1―1:米国政策の中で何が重要か(CBS As year ends, Americans weigh in on cost of living, Trump, expectations for 2026 in CBS News poll
米国が直面する問題で、何が最も重要か(If you have to choose which of of those issues the most important facing the country ? December 21, 2025)
経済 職 26%
インフレ 23
ヘルスケア 17
移民 13
政府支出 9
犯罪 8
国際情勢 3
1-2 2025年後半に実施された最近の世論調査によると、2026年の中間選挙に向けて、アメリカの有権者にとって経済(インフレや経済全般への懸念を含む)が最も喫緊の課題として際立っており、回答者の59%が経済を国が直面する最大の問題だと認識している(harvardharrispoll.com)
2:経済政策の評価
2025年12月に実施された最近の世論調査によると、アメリカ人はトランプ大統領の経済政策を主に否定的に捉えており、経済政策に対する支持率は30%から36%、不支持率は57%から61%となっている。
マリスト世論調査(2025年12月8日~11日、、トランプ大統領の経済政策を支持する人は36%、不支持する人は57%(maristpoll.marist.edu)
AP-NORCの世論調査によると、トランプ大統領の経済政策に対する支持率は、2025年12月時点で30%となり、2025年3月の40%から10ポイント低下apnorc.org
3;米国党派支持率(RCP平均)
民主党 46.2%
共和党 42.2%
4:上記格差があったとすると中間選挙(11月)はどうなるか
下院(全議員対象) 民主党の勝利
上院(半数が対象) 共和党勝利
予算審議では下院が案を作成。
5:対中政策との関係
トランプとしてはこれら傾向を意識して今後の政策運営に当たる。
これ等は対外関係、就中対中政策に影響を与える。今日米国民にとって、米国の最大の敵はロシアではない。中国である。これを背景にトランプは中国に対し一時100%を超える関税を課した。これに対し中国は農産品などの輸入制限、レアアースの輸出規制に踏み切り、米国経済に打撃を与える姿勢を取った。米国経済の円滑な推移を望むトランプは方針を切り替え、「ディール」を志向した。「ディール」は敵対関係ではない。トランプは4月訪中を予定している。ベネズエラという不安定要素が加わったが、訪中が実現すればトランプは「ディール」を図る。
これら情勢は高市政権に影響を与える。高市政権は①トランプとの良好な関係を最優先する、②国内対策上対中強硬政策をとることを軸としている。トランプの政策を見れば両方の成立は無理だ。
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