日本は今危険な道を歩み始めている。銃弾提供の次は軍か。
1:先ず韓国軍への銃弾提供は武器輸出三原則を逸脱するものであり、初めての行動で、日本の安全保障政策上極めて深刻な行動である。
「政府が23日、武器輸出三原則の例外として、陸上自衛隊の弾薬を国連を通じて韓国軍に譲渡したのは、事態の緊急性に加え、悪化する日韓関係にプラスになるとの計算も働いたためだ。しかし、これまで武器・弾薬の譲渡を「想定していない」としてきた国連平和維持活動(PKO)協力法を根拠に、例外への道を開いたことで、内外で論議を呼ぶことは必至だ。」(毎日新聞 2013年12月24日)
「PKO協力法に基づく措置で、銃弾のような殺傷能力のある武器の他国軍への供与は初めて。従来の政府方針との整合性の観点から議論を呼びそうだ。」(2013/12/23日経新聞)
2:日本がこうした歴史的転換を行ったのに、当の韓国はこの
コメント
コメントを書く武器輸出3原則の見直しに対する布石ではないか。
韓国側と話している内容が全く異なっている。日本は緊急事態に対する無償供与であり、韓国は予備のためであり補充分が届けば日本に返還といっている。
国体国の外交が出来ないので、結果論として、現場の話に基づいて銃弾一万発を自衛でなく殺戮用として供与したということになってしまう。問題は、韓国政府の関与なしに、日本政府が無償供与したことである。こんなことを許せば、武器輸出が相手国の了解なしに、個別に輸出できてしまう。武器輸出の下心が見え見えです。
世の中には戦争を引き起こしてでも自分たちが儲かればいいという人間がいる。どちらかの側に組するのではなく、どちらにも武器を売りさばく。結果、人間が死ぬことで自分たちが生き残る。逆に世界が完全に平和になってしまえば、自分たちが滅んでいくしかない。彼らにとっても命をかけた戦争なのかもしれない。
僕は僕らの目の前に僕らに対するある種の敵意を持った民族がいることを知っている。でも彼らのいうように日本人はもっと自分たちや彼らの歴史を知る必要がある。古代日本がいかに彼らが作り上げたものに依存して今の日本を作ってきたか、彼らの血がどれほど自分たちの体に流れているか。彼らが歩んできた悲しい歴史や、倭冦や秀吉や先の戦争でどれだけ彼らを苦しめてきたのか。日本にはそれなりの思いやりはあったのかもしれない。でも彼らの国土に侵略したことはまぎれもない事実だ。そのことを今になって反省する。
死の武器証人を滅する方法は彼らを叩くことではなく、目の前にいる敵意を持った友人を愛し感謝することだ。本当に日本人は彼らに大きく依存してここまで大きく成長してきた。その心からの感謝の思いが伝われば、向こうもあるいは心を開くかもしれない。その可能性に期待している。
韓国国防省が「予備量を確保するため臨時で借りたものだ。(銃弾は)不足していない」と語ったとすれば、格別の謝意を期待してもそれは無理でしょう。国際関係も個人の交際と同じで、必ずしも言葉は実際の実力を反映するものではありませんし、一方、日本よりはるかに国としての国防意識の高い韓国が武器弾薬の世界では最も励レベルの小銃弾を借りると言うのは、たまたま一時的に現地で不足したというだけと解釈すべきでしょう。
全く、メディアというのは、話題になると言えば、後先考えずに飛びつくものですね。これは競争他者に負けないとする、職業病の一種でしょう。さらに、それに飛びついて大げさな議論を展開すると言うのも、問題ですね。防衛問題がきになるのなら、もっと防衛技術と世界の動きを公平に見た方がいいですね。今朝は日経の紙面に中国がイスラエルからミサイル搭載用の冷却装置技術を購入というニュースが出ていました。そのメーカーが「リコー」となっていましたが、まさかこれは日本の「リコー」とは関係がないでしょうね。どなたかご存じだったら教えてください。
訂正:「励レベルの小銃弾」は「低レベルの小銃弾」の間違いでした。
ところで今回のNakaBBさんのご意見にはほぼ全面的に同意します。特に「本当に日本人は彼らに大きく依存してここまで大きく成長してきた。その心からの感謝の思いが伝われば、向こうもあるいは心を開くかもしれない」という点は良いご意見だと思います。とかく政治に関する議論は左か右に傾きやすいものです。先鋭にならず、やや呆然と穏やかに世の中を眺め、現実をありのままに、冷静に受け入れるべきというのが私の考えです。そうすれば、日本と言う中庸の国の良さも見えてくるはずです。何でもかでも日本政府、官僚のすることを叩くだけ、日本国、日本国民を情けないと思う人々は、外国や外国人の実際の姿を知らない人々、彼らのその行為そのものが間違いであることに気づいていない愚かな人々です。私は米国に35年も住んで、やっと米国、米国民を日本国、日本国民と冷静に比較できるようになったslow learnerです。
>>4
一度書いたコメント削除してしまってすみません。今回は理解可能な文章になっていたようでうれしく思います。自分は大分ぼけていますのでその辺はご容赦を。あまりこの分野に詳しい人間ではないのでよろしく。
これなら例外で許せると思うけど。(弾薬の譲渡)