53:

 5月22日読谷村での講演に出かけた。

 読谷村は沖縄でも、かなり特異な存在である。

  1. 人口4万人余り(20115)。日本で最も大きい村である。村長さんに何故「村」でいるのですかと問うと、「市→町→村の順に偉いわけではない。村としての共同体を守ってきたし、それを大事にしたい」

  2. 米軍基地と深い関係にある。

    第2次大戦時、米軍は読谷村を通じて上陸。

    米軍は沖縄本島上陸後、読谷村全域を占領し、戦後も村民は自らの村(土地)に帰ることが許されず、収容所生活

    占領時(19461120日頃)、村土の約95%が米軍占領地

  講和条約が発効した1952年4月28日米軍基地が村土の約80

 復帰時点1972年5月15日現在のもので、村土の約73

 2006年7月31日、読谷飛行場の一部約140ヘクタールが返還。村土の約40%を米軍基地(弾薬庫)

 ヘリポート