1月24日付・読売社説は「都知事選告示 東京の課題を幅広く論じよ」の社説を掲げた。読売新聞の社説は他の新聞に比して論理の飛躍があり、詭弁の羅列の傾向が強いが、今回も酷い。幾つかの論点を見てみたい。
「争点に浮上してきたのが、原子力発電所の問題だ。出馬を後押しした小泉元首相とともに、細川氏が「即原発ゼロ」を掲げたことで、耳目を集めている。宇都宮氏も「脱原発」を公約としている。 舛添氏は、「中長期的に原発に依存しない社会を構築していく」と訴えている。」
小泉元首相・細川氏の「即原発ゼロ」と、舛添氏の「中長期的に原発に依存しない社会を構築していく」とをほとんど同じ脱原発のカテゴリーに入れているようであるが全く異質である。小泉元首相・細川氏の「即原発ゼロ」は再稼働に反対である。「中長期的に原発に依存しない社会」とは「短期的に原発の稼働は容認する」含みを持っている。桝添氏は「再稼働は原子力規制委
孫崎享のつぶやき
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コメント
コメントを書く現在は、新聞など定期的購読をしていないが、読売新聞の購読が一番多いようだ。自分の経験で言うと、新聞を購読していると、新聞の言っていることをそのまま受け取ってしまう。疑問を抱くことは、よほど世の中が違った動きにならなければしない。そういう人たちが、たくさん居られて、急激な政治的変化が進んでいくと、この国が大きく変わることは確かである。
マスコミが体制の広告隊となって、体制の暴走の歯止めにならないのであるから、国際社会と協調できないと、いつか来た道の孤立化しかないことになってしまう。
なんといっても正力の作った新聞社ですからね。正力はコードネーム付きのCIAエージェント。ナベツネもいろいろ噂が絶えませんね。そのナベツネが秘密保護法の諮問会議座長だから本当にこの国はおかしいと思いますよ。安倍ー小泉ー池口恵観ー田母神ー石原慎太郎。靖国問題も絡めてなにかおかしいですよ。小泉なんか総理大臣いくまで靖国なんか興味なかったようだし、池口なんて金日成主席観世音菩薩が飾られてますよ。
孤立化いけないですね。暴走は良くないけど、努力しないといけないのはもう一方の方だし。