目を覆うばかりの醜態は、さすがに一国民として萎えるものだ。
当の日本人は、中国がイチャモンを付けてきたとか、世界(特にアメリカ帝国)は日本の味方だとか、根拠のない自信に満ちているかのようだから、救いようがない。付けるクスリはないものか?
さて、あるインド人元外交官の論評の一節を引用したい。ある意味での、高市発言に関する”世界の客観的“評価がうかがえる。
「トランプ政権が中国との戦争に備えているという確かな兆候は見当たらない。新政権下の日本は、まさに暗闇の中で口笛を吹いているようなものだ。 」(Indian Punchline 「米国が多極化に適応する中、トランプ大統領の考えは?」)
https://www.indianpunchline.com/whats-on-trumps-mind-as-us-adjusts-to-multipolarity/
要は、誰に向かって何のために口笛を吹いているのか、わからない。バカだね、日本は、みたいな。(そこまでは口にはしないとしても)
また、アメリカ帝国についてだが、日本ではあまり関心を持たれていないようだが、トランプ政権の国家安全保障戦略が発表されて、多方面で論議を呼んでいる。
https://www.stimson.org/2025/experts-react-trump-administrations-national-security-strategy/
そこに書かれていることは、これまでのようなアメリカ帝国式介入主義の放棄だ。「不干渉、介入禁止、そして主権国家の権利」と。このアメリカ帝国の新方針に、高市発言は完全に反していることは、この知識さえあれば、小学生でもわかる。
私は、なんども述べているが、高市発言は二重に間違えている、と考えている。
①一つの中国という、約束、国際常識、国際慣習法に照らした間違い。
②事実現実としての間違い。即ち、事実はアメリカ帝国は不介入主義に転換しつつある。現実は、孫崎先生も再三ご指摘(今回の産経記事は、それを裏付け)のとおり、東アジアにおいて米軍も自衛隊も中国に軍事力では勝てない。ということは、存立危機事態という概念自体が無意味だ。中国には“勝てない”のに、存立危機事態もなにもないではないか?
従って、存立危機事態を言う事自体が、意味不明の愚行である。従って、高市発言は撤回一択だ。誤った発言にはメンツではなく、潔い撤回が正しい姿勢だ。
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