A-1 NYT:トランプ氏、韓国との合同演習縮小を指示し、北朝鮮の指導者を称賛
トランプ大統領は日曜日、米国にとって長年の同盟国であり、アジア太平洋地域における国家安全保障戦略の要でもある韓国との合同軍事演習を縮小するよう、国防総省に指示したと述べた。
この発表は、アジアの同盟国間で高まっている懸念をさらに強める可能性がある。というのも、イランをめぐる米国・イスラエル対イランの対立が多大な注意と資源を奪っている状況下で、中国を抑止するために米国がどこまで行動するつもりなのか、疑念が生じているからだ。米国では重要な兵器の在庫が不足しつつあり、軍事資源をアジアから中東へと移転させている。
A-2:WPトランプ氏、金正恩氏との良好な関係を理由に韓国との軍事演習を縮小へ
同大統領は①演習の費用を理由に挙げたほか、②北朝鮮に対して「極めて不適切かつ敵対的」なメッセージを送ることは望まないと述べた。また、③イラン問題への協力がないとして韓国を批判した。
トランプ大統領は日曜日、「北朝鮮の金正恩総書記との極めて良好な関係」を理由に、ヘグセス国防長官に対し、韓国との合同軍事演習を「大幅に縮小」するよう指示したと明らかにした。
トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「こうした演習は多額の費用がかかるだけでなく(その費用の大半は、いつものように米国が負担している!)、ドトランプが大統領を務める間、脅威を与えることなく敬意を払ってきた国に対し、極めて不適切かつ敵対的なメッセージを送ることになる」と記した。
北朝鮮は金曜日、米韓が実施予定の軍事演習を「戦争の予行演習」と呼び、両国に対して対抗措置を講じると警告した。この際、同国は過去に合同演習を批判する際に用いたのと同様の表現を使った。
トランプ氏は、月曜日に開始予定の演習については中止するには時期が遅すぎたため、将来の演習を縮小する判断を下したと述べた。なお、今回予定されている演習の規模について、米韓両国は近年のものと同程度になるとしている。
トランプ氏は「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」への投稿で、イランの非核化に向けた米国の取り組みに韓国が協力しなかったことについても批判した。韓国大使館は、コメントの求めに直ちには応じなかった。
トランプ氏は大統領の1期目に北朝鮮の金正恩氏と互いに罵り合った後、数回の首脳会談を通じて関係構築を模索し、南北間の非武装地帯(DMZ)を訪問した際には短時間ながら北朝鮮領内へ足を踏み入れたこともあった。
トランプ氏は2期目に入り、2025年秋のアジア歴訪を延長して金氏と再会する意向を示していたが、両者の会談は実現していない。
核を保有する北朝鮮は、歴代の多くの米大統領が孤立化を図ってきた権威主義国家である。米国は何十年にもわたり、北朝鮮に核兵器開発計画の停止を迫るため、同国の経済に対して厳しい制裁を科してきた。しかし、北朝鮮側はこれまでのところ、譲歩する姿勢を一切見せていない。
ロイター通信によると、韓国の李在明氏は、今年フランスで開催されたG7サミットの際、トランプ氏から北朝鮮に「目を向けるべき時だ」と言われたと明かした。李氏によれば、トランプ氏は金氏との対話再開を望んでいたものの、その進め方について苛立ちを抱えていたという。
トランプ氏は土曜日、北朝鮮の金正恩委員長との写真を公開した。その写真では、金委員長がカメラマンに厳しい視線を向け、トランプ氏もまた彼を怒ったような表情で見つめているように見えた。
トランプ氏は「この写真では険しい表情をしていますが、私たちが笑顔で写っている写真もたくさんあります。金正恩氏と私はとても仲が良いのです!」と書き込んだ。
トランプ氏によるこの発表は、イランをめぐる対立が6ヶ月目に入り、一部の米当局者が国防総省の資金難や深刻な弾薬不足について警告を発する中で行われた。同氏は投稿の中で、イラン問題への協力を韓国に求めた過去のやり取りにも触れた。
「少し話はそれますが(?)、最近、韓国の大統領にイラン・イスラム共和国の非核化に向けた取り組みに加わらないかと打診したところ、『結構です!』という返事でした」と彼は記した。
A-3 AXIOS
トランプ氏、ヘグセス氏に米韓合同演習の縮小を指示
トランプ大統領は日曜日、・ヘグセス国防長官に対し、韓国との米軍合同演習を「大幅に縮小」するよう指示したと述べた。
全体像:トランプ氏は、演習を批判する理由として北朝鮮の金正恩総書記との「極めて良好な関係」を挙げたほか、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」上で、イランの非核化に向けた米国の取り組みへの協力を韓国に求めたものの拒否されたことにも言及した。
本人の主張:「こうした演習は多額の費用がかかるだけでなく(その費用の大半は、いつものように米国が負担している!)、極めて不適切かつ敵対的なシグナルを送るものだ」とトランプ氏は記した。
背景:米韓両軍は月曜日、「乙支(ウルチ)フリーダム・シールド」と呼ばれる定例軍事演習を開始する予定であった。
この名称での演習は2022年から毎年実施されているが、その前身となる米韓の夏季演習は数十年前にまで遡る。
対立の火種:北朝鮮は水曜日、6月以来となる弾道ミサイルの発射実験を行った。専門家や軍当局者は、これを同演習に対する明白な抗議行動であると分析している。
日米韓3カ国は、このミサイル発射を非難した。
注目の動き:日本を拠点とする空母「ジョージ・ワシントン」が、太平洋から中東へ再配備されることになった。同艦は中東で空母「エイブラハム・リンカーン」と交代する見通し。
これにより、トランプ氏が朝鮮半島での演習を縮小させる動きを見せる中、米国は太平洋に空母を配備しない状況となる。
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