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村田光平元大使、脱原発発信続ける。英文紹介。併せて報道関係への苦言

2014-08-28 07:43
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村田光平氏は元駐スイス大使である。

 スイスはチェルノブイリ原発事故をみて、被害の危険性から脱原発を決定した。村田氏はこの事実を学び、日本社会もスイスの経験から得られることがあるのでないかと発信した。これが当時の閣僚の反発をかい、公的な叱責をうけた。

 退官後も精力的に脱原発発言を行っている。2つ紹介する。

(1)マスコミの責務について「所感」平成26年5月23日 村田光平

 避難計画の策定の要請は100%の安全が保証されないことを立証するものです(確実に安全ならば、そもそも避難計画自体必要ありません)。

 「エネルギー基本計画」に記された「国は前面に立って原発再稼働を進めていくが、原子力災害対策は地方自治体の責任」 は国の無責任を立証するものです(自治体のみで責任の取りようがない大事故の発生は、フクシマ以来もはや想定内です)。

  福島の教訓はどうなったのでしょう

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物事は当事者になると見えにくいものであるが、客観的立場に立つとよく見えることが多い。最近少し流れが変わってきているとはいえ、先の大戦も、客観的立場に立てば、国際社会、特に中国韓国に謝罪し、新しい外交関係が築けるのであるが、日本の正当性を主張することから脱皮できないので、物事が良く見えず、靖国参拝などの誤りを犯すのです。原発も同じです。原発で得られる巨大利権に預かっていた人たちは、命の事より目先の利権が無くなることが怖く、経済性の面を主張することによって、原発にしがみついているのです。この国は、利権で生活する人があふれていますから、なかなか脱原発に向かっていかない。逆に、日本の実情を客観的に眺めていた諸外国が脱原発に向かっているのは皮肉です。脱原発に向かわない国国は、その国の国民性が成熟していないともいえる。

No.1 124ヶ月前

福島の原発事故処理の現在と将来を楽観視している専門家は世界で皆無ではないでしょうか。

1985年のノーベル賞を貰ったヘレン・カルデイコット博士は次のコメントを最近出した。
1、東電は氷の壁を造って汚染水が海に流れ込むのを防ごうと試みているが、馬鹿げた考えだ。今後少なくとも100年は続くのに電気代だけ考えても正しい策とは言えない。
2、東電はチェルノブイリを克服したロシアか米国の会社ベクテルのどちらかに指導を乞うべきなのに何故かしない。不思議だ。
3、東電は日に300~400トンの汚染水を太平洋に棄てている。しかし、東電は深刻な脅威とはならない範囲だと豪語している。放射能が水で薄まるとでも考えているようだ。しかし、それは間違い。生態系に濃縮されていくと考えるべきだ。濃縮される脅威に取り組むべきなのだ。

私は努めて東電の廃炉記者会見を見ている。廃炉費が国民が負担することになったせいか、
イ。のんびり、悠長。緊迫感なし。
ロ。報告内容に隠し事が多すぎる。
という感じを抱いています。本来は国民に向かって逆の対応にならねばならのにそうなっていません。

責任不在が一般化した国で再稼働なんて通常の神経であれば恥ずかしくって言いだせないと思いますね。

No.2 124ヶ月前

村田元大使のような方がいることは誇らしい限りです。スイス人の友人にも「日本にだってこういう人がいるのだ」と胸張って紹介したことがあります。「首相は無知無法無能でどうしようもない」と教えましたが。
この英文発言も彼らに紹介しようと思います。また、今年は「日本・スイス国交樹立150周年」とのことで、是非また村田元大使を生放送のゲストに呼んで頂き、スイス社会について語って欲しいと願っています。

No.3 124ヶ月前

>>2
「福島の原発事故処理の現在と将来を楽観視している専門家は世界で皆無ではないでしょうか」って?
もちろん、たくさんいるよ。
ある安全性の権威の言葉を教えてあげよう。曰く、
『炉心は崩壊熱で溶融するのではありません。また、NHKのグラフィック映像のように、ふにゃふにゃと崩壊熱で溶けて、液体となって流れ落ちるものでもありません。炉心溶融時点での崩壊熱量は、高々、定格出力の1%前後くらいでした。これを裏返せば、通常運転状態にある原子炉はその100倍もの出力の炉心を冷却して電気に変えているのです。
僅か1%やそこいらの崩壊熱で簡単に溶融する、やわなものではありません。事故が起きたことは悲しいことですが、福島事故は今後の原子力発電の安全対策に、大きな貢献を果たしていくでしょう。』
無知と偏見だけが日本の大衆とメディアの大勢を支配していると言っていいだろう。いずれ、日本は国としてこの代償を将来払うことになる。戦争を起こしたのも感情的な、感情的な国民である。シナ事変や大東亜戦争は軍部が起こしたのではない。提灯行列をやって日清日露の虚ろな戦勝を祝い、喜び、戦いの雄たけびを挙げた馬鹿な国民が軍部を煽ったのである。自分で考えることを知らない、マスコミに踊らされるだげの大衆は、当然、その報いをうけることになる。これは日本だけではない。ナチスをかついだのもドイツ国民も大馬鹿の集まりであり、日本人に対する人種差別から始まり、日本を戦争に追い込んでその結果、戦争にはかったが、米国兵に多大な死傷者を出したのも、馬鹿なアメリカの大衆が招いた結果である。

No.4 124ヶ月前
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