A事実関係:

「自衛隊派遣:恒久法、武器使用を拡大 政府・与党調整、PKOと同様」

「政府・与党は25日、国際平和協力活動で自衛隊が他国軍を後方支援するため新たに定める恒久法に、駆け付け警護や任務遂行のための武器使用を認める規定を盛り込む調整に入った。与党はすでに国連平和維持活動(PKO)で武器使用権限を拡大することで一致しているが、恒久法で定めるPKO以外の活動についても武器使用権限を広げる方針だ」(毎日新聞)

B:評価

 自衛隊の海外派兵の問題については、次の点から実施すべきではない。

1:「有志連合」の軍事行動は平和と安定をもたらさずに、かえって混乱を招いてきている。

 これまで、米国などは有志連合の形で、アフガニスタン戦争、イラク戦争、リビアのカダフィ政権打倒、シリアのアサド政権打倒に軍を派遣してきた。

 各々は地域の安定と平和を築くのではなく、混乱と不安定を助長している。